県の鳥 ツグミ

 本州以南に冬鳥として渡来し、福井県では、春・秋の渡りの時期と冬期に観察されます。

 秋期には山地で群れが見られますが、季節が進むと次第に平地の集落周辺へ移動し庭先の柿や木の実を食べにやって来ます。

 春、北へと渡る時期になると、田畑や河原などの地上で食べ物を探し、さえずることもあります。

 

 以前はかすみ網で大量に捕らえられ、その多くが犠牲となりました。そのため福井県では1967年(昭和42年)に県の鳥に指定しました。