自然保護センターの概要

概 要

自然保護センターとは 福井県自然保護センターは、奥越高原県立自然公園の中心に位置する六呂師高原の一角にあります。

この高原には雑木林や草原といった身近な自然をはじめ、妻平湿原と池ケ原湿原に代表される貴重な自然があります。

また、経ケ岳や荒島岳など福井県を代表する山々を望む景観や、光害が少なく天の川に手が届きそうな星空は県下でも指折りのものです。

このような自然とのふれあいを深めるまたとない環境のもとで、当センターは展示施設、天文施設、観察フィールドを構え、「身近な自然から宇宙まで」をテーマに自然保護の普及活動を行っています。また、資料収集、調査研究事業を行い、県内の自然に関する情報センターの役割を果たしています。

自然保護センターの事業展開

 自然保護センターの事業目的は、本県の豊かな自然を背景に自然のすばらしさ、楽しさを伝えることにより、広く県民の中に自然に親しみ、自然を大切にする心を育むことにあります。この目的を達成するため、センターでは下記のような事業を行っています。

展示事業

 自然保護に関する情報や調査研究、資料収集の成果を公開し、県民に自然の素晴らしさと保護の重要性を伝えます。

指導普及事業

 自然を学び、自然と共存しようとする動機付けの場を県民に提供するため、自然観察会、天体観望会、傷病鳥獣救護等の事業を行います。

研修養成事業

 自然保護に関心を持つ県民を養成するために、ナチュラリスト登録、リーダー養成講習会、普及誌の発行等の事業を行います。

資料収集事業

 各事業を展開する上での基礎となる、自然に関する標本や文献、視聴覚資料等の収集と保管を行います。

調査研究事業

 自然保護を推進するため、本県の重要な自然、希少な動植物等に関する調査を企画・実施します。