本館周辺には、約28ヘクタールの「自然観察の森」があります。この森には、湿原をはじめ雑木林やアカマツ林、芝生広場などがあり、1年間を通していろいろな動植物を観察することができます。
自然観察の森:妻平湿原(つまだいらしつげん)
「自然観察の森」の中にある湿原です。
5月のゴールデンウィークのあたりには、写真にあるようなミツガシワの群生が見られます。この他、カキランやトキソウなど貴重な植物の可憐な花が見られます。
自然観察の森:馬取池(うまとりいけ)
ファミリー芝生広場の隣には、馬がはまると決して自力では抜け出すことができないという伝説のある「馬取池」があります。ここでは、梅雨のシーズン、樹木の枝にぶらさがる白い泡状のかたまりを多数見ることができます。これは、モリアオガエルの卵塊です。
自然観察の森:トンボの池
エゾイトトンボやオオルリボシヤンマなど、季節によっていろいろな色のトンボが見られます。
自然観察の森:せせらぎの小径
早春のせせらぎの小径沿いには、ショウジョウバカマやキクザキイチゲなどの可憐な花があちらこちらに見られます。
自然観察の森:ファミリー芝生広場
アカマツの大木の下には一面に芝生が広がっています。リスがマツの実を食べた跡の“エビフライ”がたくさん落ちていました。
遠足のときのお弁当の場所として、最適な場所です。