5月の天文情報
1日 |
八十八夜 |
3日 |
憲法記念日 |
4日 |
🌓上弦 みどりの日 |
5日 |
こどもの日 立夏 |
6日 |
12時頃、みずがめ座η(エータ)流星群が極大(見頃は6日未明と7日の未明。1時間に5~10個程度。月の条件は良い) |
7日 |
1時、土星の環の消失(土星が太陽に対して横を向く) |
13日 |
🌕満月 |
18日 |
天王星が合 |
20日 |
🌗下弦 |
21日 |
小満 |
27日 |
🌑新月 |
30日 |
水星が外合 |
5月の星空散歩
5月に入ると火星がプレセぺ星団へ近づいていきます。5日には大接近、星団の中を通過するように見えます。望遠鏡で星団の星と共に楽しめるでしょう。同じころ、明け方の空ではみずがめ座η流星群が活発になります。流星を観察していると金星と土星が並んで昇ってきます。5月の初旬は、見どころいっぱい。寝不足になりそうな日が続きます。また、北斗七星の柄のカーブにそって南に延長してたどる「春の大曲線」が見ごろとなっています。これを目印にうしかい座やおとめ座など春の星座をさがしてみましょう。日暮れ時には西の空で木星も輝いています。
5月の惑星
水星・・日の出前、東の低い空に位置しています。30日に外合となり、その後、日の入り後の北西の低い空に位置し、太陽に近いので観察は難しいでしょう。
金星・・明け方の東の低い空に「明けの明星」として輝いています。明るさは、-4.7~-4.4等。
火星・・5月1日に太陽の東90°にやってきて東矩、夕方の空に見えます。明るさは、0.9~1.3等
木星・・宵の西から北西の低い空に見えますが、月末頃見かけの位置が、太陽に近くなり観察がしにくくなります。明るさは、-2.0~-1.9等。
土星・・夜明け前の東の空に見えます。7日に環の消失がありますが、日本では昇る前なので見られません。明るさは、1.2~1.1等。
天王星・・18日に合となりみられません。
海王星・・夜明け前、南の空に位置します。
見ごろな天体
惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…火星 木星
散開星団(若い星の集まり)…M44(かに座)
球状星団(年老いた星の集まり)…M3(りょうけん座)M68(うみへび座)
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…M97ふくろう星雲(おおぐま座)
銀河(何千億個もの星の集まり)…M66 M65 NGC3628(しし座)
M51子持ち銀河(りょうけん座)
M64ブラックアイ銀河(かみのけ座)
M104ソンブレロ銀河(おとめ座)
M81 M82(おおぐま座)NGC3115(ろくぶんぎ座)
恒星(太陽の仲間)… 春のダイヤモンド(アルクトゥールス、スピカ、デネボラ、コル・カロリ)
5月15日21:00頃 南の空
5月15日21:00頃 北の空
ステラナビゲータ―12より