11月の天文情報
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5日 |
🌕満月 おうし座南流星群が極大 |
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7日 |
立冬 |
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12日 |
🌗下弦 木星が留 おうし座北流星群が極大 |
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18日 |
しし座流星群が極大 |
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20日 |
🌑新月 水星が内合 |
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21日 |
天王星が衝 |
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25日 |
土星の環が極薄に(土星の環の消失) |
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28日 |
🌓上弦 |
11月の星空散歩
秋の夜空は、ちょっぴり暗めの星が多くて、なんだか寂しく感じることもありますよね。でも、そんな夜空を眺めながら、古代エチオピア王国の神話劇を星座の登場順にたどっていくと…まるで空に描かれた絵巻物を見ているような、ワクワクする体験ができるんです!まずは「秋の大四辺形」と呼ばれる四角形からスタート。そこから広がるのは、ペガスス座(空飛ぶ天馬)、アンドロメダ座(美しい王女)、カシオペア座(ちょっと自慢しすぎたお母さん)、ケフェウス座(困った王様)、ペルセウス座(勇敢な英雄)、そしてくじら座(海の怪物)と、まるで星空の舞台で繰り広げられる冒険物語!どんな神話が隠れているのか気になる方は、ぜひ当センターのプラネタリウムへ!星たちが語る物語を、楽しくご紹介しています♪
そして、なんと!10月25日には、土星の環が“消えてしまう”という珍しい現象が起こります。でもご安心を。環がなくなるわけではなく、地球から見てちょうど真横になるため、まるで紙の端を見ているように薄くなって、見えづらくなるだけなんです。こんなレアな瞬間、見逃す手はありません!秋の夜空は、静かだけどドラマチック。ぜひ一緒に星空の物語を楽しみましょう。
11月の惑星
水 星・・・20日に内合となり、以降日の出前の南東の低い空に位置します。
金 星・・・日の出直前の東から南東の低い空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
火 星・・・日の入り後の西の低い空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
木 星・・・真夜中の東の空、日の出前に南中します。明るさは、-2.3~-2.5等。
土 星・・・宵の頃、南東から南の空に見えます。明るさは、0.8~0.9等。
天王星・・・21日におうし座で衝となり、観望には好期です。
海王星・・・夕方の南の空に位置しています。
見ごろな天体
惑星・・・土星 木星 天王星 海王星
二重星・・・アルリシャ(うお座) アルマク(アンドロメダ座)
散開星団・・・二重星団h-χ(ペルセウス座) すばるM45(おうし座)
球状星団・・・M2(みずがめ座) M15(ペガスス座)
惑星状星雲・・・NGC7293 らせん星雲(みずがめ座)
銀河・・・M31アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座)
11月15日21:00南の空
11月15日21:00北の空
<ステラナビゲータ12より>

