8月の天文情報

8月の天文情報

1日

🌓上弦 水星が内合

7日

立秋

9日

🌕満月

11日

山の日 水星が留

13日

5時頃、ペルセウス座流星群が極大(見頃は12日深夜から13日未明。1時間に30個程度。極大は夜明け後。月の条件は悪い)

16日

🌗下弦

19日

水星が西方最大離角

20日

天王星が西矩

23日

🌑新月 処暑

29日

伝統的七夕(旧七夕)

31日

🌓上弦 二百十日

 

トピック

夏の夜空の一番は何と言っても「天の川」でしょう。一年中見えている天の川ですが、夏が一番きれいに見ることができるのです。といっても明るいわけではないので、できるだけ夜空の暗く澄んだ高原などに遠征してみるのがおすすめです。例えば六呂師高原とか。月明かりがあると見えにくいので、月の出ていない晴れたよるがおすすめです。

そして、8月といえば「ペルセウス座流星群」。今年はあいにく月が明るく、探すのは難しいかもしれません。それでも、毎年安定してたくさんの流星が出現する流星群、、痕を残すような明るい流星も飛ぶので、期待したいです。

 

今月の惑星

  • 水星・・・19日に西方最大離角となりますので、明け方の東の空で観察しやすくなります。明るさは、0.3~-0.6等。
  • 金星・・・明け方の東の空で、木星と並んで輝いています。明るさは、-4.0~-3.9等。
  • 火星・・・夕方、日の入り後の西の空に見えています。明るさは、1.6等。
  • 木星・・・日の出前の東の空に見えます。明るさは、-1.9等~-2.0等。
  • 土星・・・日の入りから3時間程経ったころ、東の空に見えます。明るさは、0.8~0.7等。
  • 天王星・・・明け方の南の空で見えます。
  • 海王星・・・夜更けの南の空で見えています。

 

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…土星 木星 天王星 海王星 

散開星団(若い星の集まり)…M11(たて座)  M6・M7(さそり座)

  球状星団(年老いた星の集まり)… M13(ヘルクレス座)  M5(へび座)  

惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…

M57 リング星雲(こと座)       

 M27 アレイ状星雲(こぎつね座)

 

今月のイベント

天文教室

★8月1日(金)「天体望遠鏡を作ろう」

        19:00~21:30 要予約(※好評につき定員に達しました)

★8月22日(金)「初めての星景写真を撮ろう」

        19:30~21:30 要予約 定員10名

特別観望会

★8月12日(火)「ペルセウス座流星群を見よう」

        19:30~21:30 

★8月29日(金)「旧七夕で星見会~フルートの調べと共に~」

        19:30~21:30 要予約 定員40名

企画展

★「ふくい星空写真展」開催中 8月31日(日)まで

 9:00~17:00 本館レクチャーホールにて

 

 

 

             8月15日21:00頃 南の空

 

             8月15日21:00頃 北の空

                 ステラナビゲータ12より