12月の天文情報

12月の天文情報

 

        2日  (木) 海王星が留
        3日 (金) 火星食(昼間に起こる)
        4日 (土)

🌑新月 金星が最大光度

         7日 (火)

大雪
  11日(土) 🌓上弦

  14日  (火)

16時頃、ふたご座流星群が極大(見頃は14日未明。1時間に50個程度。夜半過ぎに月が沈み、夜明け前は条件が良い)

 18日(土) 金星が留

 19日(日)

🌕満月(2021年最も遠い満月)
22日(水) 冬至
23日(木) こぐま座流星群が極大
27日(月) 🌗下弦

12月の星空散歩

 今年も残りわずかになりました。3日に昼間の火星食、4日に金星が明るく輝き、19日には今年最も遠い満月を見て、22日に冬至をむかえると、クリスマス。そして、1年が暮れていきます。今年はどんな年でしたか?星をゆっくり眺める時間はありましたか?

 もし、ゆっくり見ることが出来なかったなあという人がいらっしゃるようでしたら、12月5日から、12月19日頃まで見ることができる「ふたご座流星群」を見てみましょう。14日頃がピークで1時間に50個見られると予想されています。月明かりを避けて、探してみてください。

 

 

 

今月の惑星

水星・・・夕方、西の低い空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。

金星・・・12月4日、宵の明星の金星が最大光度-4.7等になります。

火星・・・日の出前、南東の低い空に位置していますが、見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。

木星・・・日の入りから1時間ほど経って、南から南西の空に見えています。明るさは、-2.3等~-2.1等。

土星・・・木星と並んで夕方の西の低い位置で、明るさは0.7等。

天王星・・・日暮れの空高く、見頃です。

海王星・・・12月14日に東矩となり、夕方の南の空にいます。

 

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…金星 木星 土星 天王星 海王星

恒星アルマク(アンドロメダ座) 冬のダイヤモンド(カペラ、ポルックス、プロキオン、リゲル、シリウス、アルデバラン)

散開星団(若い星の集まり)…M45プレアデス星団(すばる:おうし座)

                   M36.37(ぎょしゃ座)

球状星団(年老いた星の集まり)…M2(みずがめ座)  M15(ペガスス座)

散光星雲(自ら光を放つか、恒星の光を反射して輝くガスの雲)…

            M42 オリオン大星雲(オリオン座)

銀河31アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座)M74渦巻銀河(うお座)

 

 

 

 

 

            12月15日21:00頃 南の空

 

 

            12月15日21:00頃 北の空