2月の天文情報
1日 (火) | 🌑新月 |
3日 (木) | 節分 |
4日 (金) |
立春/水星が留 |
5日 (土) |
土星が合 |
8日(火) |
🌓上弦 |
11日(金祝) | 建国記念の日 |
13日 (日) |
金星が最大光度(-4.6~4.9等) |
17日(木) | 🌕満月/水星が西方最大離角 |
19日(土) |
雨水(太陽黄経330度) |
23日(水祝) | 天皇誕生日 |
24日(木) |
🌗下弦 |
2月の星空散歩
いよいよ冬の星座たちが南の空高くに登場して、冬のダイヤモンドがきらきらと輝きを増してきました。まだまだ夜は長くゆっくり楽しんでいると、東の空から春の星座が忍び寄ってきます。かに座、うみへび座、しし座の春の足音が聞こえるのももうすぐです。
そんな中、明けの明星として早起きの人の目を引くのは金星です。2月13日ころには最大光度マイナス4.9等星にもなるとか。日の出後の青空の中でもそのまま消えることなく肉眼で見え続けることにも注目してみましょう。
今月の惑星
水 星・・・17日に西方最大離角となり、日の出前の東の空低く見えます。
金 星・・・13日最大光度になり、昼間の青空の中でも金星を見つけやすくなります。
火 星・・・日の出前に南東の低い空に見え、明るさは、1.4~1.3等。
木 星・・・日の入り後、南西の空低く位置しています。明るさは、-2.1等。
土 星・・・日の入り後、南西の低い位置に見えますが、下旬になると見かけの位置が太陽に近くなり、観測できません。
天王星・・・夕方、西の天高く、7日~8日は月と並びます。
海王星・・・太陽に近くみられません。
※最大離角~太陽と内惑星の地心真各距離が最大となる瞬間のことをいう。地球から見て内惑星が東側にあるときを東方最大離角、西側にある時を西方最大離角という。
※週末天体観望会は、1~2月開催しておりませんのでご注意ください。雪の具合にもよりますが、3月より再開の予定です。ホームページ等でご確認くださり、ぜひお越しください。お待ちしています。
見ごろな天体
惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…天王星 金星
恒星(二重星など)・・・一等星(ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン)
散開星団(若い星の集まり)・・・・
M45プレアデス星団:すばる(おうし座)
M36、M37、M38(ぎょしゃ座)
M44プレセぺ星団(かに座)
球状星団(年老いた星の集まり)…M79(うさぎ座)
散光星団・・・M42オリオン大星雲(オリオン座)
超新星残骸・・・M1かに星雲(おうし座)
2月15日21:00頃 南の空
2月15日21:00頃 北の空