4月の天文情報
5日 |
清明(太陽黄経15度の時で天文学ではその瞬間のこと) |
6日 |
🌕満月(ピンクムーン) |
12日 |
水星が東方最大離角 木星が合 |
13日 |
🌗下弦 |
17日 |
土用の入り(太陽黄経27度) |
20日 |
🌑新月 穀雨(太陽黄経30度) 部分日食(日本では一般に南西諸島・九州地方南部・四国地方南部・近畿地方南部から関東地方南部にかけての地域・伊豆諸島・小笠原諸島で見られる) |
22日 |
水星が留 |
23日 |
こと座流星群が極大(見頃は22日深夜~23日未明。1時間に5個程度。月と金星が接近 |
28日 |
🌓上弦 |
29日 |
昭和の日 |
4月の星空散歩
北斗七星をひしゃくの形にたとえて、柄にあたる部分からたどる「春の大曲線」にそって、春の星座たちがいっせいに姿を見せ始めています。心地よい春の夜風に吹かれながら見上げる春の宵空、気持ちが和みます。
夕暮れ時には、宵の明星「金星」が明るく輝いています。そんな金星に23日には細い月が寄り添います。道具も何もいらない、晴れてさえいれば始められる簡単な趣味、「星見」。ゆっくりと散歩しながら始めてみませんか。
4月の惑星
水星・・・12日に東方最大離角となり、夕方の西の空で観察しやすくなります。5日から18日までの明るさは、-0.7等~1.2等。下旬には、高度が下がるので観察は難しくなります。
金星・・・日の入り後の西の空に見えます。明るさは、-4.0~-4.1等。
火星・・・夕方西の冬の星座の中に見えます。明るさは、0.9~1.3等。
木星・・・12日に太陽に追いつかれて合となり、観察は難しいでしょう。
土星・・・日の出前に東の低い空に位置します。明るさは、0.9等
天王星・・・観測は難しいでしょう。
海王星・・・観測は難しいでしょう。
見ごろな天体
惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…金星、火星
散開星団(若い星の集まり)…M44(かに座)
球状星団(年老いた星の集まり)…M3(りょうけん座)M68(うみへび座)
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…M97ふくろう星雲(おおぐま座)
銀河(何千億個もの星の集まり)…M66 M65 NGC3628(しし座)
M51子持ち銀河(りょうけん座)
M64ブラックアイ銀河(かみのけ座)
M104ソンブレロ銀河(おとめ座)
M81 M82(おおぐま座)
NGC3115(ろくぶんぎ座)
恒星(太陽の仲間)… 春のダイヤモンド(アルクトゥールス、スピカ、デネボラ、コル・カロリ)
春の大三角(アルクトゥールス、スピカ、デネボラ)
二重星(アルギエバ、コルカロリ、ミザール)
↑4月15日21:00頃 南の空(クリックで拡大できます)
↑4月15日21:00頃 北の空(クリックで拡大できます)