六呂師高原虫暦【妻平湿原ではヨツボシトンボが乱舞中】 2017年6月16日号
晴れた日の午前中、妻平湿原の上流側に隣接する小さな湿地では、ヨツボシトンボが乱舞中です。狙いは婚活!あちこちでペア成立です。でも交尾は10秒ほどで解消され、雌はすぐに産卵を始めます。交尾中のペアの写真を狙いましたが、飛びまわるペアの写真を撮るのは至難の業。乱舞している雄の写真を狙うも、こちらもあまりの速さで、ピンボケとブレの連続写真でした。おかげさまで、削除に数時間かかりました。
※写真をクリックすると、拡大表示されます。
拡大写真をさらにクリックしていくと連続写真をご覧になれます。
湿地の水面の上の可憐なイトトンボたちもご紹介します
(でもよーく探さないと見つかりませんよ)
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全長22mm~32mmで爪楊枝より細いモートンイトトンボ。
雄は腹の先がオレンジ色に染まりお洒落、雌は全身が柔らかな緑色の繊細なイトトンボです。
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こちらは、鮮やかなブルーとブラックのコントラストが見事なエゾイトトンボ。
モートンイトトンボより大きく、全長30mm~40mmです。
鮮やかなブルーはよく目立つので、見つけやすいと思います。
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こちらはエゾイトトンボを正面から撮影しました。顔が横に長く、ユーモラスな表情です。