◆今週末のイベントと自然情報 平成30年3月17日~18日

【お待たせしました!今週末より観察棟を再開します

 

 

 プラネタリウムや天体観望会を楽しみにされていたみなさん、お待たせしました。1月~2月の間、休止していた観察棟を3月17日(土)より再開します。以下のプログラムを通して星の世界にご案内します。みなさんのお越しをお待ちしています。

プラネタリウム

 職員の生解説で季節の星座や天体を紹介します。また、星座にまつわる物語を上映します。

毎週土曜・日曜、祝日 
10:00~、11:00~、13:30~、14:30~
(4回実施、各回40分程度)

 

週末天体観望会

 福井県最大の口径80cm巨大望遠鏡で季節の星雲・銀河・星団・恒星などの天体を観望します。

毎週土曜 19:00~21:00(3月、10月~12月)
     19:30~21:30(4月~9月)
 

観察棟にお越しの際の注意 

 本館前の駐車場から観察棟へと上がる遊歩道は、積雪と野鳥レストランの延長実施により、通行できません。そのため、観察棟にお越しの際は、下図のとおり自然の家から観察棟へ向かう坂道をご利用ください。矢印で示した駐車スペースを利用されると便利です。

 

観察棟近くの駐車スペースには立て看板があります。
観察棟への坂道は自動車の通行禁止です。徒歩でご来館ください。

 

 野鳥レストランの様子も少しお伝えします。キツツキの仲間やカラ類は、一時期より数は減りましたがよく訪れています。エナガやツグミ、ホオジロ、カシラダカなどが時々訪れるようになりました。キジバトが5~6羽の集団でよく訪れています。

 

エナガ 数羽の群れで牛脂を食べに来ます。

 

 自然保護センター周辺の道路沿いの森ではベニマシコの姿が確認されています。晴れている日には鮮やかな紅色の姿を楽しむことができます。

 

ベニマシコ

 

お知らせ

※積雪が多いため3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが

 決定しました。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

 

 

※保護中のニホンリスの公開が野外復帰に向けたリハビリのため、

 午前中のみ(10:00~)となりました。 ご了承ください。

 

 

3月17日(土) 3月18日(日)

●本館

 大好評!【冬の野鳥レストラン】

 近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

<日 時>1月5日(金)~3月31日(土)の開館日

     9:00~17:00

     3月はガイドは実施ません。ご注意下さい。

<場 所> 本館2階 森の学習室

 

※積雪が多いため、3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが決定しました!春が近づいてくると、レストランにホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリなどこれまでとは違う野鳥が訪れることもあります。野鳥ファンの皆様、お楽しみにして下さい。

 

 特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

 

 奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

 

オオルリ

 写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

  また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

 

 <場 所> レクチャーホール

 <時 間> 9:00~17:00 

 

【保護中のリスのエサやりを公開します!】

 ※土日だけではなく開館日には公開します。

 現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

 

工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

 <場 所> 工作室

 <時 間> 10:00~ 

 ※野外復帰にむけたリハビリのため、公開は午前中のみとなりました。

   ご了承ください。       

 

 ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

 2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

★観察棟 

 【プラネタリウム】 冬番組

 秋の星座解説と星座の物語。

 <時 間> 10:00~ 11:00~ 

       13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

 ≪星座の物語≫

 午前 「ふたご座の話

 午後 「天の狩人オリオンの話」

【週末天体観望会】3月17日(土)のみ 

   3月のテーマ

 「★誰もがびっくり 冬のダイヤモンドをみつけよう★」

 <時 間> 19:00~21:00

         (時間内に観察棟までお越しください)

 

 

 冬の夜空には一等星が7つあります。これは一年の中でも最も多い数です。その中の6つの星を線で結ぶと夜空に大きな6角形が出来上がります。これを「冬のダイヤモンド」と呼びます。華々しく輝く一等星達が作り上げる夜空の宝石を肉眼や望遠鏡を使って観望します。観望会はその他にもプレアデス星団やオリオン大星雲などの星団や星雲も観望する予定です。

 夜間はかなり冷え込みますので、真冬に野外で活動できるような服装でお越しください。