◆今週末のイベント情報 平成30年7月28日(土)、29日(日)
【キキョウとオミナエシが咲きました!】
昨年、職員作業で造成した絶滅危惧植物の花壇では、キキョウとオミナエシの花が咲き始めました。
キキョウとオミナエシは、かつては普通に見られる種でしたが、自生地がどんどん減少し、福井県レッドデータブックでは県域絶滅危惧種Ⅰ類に選定されています。しかし、現在は、どちらもなかなか野生の個体を見ることはできませんが、六呂師高原では、まだわずかの自生が確認されています。センターでは、こうした希少な種を保全するため、昨年、花壇を作りました。今年も順調に花が咲き、一安心です。
キキョウは、大きな風船のようなつぼみから、青紫色のたいへん美しい花が咲きます。現在、この花壇には10輪程の花が咲いており、これから開花するつぼみもまだまだ付いています。
一方、オミナエシは、茎を高く伸ばした先に、3~4mmの小さな黄色い花をたくさん付けます。この小さな花の間を、少しの移動で効率よく蜜を集めることができるため、その花々には昆虫が好んでやってきます。チョウやハチなど多様な生きものを間近で見ることができるでしょう。「冬の野鳥レストラン」のように、このオミナエシの花壇が、これからもっと開花し、「昆虫のレストラン」としてにぎわうことを願っています。
【お知らせ】
・7月28日(土)に実施予定の「土曜の夜はライトトラップだ」は、台風12号接近にともなう荒天が予想されるため、中止させていただきます。なお8月4日(土)にも、同じ内容のイベントを開催する予定ですので、そちらにお越しください。
・白山で、美化清掃や自然解説などのボランティアをしている白山国立公園パークボランティア。その活動の様子や、風景、動植物を映した「白山国立公園パークボランティア写真展」を本館レクチャーホールで展示しています。期間は8月2日(木)までです。
・7月31日(火)に特別観望会「15年ぶりの大接近!巨大な火星をみよう」を開催します。無料、受付不要です。ぜひご参加ください。
・8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。
7月28日(土)
★観察棟
【週末天体観望会】7月のテーマ:★15年ぶりに大接近する「火星」をみよう★ 開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。) ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。
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7月29日(日)
★自然観察の森
【四季の自然観察シリーズ】今週末は、2018年のシリーズ20回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。 <講 師> 石田 善之さん <テーマ> 夏の雑木林を探検しよう <時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15 (所要時間約60分) <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等 |
7月28日(土) 29日(日)
★本館
【カブトムシタッチコーナー】特設のカブトムシハウスの中で、カブトムシに触れることができるコーナー。 <場所> 本館玄関前 <時間> 9:00~17:00 |
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特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。 <場所> 1階 レクチャーホール <時間> 9:00~17:00(随時受付) |
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特別展【白山国立公園パークボランティア写真展】白山で、美化清掃や自然解説などのボランティアをしている白山国立公園パークボランティア。その活動の様子や、風景、動植物を映した「白山国立公園パークボランティア写真展」を本館レクチャーホールで展示しています。期間は8月2日(木)までです。詳しくはHPをご覧ください。 <場所> 1階 レクチャーホール <時間> 9:00~17:00 |
★観察棟
【プラネタリウム】夏の星座番組夏の星座解説と星座の物語。 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分) ≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」 |