◆今週末のイベント情報 平成30年9月8日(土)、9日(日)

【2018年県民参加型調査 

『日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト』への参加者募集】

 福井県で主に見られる赤とんぼは約11種。その中で最も数が多く、県内各地で普通に見られるのは、「アキアカネ」という種類です。童謡「赤とんぼ」の主役は、この「アキアカネ」だと言われています。

 ところが最近、このたくさんいたはずのアキアカネが、1/100~1/1000に減少し、地域によってはほとんど見られなくなってしまいました。

 また、このアキアカネは、夏の間に避暑をする生態を持っていて、暑い間は、多くの個体が県内の標高1,000m以上の山地帯で過ごしています。そして、秋の涼しさを感じるようになる9月中旬になると次第に高度を下げ、私たちの周りに姿を見せ始めます。昨年、六呂師高原に大群で現れたのは、9月9日でした。

 自然保護センターでは、身近な生き物を見つめ直す機会をご提供するため、これまで2回の赤とんぼを対象とした県民参加型調査を行ってまいりました。しかし、県内各地でいつ頃アキアカネが現れるのか、どの程度の数が飛んでくるのかといった情報はまだまだ少なく、アキアカネの物語を語るには情報が不足しています。

 そこで今秋、童謡に歌われた日本の秋の風景を末永く守り育てるために、県民の皆様のたくさんの目で、アキアカネを見つけたら報告していただく3回目の県民参加型調査を、17年ぶりに企画しました。身の周りでアキアカネを見つけられた方は、ぜひ自然保護センターにご報告してくださいませんか。

 調査方法や調査票、過去の調査結果等は、自然保護センターHPに記載しております。赤とんぼに興味をお持ちの方は、ぜひ、このプロジェクトにご参加ください。

↓詳しくは、HPの特設ページをご覧ください。

『日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト』リンク

 

お知らせ】

9月7日(金)から、天文教室「天の川の撮影に挑戦!(固定撮影)」の参加申し込み受付を開始します。この教室では、デジタル一眼レフカメラを使った天体の固定撮影の方法を学びます。人気の教室ですので、お早目にお申込みください。

 

・プラネタリウムが秋番組に替わりました。

 午前「みずがめ座の話」、午後「ペルセウスの冒険」

 

9月8日(土)

★観察棟

【週末天体観望会】

9月のテーマ:★星の最後の姿「惑星状星雲」をみよう★

惑星状星雲

 

開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

 

9月9日(日)

★自然観察の森

四季の自然観察シリーズ

 今週末は、2018年のシリーズ27回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

<講 師> 櫻井 知栄子 さん

<テーマ> 初秋の森を歩こう

<時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

 (所要時間約60分)

<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

 9月8日(土) 9日(日)

★観察棟

【プラネタリウム】秋の星座番組

秋の星座解説と星座の物語。

10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

≪星座の物語≫ 午前 「みずがめ座の話」 午後 「ペルセウスの冒険

ペルセウスの冒険