◆今週末のイベント情報 平成30年11月10日(土)、11日(日)

【晩秋の夜空を眺めよう】

 日暮れがずいぶん早くなり、仕事帰りに夜空を眺める人も多くなってきたのではないでしょうか。

 現在も夕暮れ後の南の空には、赤く輝く火星が目立ってます。また、11月11日から16日頃の南西の空では、月が土星と火星に近づきます。11日の19時までは土星の横に三日月が、16日の23時頃までは火星の横に月齢9の上弦の月が接近します。キラッと輝く惑星と月齢の若い月のコラボレーションは、秋の静かな夜空のイメージにぴったりでとても綺麗です。

 11月からは、流星を探すのもよいでしょう。13日には、「おうし座北流星群」が極大になると予想されています。8日が新月でしたので、この週末には観察に丁度良い流星群です。ひと際明るい流星(火球)の割合が高く、1つでも大きな流星を目にできればとても印象に残るはずです。ただ、出現数はあまり多くはありません。1時間に10個も流星を見られればよい方ですから、防寒対策をして、のんびりと時間をかけて探してみましょう。

 2001年に日本で流星雨となって見られた「しし座流星群」もすっかり出現数が少なくなりましたが、18日に出現数が極大になるとみられています。こちらも時間をかけて探してみると、おうし座流星群と同じく、もしかすると火球が見られるかもしれません。

 流星群はその星座を放射点とし、あらゆる方向に流れるものです。その星座だけでなく、その星座のある方角全体をぼんやり眺めましょう。おうし座は午後7時頃に東の空から、しし座は真夜中の1時頃から登ってきます。

 自然保護センター観察棟では、12月末まで週末天体観望会(毎週土曜19:00~21:00)を実施しています。望遠鏡で見ごろな天体を眺めたり、天文リーダーや職員と天体についてお話することもできます。たくさんの星たちと皆さまのご来館をお待ちしております。

 

≪お知らせ≫

【日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト】

 自然保護センターでは、身近な生き物を見つめ直す機会をご提供するため、これまで2回の赤とんぼを対象とした県民参加型調査を行ってまいりました。

 そして今秋、7年ぶりに3回目の県民参加型赤とんぼ調査を行います。身の周りで赤とんぼを見つけられた方は、ぜひ自然保護センターにご報告してください!

調査方法等は特設ページをご覧ください。

【11月末センター臨時休館】

 自然保護センター本館では、展示および保管している動物剥製および植物標本などの保護のため燻蒸作業を行います。そのため、センター本館は11月24日(土)~30日(金)までを臨時休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。

 

11月10日(土)

★観察棟

週末天体観望会 ★アンドロメダ座の二重星「アルマク」の色の違いをみよう★

アルマク

開催時間 19:00~21:00 (20:45までには観察棟にお入りください。)

※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

 

 

11月10日(土) 11(日)

★観察棟

【プラネタリウム】秋の星座番組

秋の星座解説と星座の物語。

10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

昼天観望会 15:15~16:00

≪星座の物語≫ 午前 「みずがめ座の話」 午後 「ペルセウスの冒険

ペルセウスの冒険