故 上木泰男氏の寄贈書籍の貸し出し(日本野鳥の会福井県・福井県自然観察指導員の会員 限定)

 故 上木泰男氏は「全国野鳥保護のつどい」における野生生物保護功労者表彰において、「総裁賞」を受賞している本県を代表する鳥類研究家です。この度、奥様である上木康子様より、野鳥などの動物生態学に関する貴重な書籍を、多数ご寄贈いただきました。

 これらの貴重な書籍を、より有効に活用していただくために、日本野鳥の会福井県、および福井県自然観察指導員の会会員の皆さまに限ってですが、貸し出しをいたします。

 以下のリンクは、貸し出し可能な書籍のリストとなっており、所定の「物品貸出し申請書・受理書」様式にご記入の上、当センターにおいてご提出いただければ、その場で図書を貸し出しいたします。借用期間は原則1カ月以内です。

※諸手続きへのご質問はセンターまでお電話ください。

 

★上木泰男氏寄贈書籍 貸出リスト★

 洋書のリスト(全915冊)

 和書のリスト(全391冊)

 その他(全133冊)

 

物品貸出し申請書・受理書様式ダウンロード

 ※福井県自然保護センターの物品貸出に関する規程

 

○上木泰男氏の略歴

1936 北海道札幌市で生誕
1959 現福井市松城町で育ち、福井大学学芸学部を卒業

1959~

1996

福井県内の高校にて理科の教鞭を執るとともに、休日等を利用して鳥の調査や研究を行う。主に水辺の鳥(シギ、チドリの仲間)を追い求め、南越地方に多く分布しているタマシギについては、その行動を1965~2005年までつぶさに調査・研究した。

1973~

2002

丹生郡織田町笈松にある織田山鳥類一級観測ステーションの代表調査委員を務める。主に越前海岸沿いに南下する小鳥の渡りを調査。環境省が行っている一連の標識調査がその中心となっている。1986年に「雪国のタマシギ」を発刊。

1996~

2006

教職を退職。大阪市立大学理学部動物社会学科研究室に留学。鳥類標識調査を続けるかたわら海外で実施される各種調査に参加する。
2011 死去