今週末のイベント情報 令和元年6月22日(土)、23日(日)
【池ヶ原湿原観察会&外来植物駆除】
現在、池ヶ原湿原では、湿原植物である「ミズチドリ」が大きなつぼみを付け始め、今週末には可愛い白い花が咲き始めるかもしれません。ミズチドリは、福井県レッドデータブックでは県域絶滅危惧Ⅰ類に記載されており、県内では六呂師高原のみに分布し、池ヶ原湿原が最大の生育地です。ミズチドリの花が満開になれば、茎の上の方に、鳥の形をした小さな白い花をたくさんつけ、その花からはとても良い香りがします。
6月23日(日)には、「池ヶ原湿原 植物観察会&外来植物駆除活動」を実施します。ミズチドリのような希少な植物が生育する湿原環境を守り、未来へとつないでいくために、特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウを駆除することが目的です。あわせて、初夏の湿原植物の観察会も行いますので、専門家の解説を聞きながら池ヶ原湿原の歴史や湿原植物等の生態系について詳しく学ぶことができます。今週末は、観察会や駆除活動で爽やかな汗を一緒に流しませんか。可愛い湿原植物たちとともに、皆さんのご参加をお待ちしております。
≪6月22日(土)、23日(日)≫
【池ヶ原湿原ガイド】 ※6月22日(土)のみ
湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。
<講 師> 北川 博正(福井県自然観察指導員)
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等
【四季の自然観察シリーズ】※6月23日(日)のみ
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。
<講 師> 伊藤 勝幸(福井県自然観察指導員)
<テーマ> 初夏の昆虫を探そう
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等
【六呂師高原のケモノたち はく製展示】
六呂師高原で見られる野生動物たちのくらしを、はく製とセンサーカメラでとらえた映像とともに紹介します。小さなお子さまからお楽しみいただけます。
<時 間> 9:00~17:00 随時受付
【プラネタリウム】
夏の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「天の川と七夕の話」
午後 「悲しきオルフェウスの話」
【週末天体観望会】※6月22日(土)のみ
<6月のテーマ> ★春の夜空で最も明るく輝くオレンジ色の1等星★
<時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。