今週末のイベント情報 令和元年8月17日(土)、18日(日)
【秋の花が咲き始めました】
自然保護センター前の学習広場では、現在、キキョウとオミナエシが元気よく花を咲かせています。キキョウとオミナエシは、かつては普通に見られる種でしたが、自生地がどんどん減少し、福井県レッドデータブックでは県域絶滅危惧種Ⅰ類に選定されています。センターでは、こうした希少な種を保全するため、おととし花壇を作りました。今年も順調に花が咲き、一安心です。
キキョウは、大きな風船のようなつぼみから、青紫色のたいへん美しい花が咲きます。現在、この花壇にはたくさんの花が咲いており、これから開花するつぼみもたくさん付いています。
一方、オミナエシは、茎を高く伸ばした先に、3~4mmの小さな黄色い花をたくさん付けます。この小さな花の間を、少しの移動で効率よく蜜を集めることができるため、その花々には昆虫が好んでやってきます。チョウやハチなど多様な生きものを間近で見ることができるでしょう。オミナエシはこれからさらに開花すると思われます。
8月後半は、このキキョウとオミナエシの花壇に注目です。もしかすると、「昆虫のレストラン」として、たくさんの昆虫でにぎわうかもしれません。六呂師高原にお越しの際は、ぜひご覧ください。
≪8月17日(土)、18日(日)≫
【ふくい星空写真展】
福井県内で撮影された美しい天体写真や星景写真を集めた写真展を開催します。一般から公募した美しい星々の写真を約60点展示します。
<時 間> 9:00~17:00
<場 所> 本館レクチャーホール
【ミニ展示「ふくいの猛禽類」】
福井県に生息しているワシ・タカ・フクロウなどの猛禽類(もうきんるい)をパネルやはく製で紹介します。
<時 間> 9:00~17:00
<場 所> 本館 森の学習室
【カブトムシタッチコーナー】
夏休み期間中は、だれでもカブトムシに触れることができるコーナーを設置します。
<時 間> 9:00~17:00
<場 所> 本館入口横
【四季の自然観察シリーズ】※8月18日(日)
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。
<講 師> 伊藤 勝幸(福井県自然観察指導員)
<テーマ> 夏の虫たち
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等
【プラネタリウム】
夏の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「豪傑ヘラクレスの話」
午後 「悲しきオルフェウスの話」
【週末天体観望会】 ※8月17日(土)
<8月のテーマ>「★『土星』の美しい環★」
<時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。