今週末のイベント情報 令和元年11月16日(土)、17日(日)
【木星と金星が接近】
先週号で紹介した宵の明星である「金星」を見つけることはできましたか。
この時期、金星と間違って見てしまうのが「木星」です。実は現在、木星の見える位置は日を追うごとに金星に近づいています。令和元年11月の23日から26日にかけては金星と木星の位置はとても近くなり、最も近づいて見えるのは24日の夕方となるようです。明るい2つの惑星が近くにあることはとても見応えがあり、自然と目が奪われます。
2つの惑星は肉眼では形までは分からないため、どちらが金星か木星か見分けがつかない方も多いと思います。明るさを比べると金星は約マイナス4等級、木星は約マイナス2等級で、金星の方が明るいことになります。24日に見るならば、高度が高い方が木星で、低い方が金星と見分けがつくのですが、26日になると高度が逆転するので注意です。
さあ、11月後半、天候の良い夕方は、西の空を眺めてみましょう。金星と木星が見えるかワクワク(惑惑?)しますね。
※自然保護センター本館は、11月24日(日)~30日(土)の間、燻蒸作業(館内の動物剥製や植物標本などの保護作業)のため、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、12月1日(日)からは、通常通り開館いたします。
一方、本館休館中も観察棟におきましては、11月24日(日)・30日(土)のプラネタリウムと昼の天体観望会、30日(土)夜の週末天体観望会は、通常どおり開催します。
≪11月16日(土)、17日(日)≫
【プラネタリウム】
秋の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」
【週末天体観望会】 ※11月16日(土)
<11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
<時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。