自然観察シリーズ 再開!(令和2年5月23日、24日イベント情報)
5月17日(日)より、「自然観察シリーズ」がスタートています。このシリーズでは、当センター周辺に広がる自然観察の森を、ガイドと共に歩きながら、六呂師高原の自然について詳しく知ることができる、とても楽しいプログラムです。今年度は5、6月と9月の毎週日曜・祝日(11:00~、13:15~)に、毎回違ったテーマで開催します。
今週末のテーマは「モリアオガエルに会いに行こう」です。モリアオガエルは雄が体長5~7cm、雌が6~9cmと大型のカエルで、その緑色がとてもきれいです。繁殖期になると、雄が「カララ・コロコロ」と鳴きながら雌を待ち、卵塊は雌雄共同で作ります。その卵塊の見た目はソフトボールくらいの大きさで、ふわふわのクリームのようにも見えます。センター近くの馬取池周りの木々はモリアオガエルにとっては絶好の産卵場所となるため、これから梅雨の時期にかけてどんどん数が増えていくと思われます。たくさんの卵塊が木々にぶら下がっている光景はなんとも神秘的です。
今週末は、高原の森の中を散策し、自然体験をしてみませんか。皆様のお越しをお待ちしております。
新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮をして実施します。当館へお越しの際は、マスク着用をお願いいたします。
≪5月23日(土)、24日(日)のイベント≫
【自然観察の森の生きものたち展】
自然観察の森で見られる植物や昆虫、鳥、哺乳類等の生きものを標本や剥製を展示し紹介する他、一部については生体でも展示し解説します。
<時 間> 9:00~17:00
<場 所> 本館 レクチャーホール
【自然観察シリーズ】※24日(日)のみ
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。
<講 師> 大石橋 節子(福井県自然観察指導員)
<テーマ> 高原の生きものたちは
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル、マスク等
※観察棟は現在閉鎖中です。そのため、プラネタリウムや天体観望会は休止とさせていただいております。