自然観察の森に夏到来!(令和2年7月)
今年に入ってから人間社会では様々な出来事が起こっていますが、自然はいつもどおりに季節が過ぎていきます。7月に入り、北陸地方の梅雨明けはまだまだですが、自然保護センターの自然観察の森では今年も夏の生きものたちが次々と現れてきています。代表的なものとしてはやはりクワガタで、自然観察の森では一番多くみられるコクワガタが、樹皮の下に隠れていました。
自然観察の森ではコクワガタの他に、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、もちろんカブトムシも生息しています。植物についても、コアジサイやクリの花が終わり、オオバギボウシの花が咲き始めるなど、夏の装いを見せ始めています。池ケ原湿原でもトキソウやミズチドリといった湿原の花々も咲いており、雨の合間には、六呂師高原に涼しい風が吹いてきます。みなさんもぜひ、夏を感じに自然保護センターや六呂師高原にでかけてみませんか。
≪7月4日(土)、5日(日)≫
◇本館
【自然観察の森の生きものたち展】
自然観察の森で見られる植物や昆虫、鳥、哺乳類等の生きものを標本や剥製を展示し紹介する他、一部については生体でも展示し解説します。
<期 間> 7月12日(日)までの開館日 9:00~17:00
<場 所> レクチャーホール
★観察棟
【プラネタリウム】
※1回につき最大20名まで(座席は指定させていただきます)
夏の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~ (所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「天の川と七夕の話」
午後 「悲劇の英雄ヘルクレス」
【週末天体観望会】 ※7月4日(土)のみ
※入館者数最大30名まで(滞在時間は約30分間程度)
<7月のテーマ> ★『ベガ』と『アルタイル』~星の明るさってなぁに?~
<時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。