週末のイベント情報 令和2年10月24日(土)25日(日)
【とっても目立つ外来植物】
今の時期、黄色の花穂を目立たせている背の高い草、それがセイタカアワダチソウです。外来植物として有名なセイタカアワダチソウは、明治中頃、主に観賞用植物として持ち込まれました。その後、高度経済成長期に急速に分布を拡大し、全国どこでも見られるようになりました。その分布は線路沿い、道路沿い、河川敷、住宅や工場用地など、人間の生活圏の周囲に集中しており、車、電車などの人の流れに乗って分布を拡げたと考えられます。現在のセイタカアワダチソウの分布に私たちの生活が大きく影響していることを物語っています。
また、セイタカアワダチソウは繁殖力が強く強健なため、他の植物の生育地を奪ってしまいます。環境省および農水省により「生態系被害防止外来種」に選定されており、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100 にも選ばれています。
≪10月24日(土)、25日(日)≫
◆本館レクチャーホール
【収蔵資料から見る自然保護センターの30年】
当センターが令和2年7月に開館30周年を迎えたことを記念して、30年の間に集めた収蔵資料を一挙展示します。
<期 間> 9月11日(金)~11月23日(月祝)の開館日
<時 間> 9:00~17:00
<場 所> センター本館 レクチャーホール
●自然観察の森
【自然観察シリーズ】 ※10月25日(日)のみ
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。
<テーマ> 「植物の冬支度を見つけよう」
<講 師> 廣野 栄美(福井県自然観察指導員の会)
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等
★観察棟
【プラネタリウム 秋番組】
※1回につき最大10名まで(座席は指定させていただきます)
星座になっている動物について、その動物の映像を見たり、星座について詳しい解説を聞いたりできます。
<星座の物語>
午前 「みずがめ座の話」
午後 「ペルセウスの冒険」
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
【週末天体観望会】 ※10月24日(土)のみ
※入館者数最大20名まで(滞在時間は約30分間程度)
<10月のテーマ> ★『M2球状星団』~無数の星の集まりを見よう~
<時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。