冬の野鳥レストランニュース　平成２８年３月４日号

　３月になり野鳥の来訪も一段落するかと思われましたが、思わぬ積雪があり、今週の野鳥レストランは大賑わいでした。まず、ツグミ、ホオジロ、ホンドリスが初来店してくれました。また、オオアカゲラが初めてエサ台近くの立木に長時間滞在したり、２月はほとんど訪れてくれなかった人気のゴジュウカラが２日連続で近くまで来るなど、野鳥撮影の愛好家には熱い１週間となりました。

　冬の野鳥レストランの開催期間は２月２８日までとなっていますが、それ以降も積雪があり、野鳥が訪問する限りはエサ台の設置を継続します。エサ台を撤去し野鳥レストランを閉店する際は、改めてホームページでお知らせしますので、それまでは３月も引き続き野鳥レストランをご愛顧ください。

【冬の野鳥レストラン来客名簿】　

今年の初来店の野鳥やけものは赤字

来店がめずらしい野鳥やけものは青字

野鳥名の後の数字は同時に訪れた個体数（最も多いとき）

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  ツグミです。福井県の県鳥ですが、野鳥レストランにはあまり来てくれません。

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  ホンドリスです。今年初来店です。職員が朝、エサ台の補充をしているときに、切株の上でエサを食べていたようです。職員の存在に気づいて、森の奥に去っていきました。

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  ゴジュウカラです。木に逆さになって止まり、写真のようなポーズをとるのが特徴です。何とも愛らしいポーズですが、あわただしく動き回るので、撮影するのはなかなか大変です。

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  キツネです。以前、エサ台を訪れたキツネと同一個体だと思われます。前に来た時は、立木にぶら下がった牛脂入りのカゴを丸ごと持ち帰ることができました。しかし、今回は牛脂がぶら下がっておらず、また、立木の穴に埋め込まれた牛脂を食べることができず、やるせない様子で森に帰っていきました。(写真提供：坂本勝彦さん）

   

  先日、開設したセンターのフェイスブックページで動画を公開しています→https://www.facebook.com/fukui.sizenhogo

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  オオアカゲラのオスです。今週は一日に何回も立木まで来てくれた日があったので、このような写真も撮影できました。上下で見比べてみてください。この写真は高いところから、低い立木へと飛んできたところです。翼を閉じて弾丸のように飛んでいます。

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  今週、毎日のようにエサ台近くの立木に長時間とまってくれたオオアカゲラのオスです。自然状態では遠くに姿を確認するだけでも難しいような野鳥です。こんな近くで写真を撮ることができるのは、冬の野鳥レストランならではです。

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  上の写真の続きです。立木の直前で、一気に翼を広げてエアーブレーキをかけ、着陸です。目で見ると、あまりにも一瞬でわかりませんが、写真でとらえると何ともカッコいい一瞬ですね。