「生きもの情報」カテゴリーアーカイブ
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2019.10.29
気温が下がり山の木々もうっすらと色づいてきた今日この頃、皆様は如何お過ごしでしょうか。現在、自然保護センター周辺の草むらや奥越高原牧場の牧草地では、コバネイナゴやフキバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタといった秋のバッタたちを見ることができます。
▲コバネイナゴ
▲フキバッタ
これから雪が降る季節を迎える前に、バッタたちは冬越し準備の真っ最中です。日本のバッタ類は冬には成虫が死んでしまうものが多く、その前に交尾をして卵を産み、そのまま卵で冬越しします。例外として、ツチイナゴやハネナガヒシバッタなどは成虫のまま越冬します。
さてここで、「イナゴってバッタなの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。バッタ類は大きく分けると、バッタの仲間とキリギリスの仲間のグループに分けられます。イナゴもバッタの仲間のグループに含まれています。バッタの仲間ではあるものの、「稲子(いなご)」の名のとおり、稲を食べる害虫であることがその語源となっています。
また、バッタたちだけではなく、キリギリスやコオロギ、カマキリ、赤とんぼといった多種多様な昆虫たちも同様に秋の季節を謳歌しています。皆様もぜひ、秋の昆虫たちを追いかけて、六呂師高原の深まる秋を感じてみませんか。 -
2019.09.27
秋といえば赤とんぼの季節です。六呂師高原では現在、自然保護センターの敷地内や、奥越高原牧場の牧草地、池ヶ原湿原や妻平湿原など、いたるところでたくさんの赤とんぼが見られます。
▲牧草地の有刺鉄線に止まるアキアカネ
▲行儀よく並んでおり、近づくと一斉に飛び立つ
赤とんぼの中でも数が多く、よく見られるのがアキアカネです。アキアカネは春の田んぼで孵化し、6~7月に羽化してトンボになります。8月になると熱い夏を避けて、標高1,000m程度の山地で避暑生活を送ります。そして9月になると、産卵のために山を下り、9月中旬から11月にかけて田んぼで産卵して一生を終えます。
この季節に六呂師高原で見られるのは、ちょうど山から下りてきた赤とんぼ達ということになります。赤とんぼ達が平地の田んぼに完全に降りてくるまで、しばらくはたくさんの個体を六呂師高原で見ることができますので、皆さんも是非、六呂師高原に来て赤とんぼ探しをしてみてください。 -
2019.09.04
自然保護センターの学習広場にある花壇では、オミナエシ、キキョウの花が今年もきれいに咲いています。これらの花は万葉集でも秋の七草として詠われた里山の草花でしたが、今では自生地がほとんどなくなり、絶滅危惧種になってしまっています。
そんなオミナエシですが、鮮やかな黄色が特徴的な綺麗な花で、それを目がけてたくさんの昆虫が集まってきます。蜜を舐めたり、花粉を食べたり、集めたりといった思い思いのことをしており、その様子から昆虫のレストランのようにも見えてきます。一方、花の傍らではオオカマキリやコカマキリが集まってきた昆虫を食べてやろうと待ち構えており、自然界のドラマティックな攻防が見られることもあります。
▲オミナエシとキキョウの花壇
▲コハナバチの一種
▲ツヤハナバチの一種
▲ドロバチの一種
▲アリ類の一種
▲コアオハナムグリ
また、オミナエシ以外でも、付近の花々では様々なチョウたちを観察することができます。
▲モンキチョウ
▲ジャコウアゲハ
▲ヤマトシジミ
▲イチモンジセセリ
夏が終わり秋の始まりを感じさせる今日この頃、自然いっぱいの六呂師高原では昆虫をはじめとして野鳥や動物など様々な生きものに出会うことができますので、この週末はぜひ自然保護センターへお越しください。
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2019.07.27
自然保護センター周辺には馬取池やトンボ池、妻平湿原などの水辺があり、季節によって大小様々、色とりどりのトンボたちを観察することができます。ちょうど今の時期は、キイトトンボ、オオイトトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アキアカネなどといった夏のトンボたちが盛んに飛び交っているのが見られます。
▲オオイトトンボ
▲ショウジョウトンボ
▲アキアカネ
センター本館の1階展示室では、田んぼや小川、ため池の様子をジオラマで再現したコーナーがあり、そういった水辺で見られるトンボの標本も展示しています。そのほかの水辺の生きものや生物多様性についても学べる展示となっていますので、野外の生きもの観察と併せてお楽しみください。
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2019.07.18
【続々登場!夏の虫たち】
このところ雨の降る日が多く続いており、人間にとっては少し憂鬱な季節ですが、自然の中では着々と本格的な夏を迎える準備が始まっています。自然保護センターのまわりの森の中では、夏の虫の代表選手であるカブトムシやノコギリクワガタの羽化が始まっているほか、草むらではナミアゲハやキアゲハ、キチョウといったチョウ達がのびのびと羽を伸ばしています。シオカラトンボやナツアカネを始めとしてトンボ達も忙しそうに飛んでおり、夕方近くになるとヒグラシ(セミ)の声が聞こえてきます。
そんな昆虫たちがいっぱいの自然保護センターで、7月27日(土)と8月3日(土)の夜には「光に集まる虫を観察しよう!(ライトトラップ)」を開催します。これは夜間に昆虫が光に集まる習性を利用し、白い布に光を当ててそこに集まってきた昆虫を観察するもので、講師による昆虫の詳しい生態を聞くことができます。同時刻には、天体観望会も実施しておりますので、夏の夜を十分に楽しめます。また、センター本館入口には、「カブトムシタッチコーナー」を設置します。誰でもカブトムシと直接ふれあうことができますので、こちらにもぜひお立ち寄りください。
その他にも、ミニ展示「ふくいの猛禽類」や「四季の自然観察シリーズ」、「週末天体観望会」などいろんなイベントを実施しております。。≪7月20日(土)、21日(日)≫
【池ヶ原湿原ガイド】 ※7月20日(土)のみ
湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。
<講 師> 山岸 登美子(福井県自然観察指導員)<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等【四季の自然観察シリーズ】※7月21日(日)のみ
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。<講 師> 井部 正興(福井県自然観察指導員)
<テーマ> 高原の生きものたちは<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等【プラネタリウム】
夏の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「豪傑ヘラクレスの話」
午後 「悲しきオルフェウスの話」【週末天体観望会】 ※7月20日(土)のみ
<7月のテーマ>「★最大の惑星『木星』★」
<時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。 -
2019.06.12
自然保護センター周辺で咲き始めた、今が見ごろの植物を紹介します。
自然保護センターから妻平湿原へ抜けるアプローチ歩道では、ナルコユリが見ごろを迎えています。「ナルコユリ」の「ナルコ」とは、絵馬のような形状の木の板に竹筒などを糸でつるしたもので、動かすことによって音が鳴る道具で、田畑の鳥の追い払いや、侵入者を知らせる防犯装置として利用するものです。ぶら下がっている鳴子の竹筒などが、茎に垂れ下がっている細長い花の様子に似ていることから、この名前がつけられました。ナルコユリは風に吹かれても音は鳴りませんが、葉に隠れてゆらゆらと揺れる花の姿は可憐ですよ。
自然保護センターから少し下った車道沿いや神明山には「ササユリ」が見られます。6月11日(火)には、開花したものが2株みられました。まだつぼみの株も複数ありますので、しばらくの間、清楚な花が楽しめると思います。「ササユリ」の「ササ」は、葉の形が「笹」に似ていることに由来します。花が咲くと白っぽいものからピンク色が濃いものまで、さまざまです。そして、周囲に甘い香りを漂わせます。また、池ケ原湿原では、「ノカンゾウ」、「コバギボウシ」、「コオニユリ」といった様々なユリの仲間が生育しています。それぞれのユリの形、色、香りの違いを体感しに、六呂師高原にいらしてくださいね。
「笹」の葉といえば、七夕飾り、七夕!自然保護センターは植物だけでなく、プラネタリウムや天体観測も楽しめます。プラネタリウムは土・日、祝日上映しており、現在午前10:00~と11:00~は「天の川と七夕の話」を上映しています。また、7月7日(日)には、自然保護センターの観察棟で「七夕の夜~織姫星と彦星に会おう~」と称して、特別展望会を開催します。星空の解説や天の川の観望をお楽しみいただけますので、ぜひお越しくださいませ。
≪6月15日(土)、16日(日)≫
【池ヶ原湿原ガイド】 ※6月15日(土)のみ
湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。
<講 師> 北川 博正さん
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等【四季の自然観察シリーズ】※6月16日(日)のみ
自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。
<講 師> 井草 貴男さん
<テーマ> 馬取池の生き物と環境について探ってみよう
<時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15
(所要時間約60分)
<集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。
<持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等【六呂師高原のケモノたち はく製展示】
六呂師高原で見られる野生動物たちのくらしを、はく製とセンサーカメラでとらえた映像とともに紹介します。小さなお子さまからお楽しみいただけます。
<時 間> 9:00~17:00 随時受付【プラネタリウム】
夏の星座解説と星座の物語。
<時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
(所要時間約40分)
<星座の物語>
午前 「天の川と七夕の話」
午後 「悲しきオルフェウスの話」【週末天体観望会】※6月15日(土)のみ
<6月のテーマ> ★春の夜空で最も明るく輝くオレンジ色の1等星★
<時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。 -
2019.04.05
4月2日、3日と雪が降ったことがうそのように、4日(木)からは、穏やかな日差しのもと、色鮮やかな春の妖精たちが美しい姿を見せてくれます。
現在、最もピークを迎えている植物がミチノクフクジュソウ(県域絶滅危惧Ⅰ類)です。鮮やかな黄色に輝く花が、本館前学習広場の横の斜面全体を覆い、まるで魔法でもかけられたような美しさです。
このミチノクフクジュソウは、生息域外保全のため、29年前に唯一の自生地である勝山市小原地区から十数株を移植したものです。平成の時代とともに、少しずつ分布を広げてきました。令和の時代も和かな(やわらかな)春を演出してほしいと思います。
そのミチノクフクジュソウが見える歩道横には、カタクリの花も見ごろを迎えています。薄紫色の花を、茎の先端に一つ下向きに咲かせる妖艶なカタクリの姿は、ミチノクフクジュソウの黄色い花とはまた違った印象を受けます。
これら2つの野の花はとても近くに群落を作っていますので、センターにご来館の際は、本館前学習広場横にお立ち寄りください。
春を謳歌しているのはこうした美しい花々や花に訪れる虫たちだけではありません。今回はこうした鮮やかな花々だけでなく、森の中でひっそりと咲く目立たない植物にもスポットライトを当てたいと思います。
観察の森の中をぶらぶらと歩いていると、枝先からぶらぶらとぶら下がったものが目につきます。実はこれらもれっきとした植物の花です。下の写真はツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属)の花です。
長く垂れ下がった黄色っぽいものは雄花の集まり(雄花序)です。
ひとつひとつの花を拡大して見てみると、花びらはなく、花粉を蓄えた葯がびっしりついているだけで、ひたすら花粉を作って飛ばす装置のようです。
一方、雌花の集まりは、こちらのイソギンチャクのような赤いものです。柱頭だけが露出し、やはり花びらはありません。
ツノハシバミは雄花も雌花も、花なのにまったく華がありません。そして蜜もいい香りもありませんので、虫には見向きもされません。虫に媚びることなく、風に任せてたくさんの花粉を飛ばすことで実を結ぶのです。
ヨーロッパのセイヨウハシバミは美味しいヘーゼルナッツとして知られますが、ツノハシバミの地味な雌花も秋にはおいしい“和製ヘーゼルナッツ”になります。今年は例年に比べかなり多くの花が咲いていますので、秋にはたくさんの実が見られるかもしれません。
他にも、春の森ではミヤマカワラハンノキなど、ぶらぶら雄花をぶら下げた低木を見つけることができます。
冬に葉を落とす落葉広葉樹の森では、風が運ぶ植物にとっては、まだ木々の葉が開いていない風通しの良い早春の今こそが遠く花粉を飛ばすことのできるチャンスなのです。
綺麗な花だけでなく、時には地味な花を観察すると、植物たちの生きざまが見えてきます。
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2019.02.22
【冬の野鳥レストラン情報】
2月16日(土)、野鳥レストランには珍しいお客さんが来店しました。来店した珍客は「キバシリ」です。キバシリはその名の通り、木の幹を走るように移動するのが特徴です。スズメより小さく、くちばしは細長く下に湾曲しています。残念ながら、その後来店することはありませんでしたが、来館者の方や職員たちは、珍客を一目見ることができ大喜びでした。
その他にも、今週は「アトリ」が来店するようになりました。アトリが六呂師高原に集まるのは主に秋と早春です。もしかすると、今週末のレストランには、春の訪れを伝えるかの如く、アトリの団体が何度も来店するかもしれません。
さて、冬の野鳥レストランは、積雪がなければ2月いっぱいで閉店となります。当レストランで野鳥たちを見ることができる期間も残りわずかです。閉店間近のレストランには、これからの雪解けとともに、北へ帰る途中に立ち寄る種が見られる可能性があります。平成最後の冬は、かわいい野鳥を見て癒されてみてはいかがでしょうか。皆様のご来館をお待ちしております。●2月15日(金)~2月21日(木)のご来店リスト
・ヤマガラ ・シジュウカラ ・コガラ ・エナガ ・コゲラ
・アカゲラ ・オオアカゲラ ・アオゲラ ・ヒヨドリ
・ミソサザイ ・アトリ ・ルリビタキ ・メジロ
・キバシリ…2/16のみ来店≪2月23日(土)、24日(日)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「エリダヌス座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.02.15
【冬の野鳥レストラン情報】
冬の野鳥レストランには、2月13日(水)に、今季初めてゴジュウカラが来店しました。ゴジュウカラは、背中が青灰色のスズメとほぼ同じ大きさの野鳥です。また、ゴジュウカラは木の幹につかまり、上から下向きに移動ができる珍しい鳥です。レストランに来る個体数は、例年多くはありませんが、野鳥愛好家たちに人気の野鳥です。13日に来たゴジュウカラは、通りすがりでしたが、来館者の方々の大注目を浴びていました。
さて、来週からは気温が上がりそうです。積雪も少なくなり、このレストランにたくさんの野鳥たちが来店する期間も、積雪とともに減っていくかもしれません。レストランでは、併せてお子様を対象とした「ぬり絵コーナー」も設置しておりますので、週末は自然保護センター「冬の野鳥レストラン」にぜひ御家族そろってお越しください。2月からは来館者の方が撮影した野鳥の写真を展示するコーナーも新しく設置しております。なお、ご来館の際は、ぜひこの写真コーナーもご覧くださるとともに、ご自分が撮影したベストショットをお持ちくだされば、掲示させていただきます。
●2月8日(金)~2月14日(木)のご来店リスト
・ヤマガラ
・シジュウカラ
・コガラ
・エナガ
・アカゲラ
・オオアカゲラ
・アオゲラ
・ヒヨドリ
・ミソサザイ・ゴジュウカラ…2/13(水)に初来店
≪お知らせ≫
【白山国立公園パークボランティア写真展】
現在、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を開催しております(主催:環境省白山自然保護官事務所)。
白山国立公園では、国立公園で美化清掃や自然解説などを行うパークボランティアの方々が活動されています。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園の自然を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。
期間は2月17日(日)までです。センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。≪2月16日(土)、17日(日)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<場 所>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「エリダヌス座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.02.08
【冬の野鳥レストラン情報】
春一番が吹いた今週は、春のような気温となり、自然保護センターでの積雪は35cmまで減ってしまい、野鳥たちがレストランに来ない時間帯が増えました。
それでも、レストランの味がお好みの野鳥たちは元気よく来店してくれます。ヤマガラ、シジュウカラ、エナガの常連さんは牛脂やヒマワリの種を美味しそうに食べています。特にエナガには、小麦粉、牛脂、砂糖を練りこんだ「バードケーキ」も好評で、何度も集まって来ます。現在はこれにピーナッツ粉末を練りこみ、パワーアップしたバードケーキを設置しています。また、今週は、春によく見られるウソ、メジロ、アトリを確認することができました。
さて、今週末には再び寒気がやってくるため、野鳥レストランに活気が戻ることが期待できます。この3連休は、自然保護センターの「冬の野鳥レストラン」にいらっしゃいませんか。何種類ものかわいい野鳥たちが、皆さまのご来館をお待ちしています。2月からは来館者の方が撮影した野鳥の写真を展示するコーナーを設けました。ご来館の際は、ぜひこの写真コーナーもご覧くださるとともに、ご自分のベストショットをお持ちくだされば、掲示させていただきます。
●2月1日(金)~2月8日(金)のご来店リスト
・ヤマガラ
・シジュウカラ
・コガラ
・エナガ
・アカゲラ
・オオアカゲラ
・アオゲラ
・カケス
・ジョウビタキ…2/6(水)に初来店
・ヒヨドリ
・ミソサザイ
・ウソ…2/5(火)に初来店
・メジロ…2/5(火)のみのご来店・アトリ…2/8(金)に初来店
※写真は全て平成31年2月2~3日に撮影したものです。飛び立つ瞬間の野鳥は羽や体の色鮮やかさがいっそう際立ちますね。
≪お知らせ≫
【白山国立公園パークボランティア写真展】1月26日(土)より、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を開催します(主催:環境省白山自然保護官事務所)。
白山国立公園では、国立公園で美化清掃や自然解説などを行うパークボランティアの方々が活動されています。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園の自然を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。
期間は2月17日(日)までと短いですが、センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。≪2月9日(土)、10日(日)、11日(月祝)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「エリダヌス座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度)