夏の野鳥レストラン(2016.6.18)
梅雨になり、自然観察の森では夏の花が次々と咲いていますが、早春に咲いた植物の中には、実が熟し始めたものがあります。特に今、よく目立つのはクワとサクラの実です。
自然保護センター本館の横にある芝生広場の一角には、大きなカスミザクラの木があり、たくさんの実が付いています。これに引き寄せられて、夏の野鳥レストラン「開店」です。
よく見られるのはイカル、そしてヒヨドリ、その他キツツキの声を聴いた職員もいます。このサクラは、ちょうど、本館ベランダから真横に見え、イカルやヒヨドリが次々とさくらんぼをくわえる様子を見ることができます。さくらんぼのなっている量を考えると、来週いっぱいで、食べ尽くされると思います。お早目にどうぞ。
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こちらはヒヨドリです。
細長いくちばしで器用につまんで丸呑みにします。
お腹の中で果肉だけが消化され、種は糞と一緒に遠くに運んでくれます。
カスミザクラにとっては子孫を遠くに運んでくれるとってもありがたいお客さんです。
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こちらはイカルです。
太いくちばしで赤い実を食べています。
サクランボの果汁でくちばしが真っ赤です!
イカルは太いくちばしで果実の中の種までつぶしてしまうので、カスミザクラにとっては迷惑なお客さんです。。。