六呂師高原自然通信1【残雪】(2017.4.2)
3月30日現在の自然保護センターの積雪は約40cm。少しずつ雪のない場所が増えつつあります。雪がなくなった斜面には、カシラダカ、ホオジロ、ベニマシコといった小鳥たちが種子や木の芽を食べに来ています。そんな中、一際大きな鳥が青葉を食べていました。
ヤマドリです。ようやく地面が出た場所に集まるようで、オス1羽、メス3羽を見つけることができました。厳しい冬を乗り越え、彼らが待ちに待った春がやってきたのです。
しかし一方で、自然保護センター本館の屋根雪がたまった場所では、まだ2階のベランダにまで届きそうなほど雪が残っています。
まるでアルプスの山を見ているようです。さすが、標高550mの六呂師高原です。