12月の天文情報(令和2年度)

 12月の主な天文現象

7日(月) 大雪
8日(火) ◑下弦
13日(日) 月と金星が大接近
14日(月) ふたご座流星群が極大(午前9時頃)。見頃は、13日夜半過ぎから15日にかけて月明かりもなく条件は良い。
15日(火) ●新月
20日(日) 水生が外合
21日(月) 冬至
22日(火) ◐上弦 木星と土星が大接近
こぐま座流星群が極大(午後6時頃)。月明かりがありますが月が沈んでから見られそうです。
30日(水) ○満月

 

12月のトピック&見ごろな天体

※週末天体観望会を午後19:00~21:00に開催しています。観察棟最終入館時間は、

 20:45です。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館者数や滞在時間を制限して実施しています。

 詳しくはこちら

★トピック★

 令和2年も残りわずかになってきました。今年やり残したことはありませんか?忙しく気ぜわしくなる年末ですが、たまには星空にも目を向けてみてはいかがでしょうか?10月に準大接近した火星がまだまだ赤く輝き、木星と土星は大接近して来年には入れかわって見えるようになります。ふたご座流星群は条件が良く、1時間に50個ほどという予測もあります。一年をふりかえりながら、年末まで星空を楽しみ尽くしましょう。

★惑星★

★水星…日の出前の南東の低い空に位置しています。見かけの位置が太陽に近く、
観察は難しいでしょう。

★金星…日の出前の南東の低い空に見えています。明るさは、-4.0等~-3.9等。

火星…宵の南の空に見え、明るさは、-1.1等~-0.3等。

★木星…宵の南西の低い空に見え、明るさは、-2.0等。

★土星…宵の南西の低い空に見え、明るさは、0.6等。

★天王星…赤い火星の近くに双眼鏡で見え、明るさは、5.7等。

★海王星 …みずがめ座に位置し、明るさは、7.9等。

★見ごろな天体★

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…火星、天王星、海王星
恒星…アルマク(アンドロメダ座)、冬のダイヤモンド(カペラ、ポルックス、プロキオン、リゲル、シリウス、アルデバラン)
散開星団(若い星の集まり)…M45プレアデス星団(すばる:おうし座)、M36.37(ぎょしゃ座)
球状星団(年老いた星の集まり)…M2(みずがめ座)、M15(ペガスス座)
散光星雲(自ら光を放つか、恒星の光を反射して輝くガスの雲)…M42 オリオン大星雲(オリオン座)
銀河…M31アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座)、Ⅿ74渦巻銀河(うお座)

 

12月15日 21時ごろの南の空(六呂師)

 

12月15日 21時ごろの北の空(六呂師)