4月の天文情報

4日(土)  満月 皆既月食
5日(日)  清明
7日(火)  天王星が合
9日(木)  木星が留
10日(金)  水星が外合
12日(日)  下弦
19日(日)  新月
20日(月)  穀雨
23日(木)  4月こと座流星群が極大
26日(日)  上弦
<木 星>
木星
2010年撮影
直  径:14万2984km(地球の11.21倍)
質  量:地球の317.83倍
重  力:地球の2.37倍
公転周期:11.86年
自転周期:0.41日
衛星の数:67
表面温度:平均約-110℃
 太陽系の惑星では1番大きな木星。しま模様や大赤斑に人気があります。
<金 星>

 金星

直  径:1万2104km(地球の0.95倍)
質  量:地球の0.82倍
重  力:地球の0.91倍
公転周期:224.70日 
自転周期:243.02日(地球と反対むきにまわる)
衛星の数:0
表面温度:平均約464℃

 一番の星として、夕方、西の空の高いところで明るくかがやいています。

季節の星座

春は明るい星が少なく、大きな星座も多いため、星座が探しにくいと言われています。しかし、コツさえ分かればすぐに見つけられます。ぜひ挑戦してみてください!

かに座

かに座

 春を告げる星座の「かに座」。3等星以下の星からなる暗い星座です が、甲羅の部分にある散開星団「プレセペ星団」がボーッと輝いているのが目印になります。この星団は、ぼんやり見えるため死者の霊が行き来する出入り口と考えられていたそうです。
 プレセペ星団は、双眼鏡で観望するのがおすすめです。

 ふたご座の1等星ポルックスとしし座の1等星レグルスの真ん中ぐらいの位置にボーッと見えるものがプレセペ星団です。

しし座

しし座

 1等星レグルスが輝く「しし座」。レグルスを下にして、クエスチョンマークを裏返しにしたような星の並び(ししの大がま)が目印になります。目立つの星の並びなので、見つけやすいですよ。

 しし座のγ星は、2等星の「アルギエバ」という星です。この星は二重星です。オレンジ色の2.6等と黄色の3.8等の星が、観望会で楽しむことができますよ。
しし座の銀河(M95、M96、M105)
(M65、M66、NGC3628)

おとめ座

おとめ座

 春の代表的な星座の「おとめ座」は、88個あるの星座の中で2番目に大きな星座です。1等星の「スピカ」を下にして、Yの字のような星の並びが目印になります。
 純白の1等星スピカは「真珠星」と日本では呼ばれてきました。「乙女に真珠」とは、ぴったりですね。

 おとめ座には、「ポリマ」という有名な二重星があります。
また、ソンブレロ銀河(M104)などの銀河もたくさんあり、見どころの多い星座です。

うしかい座
うしかい座
 春の代表的な星座の1つである「うしかい座」。「アルクトゥールス」は4番目に明るい1等星です。 オレンジ色が特徴です。

 アルクトゥールスから星がネクタイのような形に並んでいるのが、うしかいのからだになります。

4月15日 21時ごろの南の空(福井)
4月15日 21時ごろの南の空(福井)

 

4月15日 21時ごろの北の空(福井)
4月15日 21時ごろの北の空(福井)

(星図:ステラナビゲータ/株式会社アストロアーツ)

 

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