4月の主な天文現象
7日(木) |
新月 |
17日(日) |
月と木星が接近 |
18日(月) |
水星が東方最大離角 月と木星が接近 |
22日(金) | 満月(今年最小の満月) |
27日(水) | 火星とアンタレスの接近 |
29日(金)・30日(土) |
特別観望会「星空観望ゴールデンウィーク -木星・春の銀河をみようー」開催
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4月の天文トピック
18日前後数日 水星観望、今年最大のチャンス!
4月18日(月)に水星が東方最大離角をむかえます。普段は太陽の近くに位置しているため、なかなか観望することが難しい水星ですが、この日の前後数日は日没時の高度が20度弱となるため、今年一年で最も高く観望しやすい時期となります。 17日開催の特別観望会の開始時に水星を観望できますので、ぜひお越しください。 |
22日 今年最小の満月
月は地球の周りを公転していますが、その軌道が楕円形であるため地球と月の距離は変化します。そのため、月の見かけの大きさ(視直径)は、地球との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくなります。 4月22日には月が地球から遠い地点(遠地点 距離約40万6千km)を通過するため、今年見える最も小さい満月となります。 |
27日(水) 火星とアンタレスの接近
火星は5月31日に地球に最接近するため、現在はその赤い輝きが日に日に明るくなっています。27日、その火星がさそり座の赤い一等星アンタレスに最接近します。 アンタレスの名前は、もともとアンチ・アレス(火星に対抗するもの)という意味です。古来より、火星の赤さとアンタレスの赤さは競い合っているように見えていたのでしょう。この機会に赤い2つの天体の競演をご覧になってはいかがでしょうか。 |
4月の週末天体観望会
テーマ 水星・木星をみよう |
見ごろな天体 惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…木星 散開星団(若い星の集まり)…M36、M37(ぎょしゃ座) M45プレアデス星団(おうし座) 球状星団(年老いた星の集まり)…M3(りょうけん座) M13(ヘルクレス座) 星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…M97ふくろう星雲(おおぐま座) M42オリオン大星雲(オリオン座) 銀河(何千億個もの星の集まり)…M51子持ち銀河(りょうけん座) |
4月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
4月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館くださいね。
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