11月の主な天文現象
4日(土) | 満月 |
11日(土) | 下弦 |
12日(日) | レグルス食 |
13日(月) | 金星と木星が明け方の東の空で大接近 |
18日(土) | 新月 |
24日(金) | 水星が東方最大離角(夕方、西の空で見やすい位置となります) |
27日(月) | 上弦 |
11月の天文トピック
【レグルス食】
しし座の1等星レグルスが月に隠される「レグルス食」が11月11日~12日にかけて起こります。 しし座は春の星座ですが、11月には真夜中に東の空から昇ってきます。11月11日の深夜23時40分過ぎに、しし座の胸元に輝くレグルスが下弦を過ぎたばかりの月(月齢23)に隠されます。ただ、レグルスが月に隠される「潜入」の瞬間は福井をはじめ日本のほとんどの地域では地平線の下で起こるため見ることができません。一方、昇ってきたばかりの月の向こうからレグルスが姿を現す「出現」の瞬間は、東の空の低い位置で観察できます。出現は11月12日の0時34分ごろとなります。 今回のレグルス食では潜入は見ることができませんが、出現時には月の暗い縁からレグルスが現れるため、その瞬間をはっきりと観察することができます。肉眼でも十分わかりますが、双眼鏡などの機器を使うとより楽しめます。ちょうど土曜日から日曜日にかけての深夜ですので、観察しやすいです。
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11月の週末天体観望会
11月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
11月15日 21時ごろの北の空(六呂師)
自然保護センターでは毎週土曜日の19:00~21:00の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。口径80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。
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