5月の天文情報(29年度)

5月の主な天文現象

3日(水) ◐上弦
6日(土) みずがめ座η流星群が極大(午前10時ごろ)
11日(木) ○満月
18日(木) 彗星が西方最大離角(明け方の東の空)
19日(金) ◑下弦
23日(火) 月と金星が接近(明け方、東の空)
24日(水) 月と水星が接近(明け方、東の空)
26日(金) ●新月
27日(土) 特別観望会「ジョンソン彗星をみよう」開催

5月の天文トピック

 ★5月中旬ころまで 

 C/2015ER61パンスターズ彗星

 夜明け前の東の空低く7等級台の明るさで見えると予想されています。

 特に5月初旬ころは、朝早起きしてみてみましょう。かなり光の淡い天体ですが、双眼鏡でも観察することは可能です。近くには、金星も見えます。

★5月から7月上旬が見ごろ 

 C/2015V2ジョンソン彗星

 2015年11月3日にジョンソンによって発見された新彗星です。この彗星の近日点が地球軌道のすぐ外側にあるため、5月下旬から6月の間、7等級の明るさで見えます。双眼鏡やカメラでとらえてみましょう。

(写真提供 オヤット天文クラブ 橋本恒夫氏)

5月の週末天体観望会

テーマ ★春の夜空にいっぱいの銀河を見よう★

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…

  木星              

 

散開星団(若い星の集まり)…

  M44プレセペ(かに座)

  M48(うみへび座)

 

球状星団(年老いた星の集まり)…  

  M3(りょうけん座)

     M13(ヘルクレス座)

 

銀河(何千億個もの星の集まり)…

  M104 ソンブレロ銀河(おとめ座)

  M51 子持ち銀河(りょうけん座)

  M64 ブラックアイ銀河(かみのけ座)

  M65、M66 渦巻銀河(しし 座)

 

惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…

  M97 ふくろう星雲(おおぐま座)

  M57 リング星雲(こと座) 

5月15日 21時ごろの南の空(六呂師)

 

 

5月15日 21時ごろの北の空(六呂師)

 

自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。口径80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。

 

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