5月の主な天文現象
2日(水) |
八十八夜 |
6日(日) |
17時 みずがめ座η流星群が極大 |
8日(火) |
◑下弦 |
9日(水) | 木星が衝 (-2.5等 てんびん座) |
15日(火) | ●新月 |
22日(火) | ◐上弦 |
29日(火) | ○満月 |
5月の週末天体観望会
テーマ ★おとめ座周辺は大賑わい「春の銀河」をみよう★ 開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください)
銀河とはこの宇宙を構成している基本単位で、人間でいうと細胞のようなものです。地球は、太陽系の第3惑星。太陽系は天の川銀河と呼ばれるひとつの銀河の中に含まれています。 春の夜空は、明るい星が少なくなんとなく寂しい雰囲気が有ります。 春の夜空が天の川銀河の外側方向を向いているからなんです。しかし、 このエリアはよく「宇宙の窓」と呼ばれています。窓からは、多数の遠くの銀河が 見えます。おとめ座やかみのけ座の近くには、とても多くの銀河を見つけることができますよ。
夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。 |
見ごろな天体 惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)… 木星:てんびん座にある木星が目を引きます。5月9日には衝(太陽の反対側で、太陽-地球-外惑星と並ぶ時を「衝」といいます。)となるため、一日中観察できます。そのころから木星が見ごろで、表面の縞模様やガリレオ衛星など観察してみましょう。 北斗七星から延びる春の大曲線がいびつな感じに見えるかもしれませんが、よく観察してスピカと間違えないようよく見てくださいね。
金星:夕方、西の空には宵の明星の金星が、東の空では木星が目につきます。
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)… M97ふくろう星雲(おおぐま座)、 M57リング星雲(こと座)
散開星団(若い星の集まり)… M44、M67(かに座)、M48(うみへび座)
球状星団(年老いた星の集まり)… M3(りょうけん座)、 M13(ヘルクレス座)
銀河(何千億個もの星の集まり)… M51子持ち銀河(りょうけん座)、 M65 M66渦巻銀河(しし座) M104ソンブレロ銀河(おとめ座)、M64黒目銀河(かみのけ座)
|
5月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
5月15日 21時ごろの北の空(六呂師)
自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。
過去の天文情報はこちらから