5月の天文情報(令和元年度)

5月の主な天文現象

5日(日) ●新月
6日(月) みずがめ座η流星群が極大
12日(日) ◐上弦
19日(日) ○満月
21日(火) 水星が外合
27日(月) ◑下弦

 

5月のトピック&見ごろな天体

※週末天体観望会 を午後19:30~21:30に開催しています。

 観察棟最終入館時間は、21:15です。

★トピック★

 6日23時ころにみずがめ座η(エータ)流星群が極大となります。見頃は極大を中心とする2~3日間の未明で1時間に10個程度と予測されています。5月5日が新月という良い条件なので、ゆっくりと探してみましょう。
 頭上には、春の大曲線も見ごろになってきますので、春の星座を探してみるのもいいですね。また、少し遅くなると東から明るい星が上がってきます。今から見ごろとなる木星です。新元号でスタートする5月、双眼鏡を持って星めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。空を眺めるのに、心地よい季節となってきます。

★水星

 5月21日に外合(がいごう)となり、以後は夕方西の空にまわります。

★金星

 日の出の直前、「明けの明星」として東の空の低い位置で輝いています。明るさは、-3.9等。

火星

 夕方の西の空低く輝き、比の入り後時間たたないうちに沈みます。明るさは、1.6~1.8等。

★木星

 宵の東の空から昇るのが目につくようになってきます。明るさは、-2.5~-2.6等。

★土星
 夜ふけの東の空から昇るので、観測シーズンに入ります。明るさは、0.5~0.3等。

★見ごろな天体★

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…金星 火星 木星 土星
散開星団(若い星の集まり)…M44(かに座)M48(うみへび座)
球状星団(年老いた星の集まり)…   M3(りょうけん座)
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…M97ふくろう星雲(おおぐま座)
銀河(何千億個もの星の集まり)…  M51子持ち銀河(りょうけん座) M64ブラックアイ銀河(かみのけ座)M65 M66渦巻銀河(しし座)M104ソンブレロ銀河(おとめ座)

 

5月15日 21時ごろの南の空(六呂師)

5月南

5月15日 21時ごろの北の空(六呂師)

5月北

 

M13(ヘルクレス座球状星団)