6月の天文情報
2日(水)
5日(土)
10日(木)
11日(金) |
🌗下弦
芒種
🌑新月
入梅/水星が内合 |
15日(火) | 海王星が西矩 |
18日(金) |
🌓上弦 |
21日(月) | 夏至/木星が留 |
23日(水) |
水星が留 |
25日(金) |
🌕満月 |
26日(土) |
海王星が留 |
6月の星空散歩
21日は夏至です。一年で最も日暮れが遅く、日の出が早い日がしばらく続きます。6月はいよいよ入梅の季節。晴れ間はとても貴重な時間になります。8月20日に衝となる木星は、観望の好期に入っていますが、今年は表面の模様ばかりでなく、周囲をめぐる4個のガリレオ衛星たちがお互いかくしたり、かくされたりする「相互食」にも注目してみてください。およそ6年ごとに見られるめずらしいものです。今年は8月11月にも見られますが、2個の衛星が1個になったり、一方が少しずつ暗くなったりするのでチャンスがあれば小望遠鏡でもじっくり時間をかけて見て楽しみましょう。
今月の惑星
水星・・・上旬は夕方の西の空に見つけやすいでしょう。その後11日に内合となり、以後は日の出直前の東の低い空に位置するようになります。見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
金星・・・夕方の西の空低く位置しています。宵の明星として、目に付くようになってきます。明るさは-3.9等。
火星・・・夕方の西の空低く、宵の明星の金星と並びます。明るさは1.7等~1.8等。
木星・・・上旬は真夜中に東の空から昇り、下旬になると真夜中の南東の空に見え、明るさは-2.4等~-2.6等。
土星・・・真夜中の南東の空に見え、木星と並んでいます。明るさは0.6等~0.4等。
天王星・・・見つけにくい状態です。
海王星・・・15日に西矩となります。
見ごろな天体
惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…金星 火星
散開星団(若い星の集まり)…IC4665、NGC6633(へびつかい座)
球状星団(年老いた星の集まり)…M3(うしかい座) M13(ヘルクレス座)
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)…NGC6572(へびつかい座)
銀河(何千億個もの星の集まり)…M51子持ち銀河(りょうけん座)
M66・M65(しし座)
M104ソンブレロ銀河(おとめ座)
恒星(太陽の仲間)…アルクトゥルス スピカ(一等星)
6月15日21:00頃 南の空
6月15日21:00頃 北の空