9月の天文情報

1日	二百十日
3日	金星が留
5日	木星が留
6日	水星が内合
7日	🌗下弦
8日	白露
15日	🌑新月　　水星が留
19日	海王星が衝　　金星が最大光度
21日	アンタレスの食
22日	水星が西方最大離角
23日	🌓上弦
29日	🌕満月（中秋の名月）

 

 

9月の星空散歩

9月23日の秋分の日からは少しずつ夜の長さの方が昼間より長くなってきます。秋晴れの夜は、虫の声を聞きながら地面にねっころがって、空の真ん中に見える夏の大三角を見てみるのもいいですね。暑かった夏に比べるといくらか和いだように感じるころです。21日には、1等星のアンタレスが上弦の前の月に隠される食が見られます。双眼鏡を手に観察してみてはいかがでしょうか。夜の冷え込みも意外に強まってきますので防寒対策をしっかりして秋の夜空を楽しみましょう。

9月の惑星

水星・・・月初めは日の入り後の西の空低い位置、6日に内合以降は、日の出前の東の空低く位置します。上旬から中旬にかけては、日の入り後の西の空、23日の内合の後は、日の出前の東の空に位置します。

金星・・・日の出前の東の空低く位置しています。19日に最大光度となり、明るさは、-4.8等に達します。

火星・・・見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。

木星・・・真夜中の東から南東の空に見えます。明るさは、-2.6～-2.8等。

土星・・・みずがめ座に位置しています。明るさは、0.5等～0.6等。

天王星・・・11月14日に衝となるので観望の好期に入ります。

海王星・・・9月20日に衝となるので観望の好期に入ります。

 

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星）…土星　木星

二重星・・・アルビレオ（はくちょう座）

散開星団(若い星の集まり)…M１１（たて座）

球状星団(年老いた星の集まり)…M１３（ヘルクレス座）  M１５（ペガスス座）

惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿）…M５７ リング星雲（こと座）　M２７ アレイ状星雲（こぎつね座）　　NGC７２９３  らせん星雲（みずがめ座）

 

特別観望会

9月29日（金）中秋の名月～二胡の音色と満月の夜～

天文教室

9月15日（金）初心者のための星景写真教室

 

↑9月15日21：00南の空（クリックで拡大できます）

 

↑9月15日21：00北の空（クリックで拡大できます）