8月の天文情報

8月の天文情報

4日

🌑新月 水星が留

7日

立秋

10日

伝統的七夕 スピカ食

11日

山の日

12日

23時頃、ペルセウス座流星群が極大

13日

🌓上弦

19日

水星が内合

20日

🌕満月

22日

処暑

26日

🌗下弦

28日

水星が留

31日

二百十日

 

 

 

トピック

北斗七星と1等星2つを結ぶ「春の大曲線」が西の空に傾き、いよいよ夏本番。天の川も見ごろを迎えます。射手座の方向が天の川の中心、いて座の目印は「南斗六星」と言われる星の並びです。月明かりのない天気の良い日に私たちが住んでいる天の川銀河の中心に目を向けてみましょう。町明りの影響のない暗い所で見るのがおすすめです。

お盆には、3大流星群のひとつペルセウス座流星群があります。見頃は12日深夜から13日未明。1時間に40個程度と予測されています。12日午後11時頃がピークと予測されていて、月が夜10時半頃に沈むので、好条件で楽しむことができます。

また、流星群の後には火星と木星の接近や、今年一番の期待の彗星「紫金山・アトラス彗星」が肉眼で確認できるかもしれないなど、今年の夏も話題がいっぱいです。

 

 

今月の惑星

  • 水星・・・月の初めは日の入り後の西の低い空に位置しています。19日に内合となり、東の空に位置します。みかけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。
  • 金星・・・夕方の西、地平線近くに見えます。明るさは、-3.9等。
  • 火星・・・明け方の東の空に木星と並んで見えます。明るさは、0.9~0.7等。
  • 木星・・・明け方の東の空に火星と並んで見えます。明るさは、-2.1等~-2.3等。
  • 土星・・・真夜中の南の空に見えます。明るさは、0.8~0.6等。
  • 天王星・・・明け方の東の空高くに位置します。
  • 海王星・・・宵の南東の空に見ごろとなっています。

 

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…土星

散開星団(若い星の集まり)…M11(たて座)  M6・M7(さそり座)

  球状星団(年老いた星の集まり)… M13(ヘルクレス座)  M5(へび座)  

惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…

M57 リング星雲(こと座)       

 M27 アレイ状星雲(こぎつね座)

 

今月のイベント

★8月12日(月祝)特別観望会「ペルセウス座流星群~ジャズとの協演~」

 19:30~21:30 要予約

★8月5日(月)天文教室「初めての星景写真を撮ろう」

 19:30~21:30 要予約

★8月19日(月)天文教室「天体望遠鏡を作ってみよう」

 19:00~21:30 要予約

★企画展「ふくい星空写真展」開催中 9月1日(日)まで

 9:00~17:00 本館レクチャーホールにて

 

↑8月15日21:00頃 南の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)

 

↑8月15日21:00頃 北の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)