2月の天文情報

2月の天文情報

3日

🌗下弦 節分

4日

立春

10日

🌑新月

17日

🌓上弦

24日

🌕満月

28日

水星が外合

29日

土星が合

2月のトピック

4日は立春です。月末頃になると日暮れが遅く感じられるようになり、春が近いなあと思うけどまだまだ寒い日は続きます。防寒対策をしっかりして星の観察を楽しみましょう。冬の星座が南の空に輝き、1等星を含む明るい星が集まっていることと、それぞれの星の色が違うのでカラフルな夜空を楽しめるでしょう。

2月の惑星

水 星・・・徐々に高度を下げ観察が難しくなります。中旬以降は見かけの位置が太陽に近くなり、28日に外合となります。

金 星・・・日の出前の南東から低い空に見えます。明るさは-3.9等。

火 星・・・見かけの位置が太陽に近く、観察は難しいでしょう。

木 星・・・宵の南から西の空に見え、明るさは、-2.3~-2.2等。

土 星・・・29日に合となるため、中旬以降見かけの位置が太陽に近く観察は難しいでしょう。

天王星・・・4日に東矩となり、宵の空高く双眼鏡で探してみましょう。

海王星・・・12日に月と接近、夕方の西の空低く見えます。

※合~二つの天体が同じ方向に見えること。惑星現象で単に合と言った場合は、太陽との合を指す。

 

※週末天体観望会は、1~2月開催しておりませんのでご注意ください。雪の具合にもよりますが、3月より再開の予定です。ホームページ等でご確認くださり、ぜひお越しください。お待ちしています。

 

見ごろの天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…木星、金星、天王星

恒星(二重星など)・・・一等星(ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン)

散開星団(若い星の集まり)…M45プレアデス星団:すばる(おうし座)

                  M36、M37、M38(ぎょしゃ座)

                  M44プレセぺ星団(かに座)

球状星団(年老いた星の集まり)…M79(うさぎ座)

散光星団・・・M42オリオン大星雲(オリオン座)

超新星残骸・・・M1かに星雲(おうし座)

 

 

↑2月15日21:00南の空(クリックで拡大できます)

 

↑2月15日21:00北の空(クリックで拡大できます)ステラナビゲータ12より