9月の天文情報

9月の天文情報

2日

天王星が留

3日

🌑新月

5日

水星が西方最大離角

7日

白露

9日

土星が衝

10日

木星が西矩

11日

🌓上弦

16日

敬老の日

17日

中秋の名月

18日

🌕満月

19日

彼岸の入り

21日

海王星が衝

22日

秋分の日

25日

🌗下弦

30日

水星が外合

9月の星空散歩

9月22日の秋分の日からは少しずつ夜の長さの方が昼間より長くなってきます。夜の冷え込みも意外に強まってきますので防寒対策をしっかりして秋の夜空を楽しみましょう。観望会でも人気の「土星」が、絶好の観察好期を迎えました。2025年には「環の消失」があるので土星の環がかなり細くなっているのがわかります。夕方の西の低い所には金星、深夜には土星と海王星、未明のおうし座付近には天王星、木星、火星、明け方の東の空には水星が見やすくなっています。一晩で惑星めぐりをしてみませんか?

9月の惑星

水星・・・5日に西方最大離角となり、30日には、外合となります。9日迄日之出30分前の高度が10度を超え、明るさも01.~-0.7等で見つけやすいでしょう。

金星・・・日の入り後の西から南西の低い空にみえます。明るさは、-3.9等。

火星・・・真夜中に東の空に昇り、日の出前には東の高い所に見えます。明るさは0.7~0.5等。

木星・・・10日に西矩となり、明け方南の空高く見えます。明るさは、-2.3~-2.5等。

土星・・・8日に衝となり絶好の観望期に入りました。明るさは、0.6等~0.7等。

天王星・・・11月17日に衝となるので観望の好期に入ります。

海王星・・・9月21日に衝となるので観望の好期に入ります。

 

見ごろな天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…土星 木星 金星 

二重星・・・アルビレオ(はくちょう座) アルマク(アンドロメダ座)

散開星団(若い星の集まり)…M11 M26(たて座)

球状星団(年老いた星の集まり)…M13(ヘルクレス座)  M15(ペガスス座)

惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…M57 リング星雲(こと座) M27 アレイ状星雲(こぎつね座)  NGC7293  らせん星雲(みずがめ座)

9月18日が満月、中秋の名月は9月17日です。

 

特別観望会

9月16日(月祝)中秋の名月前夜~二胡の演奏と共に~

 

↑9月15日21:00南の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)

 

↑9月15日21:00北の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)