1月の天文情報

1月の天文情報

4日

0時頃、しぶんぎ座流星群が極大(見頃は4日未明。1時間に15~30個程度の予想。月の条件は良い。)

5日

小寒

7日

🌓上弦

10日

金星が東方最大離角

12日

火星が地球最接近

14日

🌕満月

17日

火星が衝

20日

大寒

22日

🌗下弦

29日

🌑新月

★衝とは、惑星が太陽の反対側に見えるので一晩中観測できる。

★最大離角とは、水星や金星の太陽からの離角が最大になるときで、夕方の西の空に見える。

1月のトピック

最高条件のしぶんぎ座流星群が1月4日の未明に極大になります。三大流星群の一つですが、福井では雪の季節のため、見ることが難しいですが、もしお天気が良かったら、3日から4日にかけての夜はぜひとも夜空を見上げてみたいものです。かなり寒い季節です、たくさん着込んで防寒対策はしっかりしましょう。

「冬の星空は綺麗」とよく言われる理由の一つとして、冬の星座には1等星と呼ばれる明るい星が7つ色とりどりに輝くということがあります。福井県の冬は曇りがちなので、なかなか綺麗な星空に出会う機会はないのですが、それでも雪の晴れ間に星をみつけるとなんだか嬉しくなります。晴れた日には、是非星空を見上げてみませんか。

1月の惑星

水 星・・・月の初めは明け方に東の空に位置していますが、その後太陽に近づき観察できにくくなります。

金 星・・・日の入り後の南西の空に見え10日に東方最大離角となります。明るさは、-4.4等~-4.7等。

火 星・・・12日に地球に最も近づきます。観望のチャンスです。明るさは-1.1等~-1.5等。

木 星・・・宵の東から南東の空に見えます。明るさは、-2.7~-2.5等。

土 星・・・宵の南西から西の空に見えます。明るさは、1.1等

天王星・・・おうし座に位置し、宵の空、双眼鏡で見つけられます。明るさは、5.7等。

海王星・・・宵の南西、土星の近くに見えます。明るさは、7.9等。

 

※週末天体観望会は、1~2月開催しておりませんのでご注意ください。雪の具合にもよりますが、3月より再開の予定です。ホームページ等でご確認くださり、ぜひお越しください。お待ちしています。

 

見ごろの天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…火星 木星 土星 天王星

恒星(二重星など)・・・7つの一等星(ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン)

散開星団(若い星の集まり)…M45プレアデス星団:すばる(おうし座)

                  M36、M37、M38(ぎょしゃ座)

球状星団(年老いた星の集まり)…M79(うさぎ座)

銀河・・・アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座) M77セイファート銀河(くじら座)

散光星団・・・M42オリオン大星雲(オリオン座)

超新星残骸・・・M1かに星雲(おうし座)

 

 

↑1月15日21:00南の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)

 

↑1月15日21:00北の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)