2月の天文情報

2月の天文情報

1日

土星食(白昼12:46ころ)

2日

節分

3日

立春

4日

木星が留

5日

🌓上弦

7日

天王星が東矩

9日

水星が外合

12日

🌕満月

15日

金星が最大光度(-4.9等)

18日

雨水

21日

🌗下弦

24日

火星が留

27日

木星は東矩

28日

🌑新月 / 金星が留

 

2月のトピック

日暮れが遅く感じられるようになってきました。月末頃にはさらに遅くなり、春が近いなあなんて思うかもしれませんが、まだまだ寒い日は続きます。宵の頃に西の空にひときわ明るく見える星は、15日に最大光度となる金星です。また、冬の星座が南の空に輝き、1等星を含む明るい星が集まっていること、また、水星以外の惑星も宵の空で集合しているので楽しみです。防寒対策をしっかりして星の観察を楽しみましょう。

2月の惑星

水 星・・・8日に外合となります。太陽に近く、観察は難しいでしょう。

金 星・・・日の入り後南西から西の空に見え、明るさは-4.8等。15日前後は-4.9等に達します。

火 星・・・1月に地球に最接近となったばかりで、見ごろです。明るさは、-1.1等~-0.3等。

木 星・・・宵の南東から南西の空に位置し、明るさは、-2.5~-2.3等。

土 星・・・日の入り後の西に位置していますが、高度が低く、観察は難しいでしょう。

天王星・・・7日に東矩となり、夕方南西の空に見えています。

海王星・・・太陽に近く観察は難しいでしょう。

※東矩~惑星が、太陽より東に90度の方向に位置する時をいいます。東矩の時には惑星は、日の入りの頃に正中(真南または真北にくること)します。

 

※週末天体観望会は、1~2月開催しておりませんのでご注意ください。雪の具合にもよりますが、3月より再開の予定です。ホームページ等でご確認ください。

 

見ごろの天体

惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…木星、金星、火星、天王星

恒星(二重星など)・・・一等星(ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン)

散開星団(若い星の集まり)…M45プレアデス星団:すばる(おうし座)

                  M36、M37、M38(ぎょしゃ座)

                  M44プレセぺ星団(かに座)

球状星団(年老いた星の集まり)…M79(うさぎ座)

散光星団・・・M42オリオン大星雲(オリオン座)

超新星残骸・・・M1かに星雲(おうし座)

 

↑2月15日21:00南の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)

 

↑2月15日21:00北の空(※クリックで拡大できます)

(ステラナビゲータ12より)