10月の主な天文現象
2日(火) |
◑下弦 |
5日(金) |
金星が留 |
8日(月祝) | 体育の日 / 寒露 |
9日(火) | ●新月 りゅう座流星群が極大(見頃は9日の日の入り後。月の影響はないが活動が低迷なので1時間に数個程度の予想) |
17日(水) | ◐上弦 |
18日(木) | 月と火星が接近 |
21日(日) |
オリオン座流星群が極大(見頃は極大を中心とする4~5日間の未明。未明に月が沈んだ後は条件がたいへんよいが1時間に5~10個程度の予想) |
23日(火) | 霜降 |
24日(水) | 天王星が衝 |
25日(木) | ○満月 金星が内合 |
10月の週末天体観望会&トピック&見ごろな天体
テーマ ★深紅の変光星「ガーネットスター」をみよう★
開催時間 19:00~21:00 (時間内に観察棟までお越しください) |
トピック日暮れ時の頭上に見えているのは、あいかわらず「夏の大三角」です。しかし、それも早い時期に西の空に傾いていき、夜空は秋の星座たちが輝き始めます。読書の秋、食欲の秋、芸術の秋といろんな楽しみのある季節、たまにはのんびりと夜空を眺めて過ごしてみてはいかがでしょうか? 宵の空には天高く昇る天馬「ペガスス」の胴体部分に当たる四角形が明るい星の少ない夜空でよく目立つ存在です。秋の星座探しには良い手がかりとなります。北にはカシオペア座、四辺形の西の星ふたつを結んで南に伸ばすと、秋の星座で唯一の一等星みなみのうお座のフォーマルハウトにたどり着きます。四辺形から北東に伸びる星の列はアンドロメダ座、南西にはみずがめ座の目印「三ツ矢」が見えます。 秋は、明るい星が少なく寂しい夜空と言われますが、今年は惑星たちが明るく一列に並んで見えて、とてもにぎやかです。特に地球大接近を終えた火星の赤い輝きはまだみることができます。秋の夜長、星空をゆっくり楽しんでもらいたいです。
★火星 やぎ座を東に移動しています(順行)。日の入り後の南の空に見え、真夜中頃に沈みます。明るさはマイナス1.3等〜マイナス0.6等。
★土星 いて座を東に移動しています(順行)。日の入り後の南西の空に見えます。明るさは0.5等〜0.6等。
★天王星 10月24日、うお座で衝となり、見ごろです。5.7等級で輝いています。
★10月22日 オリオン座流星群が極大 オリオン座に放射点があり、ハレー彗星を母彗星にもつというオリオン座流星群。毎年10月10日から活動を始め、21日前後に極大を迎え、月末に終わるという息の長さが特徴です。今年は、22日の午前2時が極大と予想されています。その日は月齢13で満月に近く明るいのだが、比較的明るい流星が多いことと、月も2時には西の空に低くなるので、月が沈む3時から明け方までは好条件で観望できます。 |
見ごろな天体 惑星(地球と同じように太陽の周りを回る星)…土星 火星 天王星 海王星 二重星…アルマク(アンドロメダ座) アルビレオ(はくちょう座) 散開星団(若い星の集まり)…M11(たて座) 球状星団(年老いた星の集まり)…M13(ヘルクレス座) M15(ペガスス座) 惑星状星雲(太陽くらいの質量の恒星が一生の最後に見せる姿)…M57 リング星雲(こと座) M27 アレイ状星雲(こぎつね座) NGC7293 らせん星雲(みずがめ座) 銀河…アンドロメダ大銀河(アンドロメダ座) |
10月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
10月15日 21時ごろの北の空(六呂師)
自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。
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