8月の主な天文現象
2日(木) |
木星が東矩 |
5日(日) |
◑下弦 |
8日(水) |
天王星が留 |
9日(木) | 水星が内合 |
11日(土) | ●新月 |
13日(月) | 10時頃、ペルセウス座流星群が極大(見頃は13日未明。1時間に40個程度。条件がよい) |
18日(土) |
◐上弦 / 金星が東方最大離角 / 水星が留 |
21日(火) | 月と土星が接近 |
26日(日) | ○満月 |
27日(月) | 水星が西方最大離角 |
28日(火) | 火星が留 |
8月の週末天体観望会
テーマ ★★環が大きく開いた「土星」をみよう★★ ★大接近後の「火星」をみよう★ 開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください)
夏の天の川が見ごろとなる季節ですが、この夏は8月13日ごろピークになるペルセウス座流星群が最良の条件で楽しめます。また、南の空には7月31日に地球に大接近したばかりの赤い火星、リングの大きく開いた土星、西の空には木星、夕方の西の空には宵の明星の金星が見えています。まるで惑星の行列を見ているようです。
★ペルセウス座流星群 今年は、8月13日午前10時頃が流星自体の活動が最も活発になる(極大)と予想されています。一番の見ごろは、12日0時過ぎ(夜半)ころから13日の明け方頃になります。今年は、月齢が0.7なので月明かりに邪魔されることなく最良の条件で見ることができます。 ★金星 宵の明星として夕方の西天に見えていた金星が、8月18日に太陽の東側へ46°離れて東方最大離角となります。相変わらず夕空で目を引く存在となっています。望遠鏡では上弦の月のような半月状の姿となっています。 ★月と土星が接近 この夏は、明るい惑星たちが、ずらりと勢揃いして見えるので、星空がまぶしいといった印象で見えます。そして明るい月がそれぞれの惑星の近くを通リ過ぎていくのが、目を引くことになりそうです。8月21日、夕方六時半過ぎ頃月と土星がくっつかんばかりの接近をみることができるでしょう。 |
見ごろな天体
星雲(宇宙のちりやガスの集まり)… M27アレイ状星雲(こぎつね座)、 M57リング星雲(こと座)
散開星団(若い星の集まり)… M11(たて座)、M6・7(さそり座)
球状星団(年老いた星の集まり)… M5(へび座)、 M13(ヘルクレス座)
二重星… アルビレオ(はくちょう座)
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8月15日 21時ごろの南の空(六呂師)
8月15日 21時ごろの北の空(六呂師)
自然保護センターでは毎週土曜日の19:30~21:30の間に週末天体観望会を開催しています(一般天体観望会は1・2月は休み)。80㎝の天体望遠鏡で、惑星、星雲、星団、銀河などを観察します。このページでご紹介した天体も観望していただけますので、是非ご来館ください。
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