「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

  • 2020.01.24

    【冬の野鳥レストラン】
     

     令和2年1月22日(水)の冬の野鳥レストランはたくさんの野鳥で朝から大賑わい。エナガは10羽程の群れで何回も来店したり、ゴジュウカラも2羽で来店したりと、我々の目を楽しませてくれます。エナガの群れの中にはシジュウカラやコガラも一緒になっており、仲良く餌を食べています。そんな団体客に腹を立てているのでしょうか、ヒヨドリがエナガやシジュウカラを追い払おうとしている光景も観察できます。

     22日は、なんと珍客まで姿を見せました。ふさふさの黄色い身体に白い仮面のような顔が特徴の「テン」です。このテンは、ピーナッツを置いた餌台の上を陣取った後、牛脂の破片をくわえて帰っていきました。

    1月22日 テン

    ここ数日間で来店した野鳥は以下の通りです。

    ・ヤマガラ ・シジュウカラ ・ゴジュウカラ ・コガラ ・コゲラ 
    ・カケス ・アカゲラ ・オオアカゲラ ・エナガ ・ツグミ ・ヒヨドリ
     ※なお、撮影専用の小屋は、積雪がないため、現在設置しておりません。

     この冬は、暖かい部屋の中から可愛い野鳥たちをご覧になりませんか。日曜と祝日には、専門家による詳しい解説も実施しますので、だれでも野鳥の特徴や名前等を簡単に学ぶことができます。今週末はぜひ自然保護センターへお越しください。

     <場 所>本館2階 森の学習室

     <時 間>9:00~17:00
          日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施

     

    【冬の星空ガイド】

     プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
     <物 語> 「ふたご座の話」
     <場 所> 本館2階 会議室
     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
           (所要30分程度)

  • 2020.01.17

    【冬の野鳥レストラン】
     15日(水)に、六呂師高原もようやく雪が積もり、冬らしい景色が広がっています。「冬の野鳥レストラン」も餌を求める野鳥たちで徐々に賑やかになってきました。最近では、人気者のゴジュウカラをはじめ、アカゲラ、オオアカゲラ、エナガが毎日のようにやって来るようになりました。
      エナガは尾羽が長く、ひしゃくの柄のように見えることから、その名が付いたと言われています。5~8羽の集団がやって来て、鈴なりになって牛脂をついばむ姿はとても可愛らしく撮影にもおすすめです。

    エナガ
    エナガ群れ

     ここ数日間で来店した野鳥は以下の通りです。
    ・ヤマガラ ・シジュウカラ ・ゴジュウカラ ・コガラ ・コゲラ 
    ・カケス ・アカゲラ ・オオアカゲラ ・エナガ ・ツグミ ・ヒヨドリ

     なお、撮影専用の小屋は、ある程度の積雪がないと設置できないため、しばらく利用できない状況です。
     この冬は、暖かい部屋の中から可愛い野鳥たちをご覧になりませんか。日曜と祝日には、専門家による詳しい解説も実施しますので、だれでも野鳥の特徴や名前等を簡単に学ぶことができます。今週末はぜひ自然保護センターへお越しください。

     

    【冬の星空ガイド】

     プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
     <物 語> 「ふたご座の話」
     <場 所> 本館2階 会議室
     <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
           (所要30分程度)

  • 2020.01.08

    【冬の野鳥レストラン】
     毎年大好評の「冬の野鳥レストラン」は、令和2年1月5日(日)から開店しています。今年も当レストランのメニューには、大野市阪谷小学校から寄贈していただいたヒマワリの種をはじめ、牛脂、麻の実、ピーナッツなどを準備しており、野鳥たちがレストランに集まり始めています。
     ここ数日間で来店した野鳥は以下の通りです。
     ・ヤマガラ ・シジュウカラ ・ゴジュウカラ ・コガラ ・アトリ ・コゲラ ・カケス ・メジロ ・シメ ・アカゲラ ・オオアカゲラ

     

    1/4の準備中にやってきたシメです。センター職員がスマホで撮影しました。

     現在、センター周辺はこの時期には珍しく積雪がないため、背景の土や木の色と野鳥の色が同化し、野鳥を見つけ辛い状況になっています。また、撮影専用の小屋は、ある程度の積雪がないと設置できないため、しばらく利用できない状況です。
     この冬は、暖かい部屋の中から可愛い野鳥を見て楽しみませんか。美味しそうに餌をついばむ野鳥を見れば、心も温かくなるはずです。

     

    【冬の星空ガイド】(土・日・祝日のみ)

    ※1月11日(土)は会議のため、午後の回を休止とさせていただきます。
     プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
    <物 語> 「ふたご座の話」
    <場 所> 本館2階 会議室
    <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
          (所要30分程度)

  • 2019.12.18

    【年末年始の休館日について】
     当センターは令和元年12月28日(土)~令和2年1月4日(土)の間、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお、令和2年1月5日(日)からは通常通り開館いたします。

     

    【令和2年1月5日(日)より「冬の野鳥レストラン」開店!】
     毎年、大好評をいただいている「冬の野鳥レストラン」は、令和2年1月5日(日)より開店いたします。近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察できます。年の初めに、可愛らしい野鳥を見にいらっしゃいませんか。

    ●どんな野鳥が来るの?
     野鳥のレストランでは、平成18~30年度までに42種の野鳥が記録されています。その中でも常連さんは、ヤマガラ、シジュウカラなどのカラ類、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラなどのキツツキ類、ヒヨドリや カケスです。時には、野鳥ではありませんがリスやキツネがやって来ることもあります。

    ●どうやって観察するの?見どころは?
     暖かい室内から、窓越しに野鳥を観察します。野鳥は窓のすぐ近くまでやって来るので、肉眼で観察できます。小鳥がヒマワリのタネをくわえて、中身を上手に取り出す様子を、間近で見ることができます。 屋外に小型マイクを設置してあるため、タネをくちばしでつつく音や鳴き声も聞こえます。

    ●野鳥ガイド
     期間中の日曜日、祝日の10:00~15:00は、福井県自然観察指導員による野鳥ガイドを開催します。鳥の名前や習性について詳しく聞くことができます。

     

    【観察棟の閉館について】
     1月~2月は、積雪に伴う危険回避のため、観察棟は閉館となります。そのため、プラネタリウムや週末天体観望会は休止とさせていただきます。ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお3月からは、積雪の状況を見ながら開館する予定です。

     

    【冬の星空ガイド】(土・日・祝日のみ)
     プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
    <物 語> 「ふたご座の話」
    <場 所> 本館2階 会議室
    <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
          (所要30分程度)

  • 2019.12.13

     毎年、冬季の間、大好評をいただいている「冬の野鳥レストラン」を、令和2年の1月5日~2月末に開店します。近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内から、エサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察できます。年の初めに、可愛らしい野鳥を見にいらっしゃいませんか。

     

    ●どんな野鳥が来るの?

     野鳥レストランでは、平成18~30年度までに42種の野鳥が記録されています。その中でも常連さんは、ヤマガラ、シジュウカラなどのカラ類、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラなどのキツツキ類、ヒヨドリや カケスです。時には、野鳥ではありませんがリスやキツネがやってくる時もあります。

    ヤマガラ
    オオアカゲラ
    ニホンリス

     

    ●どうやって観察するの?見どころは?

      暖かい室内から、窓越しに野鳥を観察します。野鳥は窓のすぐ近くまでやって来るので、肉眼で観察できます。小鳥がヒマワリのタネをくわえて、中身を上手に取り出す様子を、間近で見ることができます。 屋外に小型マイクを設置してあるため、タネをくちばしでつつく音や鳴き声も聞こえます。

     

    ●野鳥ガイド

     期間中の日曜日、祝日の10:00~15:00には、福井県自然観察指導員による野鳥ガイドを開催します。鳥の名前や習性 につ いて詳しく聞くことができます。

     

    ●団体のお申込み(個人の場合の申し込みは不要)

      10人以上の団体の場合は、自然保護センターに前日までに電話等でお申し込みください。

      (電話での受付は月曜日と祝日の翌日を除く 9:00~17:00)

     電話: (0779)67-1655       

     FAX: (0779)67-1656

     E-mail : sizen-ci@pref.fukui.lg.jp                                              

     共催:福井県自然観察指導員の会

     協力:日本野鳥の会福井県

     

    ●R2年度冬の野鳥レストラン チラシ

  • 2019.12.06

    【令和元年12月26日(木) 日食イベント開催】
     令和元年12月26日(木)、今年2回目となる日食が起こります。日本では部分日食として見ることができますが、シンガポール等の赤道付近の国へ行けば金環日食を見ることができるようです(天候によります)。
     日食は聞きなれた言葉と思いますが、実は毎年見られるものではありません。特に皆既日食(太陽が全て隠れる日食)や金環日食(月で隠された部分以外の太陽周辺部がリングのようになる日食)は、一生のうちに数回見ることができるかどうかです。次回、日本での皆既日食は2035年9月2日(本州中心部)、金環日食は2030年6月1日(北海道)となります。
     一方、部分日食は数年に一度は見ることができますが、今年は日食の当たり年で、2019年1月6日に1回目、12月26日(木)に2回目となりました。来年6月21日にも部分日食が起こりますが、その次となると、2023年4月20日(九州以南)となります。
     センターでは、今回の日食に併せて天文教室「日食を観察しよう」を開催します(定員20名、要申し込み)。この教室では、日食のメカニズムはもちろん、オリジナルの日食グラスをつくり、じっくり日食を観察します。また、センターの望遠鏡(太陽観察用フィルター換装)でも日食を楽しみます。
     令和となって初めての日食です。きれいな日食を見ることができれば、きっと良い思い出となるはずです。ぜひご参加ください。

     

    ≪12月7日(土)、8日(日)≫

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「オリオン座の話」
      午後 「天の狩人オリオンの話」

     

    【週末天体観望会】 ※12月7日(土)
     <12月のテーマ>「清少納言の愛した天体『すばる』」
     <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
     ※曇・雨天時は彗星の話やプラネタリウムの上映をします。また、積雪がある場合は、観察棟までの階段がたいへん危険になるため、プラネタリウムと週末天体観望会は中止とさせていただきます。ご了承ください。

  • 2019.11.14

    【木星と金星が接近】
     先週号で紹介した宵の明星である「金星」を見つけることはできましたか。
     この時期、金星と間違って見てしまうのが「木星」です。実は現在、木星の見える位置は日を追うごとに金星に近づいています。令和元年11月の23日から26日にかけては金星と木星の位置はとても近くなり、最も近づいて見えるのは24日の夕方となるようです。明るい2つの惑星が近くにあることはとても見応えがあり、自然と目が奪われます。
     2つの惑星は肉眼では形までは分からないため、どちらが金星か木星か見分けがつかない方も多いと思います。明るさを比べると金星は約マイナス4等級、木星は約マイナス2等級で、金星の方が明るいことになります。24日に見るならば、高度が高い方が木星で、低い方が金星と見分けがつくのですが、26日になると高度が逆転するので注意です。
     さあ、11月後半、天候の良い夕方は、西の空を眺めてみましょう。金星と木星が見えるかワクワク(惑惑?)しますね。

     

    ※自然保護センター本館は、11月24日(日)~30日(土)の間、燻蒸作業(館内の動物剥製や植物標本などの保護作業)のため、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、12月1日(日)からは、通常通り開館いたします。
     一方、本館休館中も観察棟におきましては、11月24日(日)・30日(土)のプラネタリウムと昼の天体観望会、30日(土)夜の週末天体観望会は、通常どおり開催します。

     

    ≪11月16日(土)、17日(日)≫

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月16日(土)
     <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
     <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
     ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

  • 2019.11.08

    【宵の明星】
     11月になり、夕暮れの時間がいっそう早くなってきています。自然保護センターから西の空を見ると、山の稜線付近に一際明るく輝いている星を見つけることができます。それは宵の明星である「金星」です。
     金星は※内惑星であるため、夜中にはほとんど見ることはできません。しかし、地球から近い惑星であるため、とても明るく見えることから「明星」と言われています。11月初旬で約マイナス4等級と、地球から見れば太陽や月の次に明るい星となります。(※内惑星とは地球と太陽の間にある惑星)

     晴れていれば、金星は17時過ぎには南西の空に見えているはずです。また、これから約半年間は宵の明星としてきれいな金星を見ることができます。一番の見ごろは来年4月下旬から5月初旬となるようです。
     夕暮れ時の仕事や学校からの帰り道は、ぜひ南西の空に明るい星を探してみてください。夕焼け色の中の金星を見れば、少しほっとした気持ちになるかもしれません。

     

    ※自然保護センター本館は、令和元年11月24日(日)~30日(土)の間、燻蒸作業(館内の動物剥製や植物標本などの保護作業)のため、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、令和元年12月1日(土)からは、通常通り開館いたします。
     一方、本館休館中も観察棟におきましては、令和元年11月24日(日)・30日(土)のプラネタリウムと昼の天体観望会、30日(土)夜の週末天体観望会は、通常どおり開催します。

     

    ≪令和元年11月9日(土)、10日(日)≫

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月9日(土)
    <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

     

    ≪「日本野鳥の会福井県」からのお知らせ≫
    【ヤング探鳥会in三国海浜自然公園】
     北陸唯一のヤング探鳥会。何が一番のヤン探の証なのか。高齢化が進む野鳥の会ですが、今回の探鳥会リーダーの平均年齢はなんと30歳前半。
     探鳥後は、ココアパウダーやチョコなどでドーナツを鳥の顔のように描くデコレーション遊び。最後は、温かい飲み物と一緒にオリジナルデコレーションドーナッツいただきながら、初心者に合わせた鳥談義(雑談)を行います。
     いつまでも気が若い元気いっぱいのおじさんやおばさんもOKとのこと。
    できれば、将来のヤン探のリーダーになってくれるかもしれないお子様を誘ってご参加ください。

    <日 時> 11月16日(土)8:30~13:00
    <場 所> 坂井市三国海浜自然公園 海浜自然公園センター駐車場
     ※詳細は、こちらのページにてチラシをご覧ください。

  • 2019.11.01

    【紅葉が見ごろの六呂師高原】
     11月となり、朝晩の冷え込みが激しくなった今日この頃、六呂師高原では、経ヶ岳をはじめ背後にそびえる山の木々が、みるみる赤色、黄色、褐色に彩られています。標高500~600mの自然保護センター周辺は、本格的な紅葉まであと少しですが、木々の赤色や黄色が目立つようになってきました。
     センター周辺の木々の中では、ハウチワカエデやヤマウルシの葉は赤色に変化し、オオバクロモジの葉は黄色に変化します(ウルシのなかまは真っ赤な紅葉が美しいですが、触るとかぶれるので要注意です!)。また、今は黄色い葉でも、この後もっと日が当たると、マルバマンサクやアズキナシは赤色に、ブナやミズナラは橙~赤褐色に変化します。今年の10月は日照時間が短かったですが、11月初旬は晴天の日が続きそうです。木々がきれいに色づくことを期待しながら、今週末は秋の絶景を楽しみに六呂師高原にお越しになってはいかがでしょうか。

     

    ≪令和元年11月2日(土)、3日(日祝)、4日(月振)≫

    【特別天体観望会「銀河の女王 アンドロメダ大銀河」】 ※11月3日(日祝)
     アンドロメダ大銀河は肉眼で見える最も遠い天体です。県内屈指の星空スポットで、指導員の解説を聞きながら天体観望しませんか。
    <時 間> 19:00~21:00
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月2日(土)
    <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

  • 2019.10.24

    【秋のバッタと冬越し】
     気温が下がり山の木々もうっすらと色づいてきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。現在、自然保護センター周辺の草むらや奥越高原牧場の牧草地では、コバネイナゴやオンブバッタ、ショウリョウバッタといった秋のバッタたちを見ることができます。
     これから雪が降る季節を迎える前に、バッタたちは冬越し準備の真っ最中です。日本のバッタ類は冬には成虫が死んでしまうので、その前に交尾をして卵を産み、そのまま卵で冬越しします。唯一例外としては、成虫のまま越冬するツチイナゴというバッタがいます。福井県ではツチイナゴの記録はほとんどありませんが、もし真冬に大型のバッタを見かけたら、それはツチイナゴかもしれませんね。
     さてここで、「そもそもイナゴってバッタなの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。バッタは一番大きな分類群(生物の分け方の区分)として「バッタ目(もく)」というものがまずあり、次に「バッタ亜目」と「キリギリス亜目」というものに分かれます。ここでいうバッタとはバッタ亜目に属する昆虫の総称で、イナゴもバッタ亜目に含まれています。バッタの仲間ではあるものの、「稲子(いなご)」の名のとおり、稲を食べる害虫であることがその語源となっています。
     また、バッタたちだけではなく、キリギリスやコオロギ、カマキリ、赤とんぼといった多種多様な昆虫たちも同様に秋の季節を謳歌しています。今年度のシリーズ最終回、令和元年10月27日(日)の「四季の自然観察シリーズ」では、「赤とんぼとバッタをつかまえよう」をテーマに生き物や自然にくわしいガイドが自然保護センター周辺をご案内します。秋の昆虫たちを追いかけて、六呂師高原の深まる秋を感じてみませんか。

     

    ≪10月26日(土)、27日(日)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※10月27日(日)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

     <講 師> 矢村 健一(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 「赤とんぼとバッタをつかまえよう」

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※10月26日(土)
    ※10月より観望会の開催時間が30分早まります。
    <10月のテーマ>「★みずがめ座のM2(球状星団)★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。