近年の里地里山の急激な変化を受け、福井県では平成15年度に県内の里地里山の生物調査を実施し、今も多様な生物がすむ代表的な地域を「福井県重要里地里山」として30か所を選定いたしました※1
今後は、地元自治体や住民の皆さんと一緒に里地里山の保全活用について考え、進めていきます。
里地里山とは
重要地 里地里山30
減少する里地里山の生きもの
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選定基準
- その地域を含む周辺の里地里山で、県レッドデータブック掲載種(県RDB種)が多種確認されている
- 県RDB種の県内の代表的な生息地である
- 県RDB種の繁殖地、越冬地、または旅鳥の重要な中継地点になっている
- 県RDB種の県内唯一の生息地である
※1 この地域は、生物調査の結果を基に、里地里山に依存して生きる絶滅危惧生物が多いなどの基準によって選ばれています。このため、ブナ林やシイ・カシ林など、基本的に人が関わらなくとも維持される原生的自然は含まれていません。