◆今週末のイベント情報 平成30年6月30日(土)、7月1日(日)
【六呂師高原の夏がやってきます】
今週末で6月も終わります。気温も高くなり、いよいよ夏本番です。現在、自然観察の森から妻平にかけては、さまざまな花が咲いています。オカトラノオ、エゾアジサイ、マタタビ、ムラサキシキブ、ウツボグサ、ノリウツギ、クサレダマ、ミズチドリを見ることができます。池ヶ原湿原では、ミズチドリやミヤコイバラの花が満開を迎えており、メタカラコウが咲き始めています。
さらに、これからは六呂師の美しい夜空が一段と見ごろとなる季節です。月が出ていない夜空には、美しい天の川が肉眼でもはっきり見ることができます。
また、南側の空を見上げると、きれいな惑星たちが並ぶように輝いており、午後9時ごろになれば、西の空に金星が一番明るく輝き、南西の空には木星、南の空には土星、南東の空にはきれいな赤色の光を放つ火星がのぼっています。その惑星たちに、おとめ座のスピカやさそり座のアンタレスを含めると、まるで南の空にかかる明るいアーチのようです。特に7月31日に地球に大接近する火星は見応えがあり、6月30日現在でマイナス2.5等級の赤い光は、これからの1カ月間でさらに輝きを増していきます。
当センターの観察棟では、これらの天体に関する観望会を定期的に実施していきます。巨大望遠鏡での星空観察や、専門家による星空解説により、夜空の星をよりいっそう楽しむことができます。この夏は、六呂師高原へお越しになり天体観望を楽しみませんか。美しい夏の夜空が皆さまをお迎えします。
【お知らせ】
・7月15日(日)天文教室「天体望遠鏡を作ってみよう!《夏休み自由研究対策》」の参加者を募集中です!
・7月21日(土)の夏休み標本教室「美しい植物標本をつくろう」の参加者を募集中です!
・夏休み標本教室「作ってみよう昆虫標本」の申し込み受付を7月4日から開始します。お早目にお申込みください。
・7月22日(日)の天文教室「スマホやケータイで星を撮ろう《夏休み自由研究対策》」は定員に達しましたので、受付を終了いたします。
※これらのイベントは定員に達し次第締め切ります。
6月30日(土)
★池ケ原
【池ケ原湿原ガイド】湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。 <講 師> 山岸 登美子さん <時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15 (所要時間約60分) <集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。 <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。 |
★観察棟
【週末天体観望会】※土曜夜のみ開催6月のテーマ:★太陽系最大の惑星「木星」をみよう★ 開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。) ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。 |
7月1日(日)
★自然観察の森
【四季の自然観察シリーズ】今週末は、2018年のシリーズ16回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。 <講 師> 朝日 正之さん <テーマ> モリアオガエルの卵・オタマジャクシを見に行こう! <時 間> 11:00~12:00 13:15~14:15 (所要時間約60分) <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等 |
6月30日(土) 7月1日(日)
★本館
特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】
県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。 <場所> 1階 レクチャーホール <時間> 9:00~17:00(随時受付) |
★観察棟
【プラネタリウム】夏の星座番組夏の星座解説と星座の物語。 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分) ≪星座の物語≫ 午前 「天の川と七夕の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」
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