平成28年度 冬の野鳥レストラン ★今年の見どころ★
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年も「福井県自然保護センター」と「冬の野鳥レストラン」をどうぞよろしくお願いします。
さて、1月5日(木)にみなさんお待ちかねの「冬の野鳥レストラン」が開店しました。前日まで雪がなかったため、今年も閑古鳥が鳴くスタートを心配していましたが、5日は朝から降雪があり、無事エサ台に野鳥が訪れる開店となりました。
いよいよ始まった冬の野鳥レストランですが、今回は今年の見どころをご紹介します。
見どころ その① 酉年特別企画 「野鳥絵馬を作ろう!」
2017年の酉年にちなんで、野鳥の絵馬の作成体験ができるコーナーを設けました。絵馬の板にお好きな野鳥のイラストを転写して、色を塗り、願い事などを書いていただけます。お子様におすすめです。
対象 中学生以下のお子様
日時 冬の野鳥レストラン開催期間中(1月5日~2月28日)の土曜・日曜・祝日
午前9時~午後4時
定員 40名/日 午前・午後20名ずつ(申込不要・無料)
1階事務所で受付をしています。
見どころ② 看板をリニューアルしました!
今年の冬の野鳥レストランは自然の景観にマッチするように看板やエサ台を準備しました。この看板は縦に半分に切った丸太の表面に字を掘り、さらにバーナーで焦げ目をつけたものです。周囲の自然や野鳥にピッタリのなかなか渋い仕上がりになりました。野鳥と看板を一緒に写真に収めるとカッコいいです。
見どころ その③ 渡り橋のエサ台
冬の野鳥レストランの看板をのせたコンクリート塀と窓をつなぐように、渡り橋型のエサ台を設置しました。縦半分に切った長い丸太をエサがのせられるように彫り込んであります。この渡り橋のエサ台により、これまで近くまでは寄ってこなかった警戒心の強い野鳥が少しずつ近づいてくることが期待されます。
開店初日には、ゴジュウカラがこのエサ台でエサをついばむ様子が何度も見られました。他にも色々な野鳥が来てくれることと思います。
見どころ その④ 丸太のエサ台と巣箱
丸太をくりぬき、中にミカンやカキなどの果物を付けるようにしたエサ台です。ヒヨドリやカケス、メジロなどが食べに来ます。
丸太で作った巣箱です。中がくりぬいてあり、かなり広いスペースがあります。野鳥が中から出てくるときに、可愛らしい様子を楽しめそうです。
まだ雪が少ないためレストランを訪れる野鳥は少ないですが、来週にはまとまった降雪がありそうです。積雪があり、森の中でエサがとれなくなると、レストランは野鳥で大賑わいになります。かわいい野鳥たちを間近でご覧になりませんか。みなさまのご来館をお待ちしております。