「池ヶ原湿原ガイド」カテゴリーアーカイブ

  • 2021.09.30

     六呂師高原にある池ヶ原湿原は、希少な湿地性の植物の生育地です。また、イネ科多年草のヨシが旺盛に育つ場所でもあります。池ヶ原湿原のヨシは、昔は雪囲いなどの資材として大変重宝されており、村民総出のヨシ刈りが実施されていました。しかし、生活様式が変化し、ヨシ刈りは行われなくなり、池ヶ原湿原は手つかずの状態になり、荒廃が進みました。「手つかず」=「自然」と思われるかもしれませんが、美しい日本の原風景を守っていくためには、人の手による定期的な管理が必要です。そこで池ヶ原湿原保全・活用協議会では、希少な湿地性の植物の生育地を保全するため、毎年秋にヨシ刈りを実施しています。2021年は10月16日(土)に実施します。どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。ご協力よろしくお願いします。

     

     

          

     

    ・チラシ[PDF]

     

     

     

  • 2021.06.09

    池ヶ原湿原恒例の湿原保全作業を6月20日(日)に実施します。

     

    ミズチドリをはじめとする希少な湿地性植物の生育地である池ヶ原湿原ですが、特定外来生物オオハンゴンソウが侵入しており、将来、湿地性植物の生育地を奪ってしまう可能性があります。また、ハンノキが繁茂しており、湿地が樹林化してしまう可能性もあります。今の湿原環境を守り、未来へとつないでいくために、6月20日(日)に(1)外来種除去と(2)ハンノキの巻き枯らしを実施します。

     どなたでもご参加いただけますので、保全作業にお力添えください。

     

     

    ・チラシ[PDF]

     

     

  • 2020.06.11

     六呂師高原にある池ヶ原湿原は、湿原植物の県内随一の生育地です。この湿原にはオオハンゴンソウという外来植物も生育しています。オオハンゴンソウは初夏に黄色い美しい花をつけますが、繁殖力がとても強いため、湿原内に広がると湿原植物の生育地をうばってしまいます。池ヶ原湿原を未来へとつないでいくため、池ヶ原湿原保全・活用協議会(事務局は福井県自然保護センター)は毎年初夏にオオハンゴンソウの抜き取り作業を実施しています。
    今年は下記の通り実施します。一般の方のご参加も大歓迎です。

    ●チラシ【PDF】

    <日時> 令和2年6月21日(日) 9:30~10:30(受付9:00~)
    <場所> 池ヶ原湿原駐車場(勝山市平泉寺町池ヶ原、奥越高原牧場事務所隣り)
    <服装> 汚れても良い服装(長袖、長ズボン)、帽子、長靴、軍手、雨かっぱ
    <持ち物> 飲料、タオル、サンカクホーなど草を根ごと取除く道具(お持ちの方)等
    当日は、新型コロナウイルスと熱中症の対策を講じて作業します。
    ・人が一か所に集中しないよう、複数グループに分かれて作業します。
    ・集合時にはマスクの着用をお願いしますが、熱中症予防のため、作業時は人との距離を2m以上保ちながら、マスクを外して作業します。

     

    ▼昨年度の様子

    オオハンゴンソウ
    オオハンゴンソウ駆除の様子
    オオハンゴンソウ駆除の様子
    駆除したオオハンゴンソウ

     

     

  • 2019.05.19

     池ヶ原湿原では、保全活動により再生された多様な湿原の生物たちについて学ぶことができます。また、季節に応じて、湿原に群生する貴重な植物たちは一見の価値有りです。自然観察の専門家によるガイド付きで、誰でも気軽に自然と触れ合うことができます。ぜひご参加ください。

    【見ごろとなる動植物】

    <植物>レンゲツツジなど

    <動物>モリアオガエル・オオルリボシヤンマ・エゾイトトンボ・ギンヤンマ・ショウジョウトンボなど

    ※少雨決行、荒天中止

    池ケ原湿原チラシ

    ▼チラシをダウンロード

    ・チラシ【PDF】

    ・チラシ【JPG表面】【JPG裏面】