「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

  • 2019.11.14

    【木星と金星が接近】
     先週号で紹介した宵の明星である「金星」を見つけることはできましたか。
     この時期、金星と間違って見てしまうのが「木星」です。実は現在、木星の見える位置は日を追うごとに金星に近づいています。令和元年11月の23日から26日にかけては金星と木星の位置はとても近くなり、最も近づいて見えるのは24日の夕方となるようです。明るい2つの惑星が近くにあることはとても見応えがあり、自然と目が奪われます。
     2つの惑星は肉眼では形までは分からないため、どちらが金星か木星か見分けがつかない方も多いと思います。明るさを比べると金星は約マイナス4等級、木星は約マイナス2等級で、金星の方が明るいことになります。24日に見るならば、高度が高い方が木星で、低い方が金星と見分けがつくのですが、26日になると高度が逆転するので注意です。
     さあ、11月後半、天候の良い夕方は、西の空を眺めてみましょう。金星と木星が見えるかワクワク(惑惑?)しますね。

     

    ※自然保護センター本館は、11月24日(日)~30日(土)の間、燻蒸作業(館内の動物剥製や植物標本などの保護作業)のため、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、12月1日(日)からは、通常通り開館いたします。
     一方、本館休館中も観察棟におきましては、11月24日(日)・30日(土)のプラネタリウムと昼の天体観望会、30日(土)夜の週末天体観望会は、通常どおり開催します。

     

    ≪11月16日(土)、17日(日)≫

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月16日(土)
     <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
     <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
     ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

  • 2019.11.08

    【宵の明星】
     11月になり、夕暮れの時間がいっそう早くなってきています。自然保護センターから西の空を見ると、山の稜線付近に一際明るく輝いている星を見つけることができます。それは宵の明星である「金星」です。
     金星は※内惑星であるため、夜中にはほとんど見ることはできません。しかし、地球から近い惑星であるため、とても明るく見えることから「明星」と言われています。11月初旬で約マイナス4等級と、地球から見れば太陽や月の次に明るい星となります。(※内惑星とは地球と太陽の間にある惑星)

     晴れていれば、金星は17時過ぎには南西の空に見えているはずです。また、これから約半年間は宵の明星としてきれいな金星を見ることができます。一番の見ごろは来年4月下旬から5月初旬となるようです。
     夕暮れ時の仕事や学校からの帰り道は、ぜひ南西の空に明るい星を探してみてください。夕焼け色の中の金星を見れば、少しほっとした気持ちになるかもしれません。

     

    ※自然保護センター本館は、令和元年11月24日(日)~30日(土)の間、燻蒸作業(館内の動物剥製や植物標本などの保護作業)のため、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、令和元年12月1日(土)からは、通常通り開館いたします。
     一方、本館休館中も観察棟におきましては、令和元年11月24日(日)・30日(土)のプラネタリウムと昼の天体観望会、30日(土)夜の週末天体観望会は、通常どおり開催します。

     

    ≪令和元年11月9日(土)、10日(日)≫

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月9日(土)
    <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

     

    ≪「日本野鳥の会福井県」からのお知らせ≫
    【ヤング探鳥会in三国海浜自然公園】
     北陸唯一のヤング探鳥会。何が一番のヤン探の証なのか。高齢化が進む野鳥の会ですが、今回の探鳥会リーダーの平均年齢はなんと30歳前半。
     探鳥後は、ココアパウダーやチョコなどでドーナツを鳥の顔のように描くデコレーション遊び。最後は、温かい飲み物と一緒にオリジナルデコレーションドーナッツいただきながら、初心者に合わせた鳥談義(雑談)を行います。
     いつまでも気が若い元気いっぱいのおじさんやおばさんもOKとのこと。
    できれば、将来のヤン探のリーダーになってくれるかもしれないお子様を誘ってご参加ください。

    <日 時> 11月16日(土)8:30~13:00
    <場 所> 坂井市三国海浜自然公園 海浜自然公園センター駐車場
     ※詳細は、こちらのページにてチラシをご覧ください。

  • 2019.11.01

    【紅葉が見ごろの六呂師高原】
     11月となり、朝晩の冷え込みが激しくなった今日この頃、六呂師高原では、経ヶ岳をはじめ背後にそびえる山の木々が、みるみる赤色、黄色、褐色に彩られています。標高500~600mの自然保護センター周辺は、本格的な紅葉まであと少しですが、木々の赤色や黄色が目立つようになってきました。
     センター周辺の木々の中では、ハウチワカエデやヤマウルシの葉は赤色に変化し、オオバクロモジの葉は黄色に変化します(ウルシのなかまは真っ赤な紅葉が美しいですが、触るとかぶれるので要注意です!)。また、今は黄色い葉でも、この後もっと日が当たると、マルバマンサクやアズキナシは赤色に、ブナやミズナラは橙~赤褐色に変化します。今年の10月は日照時間が短かったですが、11月初旬は晴天の日が続きそうです。木々がきれいに色づくことを期待しながら、今週末は秋の絶景を楽しみに六呂師高原にお越しになってはいかがでしょうか。

     

    ≪令和元年11月2日(土)、3日(日祝)、4日(月振)≫

    【特別天体観望会「銀河の女王 アンドロメダ大銀河」】 ※11月3日(日祝)
     アンドロメダ大銀河は肉眼で見える最も遠い天体です。県内屈指の星空スポットで、指導員の解説を聞きながら天体観望しませんか。
    <時 間> 19:00~21:00
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※11月2日(土)
    <11月のテーマ>「★秋の夜空を代表する天体『アンドロメダ銀河』★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

  • 2019.10.24

    【秋のバッタと冬越し】
     気温が下がり山の木々もうっすらと色づいてきた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。現在、自然保護センター周辺の草むらや奥越高原牧場の牧草地では、コバネイナゴやオンブバッタ、ショウリョウバッタといった秋のバッタたちを見ることができます。
     これから雪が降る季節を迎える前に、バッタたちは冬越し準備の真っ最中です。日本のバッタ類は冬には成虫が死んでしまうので、その前に交尾をして卵を産み、そのまま卵で冬越しします。唯一例外としては、成虫のまま越冬するツチイナゴというバッタがいます。福井県ではツチイナゴの記録はほとんどありませんが、もし真冬に大型のバッタを見かけたら、それはツチイナゴかもしれませんね。
     さてここで、「そもそもイナゴってバッタなの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。バッタは一番大きな分類群(生物の分け方の区分)として「バッタ目(もく)」というものがまずあり、次に「バッタ亜目」と「キリギリス亜目」というものに分かれます。ここでいうバッタとはバッタ亜目に属する昆虫の総称で、イナゴもバッタ亜目に含まれています。バッタの仲間ではあるものの、「稲子(いなご)」の名のとおり、稲を食べる害虫であることがその語源となっています。
     また、バッタたちだけではなく、キリギリスやコオロギ、カマキリ、赤とんぼといった多種多様な昆虫たちも同様に秋の季節を謳歌しています。今年度のシリーズ最終回、令和元年10月27日(日)の「四季の自然観察シリーズ」では、「赤とんぼとバッタをつかまえよう」をテーマに生き物や自然にくわしいガイドが自然保護センター周辺をご案内します。秋の昆虫たちを追いかけて、六呂師高原の深まる秋を感じてみませんか。

     

    ≪10月26日(土)、27日(日)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※10月27日(日)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

     <講 師> 矢村 健一(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 「赤とんぼとバッタをつかまえよう」

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「アンドロメダとカシオペアの話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※10月26日(土)
    ※10月より観望会の開催時間が30分早まります。
    <10月のテーマ>「★みずがめ座のM2(球状星団)★」
    <時 間> 19:00~21:00(時間内に観察棟までお越しください)
    ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。

  • 2019.10.17

    【六呂師高原の美しい夜空】
     10月も満月期を過ぎ、これからの六呂師高原の夜は、星空観察にぴったりの季節です。
     夜の始まりには、まだ夏の大三角が頭の上にあり、南西の空には土星を見ることができます。また、8時以降、東の空には「すばる(プレアデス星団)」が昇ってきます。肉眼で見ると少しぼやっとしていますが、双眼鏡や望遠鏡で見ると、青白く明るい星々がいくつも連なって輝いています。じっくり観察すれば、すばるの語源が「結ばる」から来ているのもうなずけるはずです。
    ほとんどの人が寝静まる頃、東の空からは、次々と一等星が昇って来ます。ここからの時間帯は、冬の一等星のパレードです。おうし座の「アルデバラン」、ぎょしゃ座の「カペラ」、オリオン座の「ベテルギウス」と「リゲル」、ふたご座の「ポルックス」、こいぬ座の「プロキオン」、おおいぬ座の「シリウス」が夜の1時までには、全て昇ります。きれいな夜空を眺めながら、有名な星座を探すには、丁度今の季節が良いのかもしれません。
     自然保護センターでは、10月25日(金)に天文教室「秋の星座めぐり」を開催します。また、11月3日(日)には特別観望会「銀河の女王『アンドロメダ大銀河』」を開催します。どちらのイベントも、六呂師高原の美しい夜空を楽しむにはこれ以上ないイベントです。奮ってご参加ください。

     

    ≪令和元年10月19日(土)、20日(日)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※10月19日(土)、20日(日)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

     <講 師> 酒井 敬治(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 「ススキにノビタキを探そう」

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム※10月19日(土)
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「みずがめ座の話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    ≪「日本野鳥の会福井県」からのお知らせ≫
    ●女子探鳥会in中池見湿地
     年齢制限なし女性限定の探鳥会のご案内です。探鳥会リ-ダ-やスタッフも女性です。バ-ドウォツチング初体験の方、経験のある方にも・や・さ・し・い・探鳥会をめざしています!!
     <日 時> 10月20日(日) 8:45~11:30
     <場 所> 敦賀市樫曲 中池見人と自然のふれあいの里(中池見湿地ビジターセンター)
     <定 員> 30名
     ※申し込み等の詳細は下記URLのチラシをご覧ください。
      http://www.wbsjfukui.org/jyosikai2019.jpg

  • 2019.10.10

    【池ケ原湿原のヨシ刈り】
     六呂師高原にある池ヶ原湿原では、毎年定期的にヨシ刈りを実施しています。初夏にはミズチドリなど可憐な花が咲き誇る池ヶ原湿原は、ヨシ原とともにあります。背の高いヨシを刈り取る作業は大変労力のいる仕事ではありますが、実施しないと植生遷移(生育する植物の種類が時間経過とともに移り変わること)が進み、可憐な花は生育できなくなってしまいます。そこで、地元の団体、企業、学校、自治体等で構成される池ヶ原湿原保全・活用協議会では、毎年秋にヨシ刈りを実施しています。今年は10月19日(土)に開催します。協議会以外の方もご参加いただけますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

    ヨシ刈りの様子

     

    ≪令和元年10月12日(土)、13日(日)、14日(月祝)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※10月12日(日)、13日(月祝)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    ○13日(日)
     <講 師> 山田 儀一(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 「葉っぱで遊ぼう」
    ○14日(月祝)
     <講 師> 山田 洋子(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 「たねのさくせん」<講 師> 牧野 晃治(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 気候療法で秋の森を歩こう

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】※12日(土)は台風のため中止とさせていただきます。
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「みずがめ座の話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

  • 2019.10.03

    【2018年度 日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト 調査結果報告】

    “夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負われて 見たのはいつの日か・・・・ 中略”
    “夕焼け小焼けの赤とんぼ とまっているよ 竿の先”

     誰もがご存知の日本の原風景を唄った、童謡“赤とんぼ”の歌詞です。
     しかし今、日本の秋の風物詩であった群れ飛ぶ赤とんぼが、日本各地の空から消えつつあります。そこで自然保護センターでは、2018年秋、そんな赤とんぼ(特にアキアカネ)の福井県内の現状を調べるために、県民参加型の赤とんぼ調査を行いました。
    今回の調査の主役は、県内に10種類以上いる赤とんぼの中でも最も数が多く、童謡の主役となったアキアカネです。アキアカネは、春の田んぼで孵化し、6~7月に羽化してトンボになります。8月になると暑い夏を避けて、標高1,000m程度の山地で避暑生活を送ります。そして9月、産卵のために山を下り、9月中旬から11月にかけて田んぼで産卵して一生を終えます。
     今回の調査では、アキアカネが、いつ、どこで、どの程度の数が確認されたのかという情報を集め、アキアカネの移動時期や、場所と個体数の関係をまとめました。
     調査にご賛同しご協力いただいた53名の皆様から、310件の情報をいただきました。どうもありがとうございました。
     私たちのご先祖様が稲作を始めてから、日本人と共に田んぼに命を支えられてきた赤とんぼ。2019年の秋にも田んぼにたくさんの赤とんぼが舞い、さらに私たちの子孫もずっと同じ光景を見続けられることを願いつつ、調査結果をまとめました。この報告をご覧になった皆様の赤とんぼへのまなざしが、少し違ったものになれば幸いです。

    ●2018年度 日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト 調査報告【PDF】

     

    ≪令和元年10月5日(土)、6日(日)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※10月6日(日)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

     <講 師> 牧野 晃治(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 気候療法で秋の森を歩こう

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「みずがめ座の話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※10月5日(土)

     10月より観望会の開催時間が30分早まります。 
     <10月のテーマ>「★みずがめ座のM2(球状星団)★」
     <時 間> 19:00~21:00(20:45までに観察棟にご入館ください)
     ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
      また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。

  • 2019.09.27

    【六呂師高原に赤とんぼの秋到来】
     秋といえば赤とんぼの季節です。六呂師高原では現在、自然保護センターの自然観察の森や、奥越高原牧場の牧草地、池ヶ原湿原や妻平湿原など、いたるところでたくさんの赤とんぼが見られます。
     赤とんぼの中でも数が多く、よく見られるのがアキアカネです。アキアカネは春の田んぼで孵化し、6~7月に羽化してトンボになります。8月になると熱い夏を避けて、標高1,000m程度の山地で避暑生活を送ります。そして9月になると、産卵のために山を下り、9月中旬から11月にかけて田んぼで産卵して一生を終えます。
     この季節に六呂師高原で見られるのは、ちょうど山から下りてきた赤とんぼ達ということになります。赤とんぼ達が平地の田んぼに降りてくるまで、しばらくはたくさんの個体を六呂師高原で見ることができますので、皆さんも是非、六呂師高原に来て赤とんぼ探しをしてみてください。

     

    ≪9月28日(土)、29日(日)≫

    【四季の自然観察シリーズ】※9月29日(日)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

     <講 師> 小林 則夫(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 森のたからものさがし

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】
     秋の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「みずがめ座の話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※9月28日(土) 
     <9月のテーマ>「★最遠の惑星『海王星』★」
     <時 間> 19:30~21:30(21:15までに観察棟にご入館ください)
     ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
      また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。

  • 2019.09.20

    【実りの秋??】
     暑さも和らぎ、すっかり秋になりました。自然保護センター周辺の自然観察の森では秋の花や木の実が目立つようになってきます。
    :ゲンノショウコ、ブタナ、ツユクサ、チヂミザサ、ムラサキツメクサ、ミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、イヌタデ、オミナエシ、オトコエシ、ツリフネソウ、ヒカゲイノコズチ、キンエノコロ、イチゴツナギ、チカラシバ、メマツヨイグサ、アキノエノコログサ、ヨモギ、ススキ…
    果実:コナラ、ミズキ、ヤマボウシ、クリ、ヨウシュヤマゴボウ、コブシ、イチョウ…
     夏の間、自然保護センターでは、ツキノワグマの大量出没の発生を予測するために、県内46地点でブナ、ミズナラ、コナラの実の付き具合を調べました。標高の高い奥山のブナ、ミズナラは県全体で凶作、標高の低い里山では不作でした。つまり、ツキノワグマは秋以降、餌を求めて集落に近い里山に出没するケースが増える可能性があります。
     自宅に柿や栗の木がある人は、クマを引き寄せてしまわないように、早めに収穫することをおすすめします。また、山の中ではクマが餌を求めて歩き回っています。登山される方は、クマにこちらの存在に気付いてもらえるように、音の出るクマ鈴や携行ラジオを持って入山しましょう。

     

    ≪9月21日(土)、22日(日)、23日(月祝)≫

    【ふくい星空写真展】
     福井県内で撮影された美しい天体写真や星景写真を集めた写真展を開催します。一般から公募した美しい星々の写真を約60点展示します。※A4サイズの写真を後半の部に入れ替えました。
         <時 間>   9:00~17:00
     <場 所> 本館レクチャーホール

     

    【四季の自然観察シリーズ】※9月22日(日)、23日(月祝)
     自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    ●22日(日)
     <講 師> 井草貴男(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 赤とんぼってなぁに?
    ●23日(月祝)
     <講 師> 大石橋節子(福井県自然観察指導員)
     <テーマ> 森のようちえん 楽校

     <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  
           (所要時間約60分)
     <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。 
     <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     

    【プラネタリウム】
     夏の星座解説と星座の物語。
     <時 間> 10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~
          (所要時間約40分)
     <星座の物語>
      午前 「みずがめ座の話」
      午後 「宇宙を広げた男 ウィリアム・ハーシェル」

     

    【週末天体観望会】 ※9月21日(土) 
     <9月のテーマ>「★最遠の惑星『海王星』★」
     <時 間> 19:30~21:30(時間内に観察棟までお越しください)
     ※曇・雨天時はプラネタリウムを上映します。
      また、夜はかなり冷え込みます。お越しの際は防寒の上、足元に十分にご注意ください。

     

    【2018年度 日本の原風景「赤とんぼ」を見つめ直すプロジェクト】

     昨年度実施された調査報告【PDF】

  • 2019.09.11

    【秋の連休は自然とのふれあいを満喫しませんか】

     9月14日(土)、15日(日)、16日(月祝)の連休中に、自然保護センターでは特別企画を開催します。15日(日)と16日(月祝)は、ミルク工房奥越前で開催される「アルプス音楽祭」にてブースを設置し、ガイドとともに秋の自然の中を散策するイベントや、森の材料を使った工作などが体験できます。センター本館と観察棟でも、森のガイド、プラネタリウムや天体観望会など、盛りだくさんの企画で皆様をお待ちしております。これらのプログラムは全て無料で、申し込みも不要です。この連休はご家族でゆっくりと六呂師高原を満喫してみませんか。

     

    ▼詳しくは下のチラシをご覧ください。

     

    ・チラシ【PDF】

    ・チラシ【JPG表】【JPG裏】