「お知らせ」カテゴリーアーカイブ
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2019.01.31
【冬の野鳥レストラン情報】
1月26日(土)から強い寒波がやってきたため、自然保護センターでは80㎝の積雪となりました。このため、1月27日(日)以降はこれまで以上に野鳥たちが訪れるようになり、1月29日(火)には10種もの野鳥が観察できました。これまで1日に1~2回の来店だったアカゲラやオオアカゲラも、1日に数回は来店するようになり、レストランはとても賑やかになってきました。
この日訪れた野鳥の中でも、特に一番の注目を浴びたのはアオゲラです。アオゲラは、頭部が赤色、体の背や翼の上面が暗緑色の美しい色合いの野鳥です。アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラと同じくキツツキの仲間ですが、このアオゲラだけはレストランをなかなか訪れてくれませんでした。そのアオゲラが、ついに姿を現し、来館者の方々の目を釘付けにしました。惜しくも、29日(火)に来店したのは1回のみでしたが、翌日の30日(水)には3回来店し、そのうち1回はオス、2回はメスでした。
冬の野鳥レストランは今後もまだまだ続き、これからが本番です。2月からは来館者の方が撮影した野鳥の写真を展示するコーナーを設けました。ご来館の際は、ぜひこの写真コーナーもご覧くださるとともに、ご自分のベストショットをお持ちくだされば、掲示させていただきます。●1月25日(金)~1月31日(木)のご来店リスト
・ヤマガラ
・シジュウカラ
・コガラ
・エナガ
・アカゲラ
・オオアカゲラ
・アオゲラ・・・1/29(火)初来店
・コゲラ
・ルリビタキ
・カケス
・ヒヨドリ
・ハシブトガラス
アオゲラ1 アオゲラ2 アオゲラ3 アオゲラ4 アオゲラ5 アオゲラ6 コゲラ アカゲラ エナガ ルリビタキ ※写真は全て平成31年1月30日(水)に撮影したものです。
≪お知らせ≫
【白山国立公園パークボランティア写真展】1月26日(土)より、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を開催します(主催:環境省白山自然保護官事務所)。
白山国立公園では、国立公園で美化清掃や自然解説などを行うパークボランティアの方々が活動されています。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園の自然を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。
期間は2月17日(木)までと短いですが、センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。≪2月2日(土)、3日(日)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「エリダヌス座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.01.25
【冬の野鳥レストラン情報】
20日(日)からは雨や曇りの日が多かったため、六呂師高原の積雪はかなり少なくなり、野鳥たちがレストランに来ない時間帯が少し増えました。このような状況でも、常連さんのヤマガラやシジュウカラに交じって、エナガが1時間に1回程度10羽以上の群れで、好物の牛脂を食べに来ています。運が良ければエナガのなる木を見ることができます。また、アカゲラとオオアカゲラが1日に数回顔を見せてくれるようになりましたし、コガラは常連さんになりました。
さらに、野鳥たちのご来店が増えることを願い、メニューを1つ追加しました。それは「バードケーキ」という野鳥専用のケーキです。バードケーキは主に小麦粉、ラード、砂糖を練り合わせたもので、センター職員手作りです。このバードケーキを枯木などに埋め込んだり、餌台に置いたりして、これから野鳥たちの人気メニューになることを期待しています。バードケーキ ●1月18日(金)~1月24日(木)のご来店リスト
・ヤマガラ
・シジュウカラ
・コゲラ
・エナガ
・ヒヨドリ
・アカゲラ・オオアカゲラ
・コガラ
・ハシブトガラス
ヤマガラ ヤマガラが目の前に 新しい餌代に来店したシジュウカラ シジュウカラ エナガ エナガ1 エナガとコゲラ ※写真は全て平成31年1月23日(水)に撮影したものです。
≪お知らせ≫
【白山国立公園パークボランティア写真展】1月26日(土)より、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を開催します(主催:環境省白山自然保護官事務所)。
白山国立公園では、国立公園で美化清掃や自然解説などを行うパークボランティアの方々が活動されています。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園の自然を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。
期間は2月17日(木)までと短いですが、センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。≪1月26日(土)、27日(日)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「オリオン座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.01.23
1月26日(土)より、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を開催します(主催:環境省白山自然保護官事務所)。
白山国立公園では、国立公園で美化清掃や自然解説などを行うパークボランティアの方々が活動されています。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園の自然を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。
期間は2月17日(日)までと短いですが、センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。
写真展の様子 写真展の様子 -
2019.01.17
【冬の野鳥レストラン情報】
1月の三連休は天候が良く、雪が少なかったためか、野鳥たちがレストランに来ない時間帯が多くなりました。このため、特に午後からは、来館者の方々は粘り強く、観察や撮影をしている様子が見受けられました。それでも、ヤマガラやシジュウカラが次々とやって来ることはもちろん、アカゲラ、オオアカゲラ、エナガは1日のうちに2~3回ずつは姿を見せてくれました。
1月16日からは、雪が少しずつ積もり始めたこともあり、これから来店する野鳥たちが増えてきそうです。17日には、4~5羽のエナガが枯木の牛脂を食べに来店する回数も増えてきました。これからは、キツツキ類の来店回数も増えることが期待できそうです。
目の前のヒマワリの種にやって来るヤマガラやシジュウカラたちを観察することも楽しいですが、奥の方の枯木で牛脂をついばみに来る野鳥たちを見つけることも、宝物を発見するようでとても楽しいことです。今週末は、たくさんの野鳥たちを見つけに、ぜひ自然保護センターまでお越しください。●1月11日(金)~1月17日(木)のご来店リスト
・ヤマガラ
・シジュウカラ
・コゲラ
・エナガ
・ヒヨドリ
・アカゲラ・オオアカゲラ
・ミヤマホオジロ・・・1月14日に初来店
・ミソサザイ・・・1回限りの来店(1月12日)
・ハシブトガラス
・キツネ・・・1月17日に初来店
アカゲラ1 アカゲラ2 エナガ1 エナガ2 エナガ3 エナガ4 エナガ5 エナガ6 ※写真は全て平成31年1月17日(木)に撮影したものです。
≪1月19日(土)、20日(日)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「オリオン座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.01.10
故 上木泰男氏は「全国野鳥保護のつどい」における野生生物保護功労者表彰において、「総裁賞」を受賞している本県を代表する鳥類研究家です。この度、奥様である上木康子様より、野鳥などの動物生態学に関する貴重な書籍を、多数ご寄贈いただきました。
これらの貴重な書籍を、より有効に活用していただくために、日本野鳥の会福井県、および福井県自然観察指導員の会会員の皆さまに限ってですが、貸し出しをいたします。
以下のリンクは、貸し出し可能な書籍のリストとなっており、所定の「物品貸出し申請書・受理書」様式にご記入の上、当センターにおいてご提出いただければ、その場で図書を貸し出しいたします。借用期間は原則1カ月以内です。
※諸手続きへのご質問はセンターまでお電話ください。
★上木泰男氏寄贈書籍 貸出リスト★
○上木泰男氏の略歴
1936 北海道札幌市で生誕 1959 現福井市松城町で育ち、福井大学学芸学部を卒業 1959~
1996
福井県内の高校にて理科の教鞭を執るとともに、休日等を利用して鳥の調査や研究を行う。主に水辺の鳥(シギ、チドリの仲間)を追い求め、南越地方に多く分布しているタマシギについては、その行動を1965~2005年までつぶさに調査・研究した。 1973~
2002
丹生郡織田町笈松にある織田山鳥類一級観測ステーションの代表調査委員を務める。主に越前海岸沿いに南下する小鳥の渡りを調査。環境省が行っている一連の標識調査がその中心となっている。1986年に「雪国のタマシギ」を発刊。 1996~
2006
教職を退職。大阪市立大学理学部動物社会学科研究室に留学。鳥類標識調査を続けるかたわら海外で実施される各種調査に参加する。 2011 死去 -
2019.01.09
【大好評!冬の野鳥レストラン】
1月5日に開店した「冬の野鳥レストラン」は、今年も初日から多くの皆様にお越しいただき、心より感謝申し上げます。
現在は積雪が少なく、野鳥も餌にそれほど困っていないためか、初日に訪れた野鳥の数は多くありませんでした。しかし、1月6日(日)には、数の多い順に、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、アカゲラ、ヒヨドリ、ルリビタキが訪れ、餌台に取り付けた牛脂、カラスザンショウの実、ヒマワリの種、ミカンを元気よく食べていました。
1月8日(火)には、新たにカケスが来店し、エナガの数も10羽程に増えました。牛脂を埋め込んだ枯れ木にエナガが4~5羽、鈴なりになって見事でした。野鳥の中でもトップレベルのかわいいエナガの群れはオススメです。※写真は以前に撮影したものも含まれます。
ヤマガラ シジュウカラ エナガ コゲラ アカゲラ ヒヨドリ ルリビタキ カケス さて、今年度の野鳥のレストランはリニューアルしたポイントが2つあります。昨年度に引き続きお越しの方は、こちらのポイントも併せてお楽しみください。
①窓のすぐ近くに新しい餌台(手作りです)を設置しました。この餌台の中には現在ピーナッツの粉が入っており、台の底板に餌が出てくるしくみになっています。この新しい餌台で呼びたいお客さんはエナガです。大繁盛すれば、皆さんのすぐ目の前で見ることができます。
②野鳥の迫力ある写真を撮りたい方へ、例年、写真撮影小屋を設置しています。今年度は、小屋の中に新たに床板を取り付けたことで、椅子を並べることができ、より安全で安定した状態で撮影ができます。
野鳥たちで大賑わいの「冬の野鳥レストラン」です。ぜひかわいい野鳥たちの姿をご覧ください。みなさんのお越しをお待ちしております。≪お知らせ≫
【参加者募集中】
2月9日(土)開催の里山観察ウォーク「スノーシューで森の探検!」の参加申し込みを受付しています。このイベントでは、自然観察の森の中を、スノーシューを履いて探検・観察します。普段は歩けない森の中や、届かない木や枝を、雪の上から観察できます。真っ白な森の中を歩きながら、夏には見られない森の様子を体験・観察し、雪に親しみませんか。
→詳しくはこちらをご覧ください。≪1月12日(土)、13日(日)、14日(月祝)≫
【冬の野鳥レストラン】
近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。
<日 時>1月5日(金)~2月28日(水)の開館日
9:00~17:00
土曜・日曜・祝日の10:00~15:00にはガイドを実施
<会 場>本館2階 森の学習室【冬の星空ガイド】
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「オリオン座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~ (所要30分程度) -
2019.01.04
いよいよ1月5日(土)より、「冬の野鳥レストラン」が開店いたします!
開店前日には、職員一同、冬の野鳥レストランの開店に向けた準備を行いました。この日は、センターの学習広場で約30㎝ほどの積雪がありました。天候は良く、センター本館の森の学習室から見える山の斜面を職員全員で踏み固め、餌台や写真撮影小屋の設置、学習室内の設営等、さまざまな準備を気持ちよく行うことができました。開店準備は万全です。
今年度の「冬の野鳥レストラン」はリニューアルしたポイントが2カ所あります。
①2つの新しい餌台を作製
餌台1 餌台2 窓のすぐ近くに新しい餌台(手作りです)を設置しました。この餌台の中には現在ピーナッツの粉が入っており、台の底板に餌が出てくる設計になっています。この新しい餌台がお客さんで大繁盛すれば、皆さんのすぐ目の前でたくさんの野鳥を見ることができます。我々職員もとても楽しみです。
②撮影小屋をリニューアル
撮影小屋 中の様子 野鳥の迫力ある写真を撮りたい方へ、この写真撮影小屋を設置しています。昨年度と比べパワーアップしたところは、小屋の中に床板を取り付けたことです。上の写真のように椅子も並べることができ、より安全で安定した環境で撮影ができます。
さて、明日からは、この「冬の野鳥レストラン」により多くの野鳥が来店してくれることでしょう。もちろん、野鳥を見に来る皆さまのご来館も、首を長くしてお待ちしております。
冬の野鳥レストラン ヤマガラ -
2018.12.20
≪年末年始のお知らせ≫
【年末年始の休館日について】
当センターは平成30年12月28日(金)~平成31年1月4日(金)の間、休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお、1月5日(土)からは通常通り開館いたします。【1月5日(土)より「冬の野鳥レストラン」開店!】
毎年、大好評をいただいている「冬の野鳥レストラン」は、1月5日(土)より開店いたします。近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランでは、あたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察できます。年の初めに、可愛らしい野鳥を見にいらっしゃいませんか。
●どんな野鳥が来るの?
野鳥のレストランでは、平成18~29年度までに42種の野鳥が記録されています。その中でも常連さんは、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラなどのキツツキ類、ヒヨドリや カケスです。時には、小鳥を狙うハイタカが現われたり、野鳥ではありませんがリスが常連さんになってくれる時もあります。
●どうやって観察するの?見どころは?
暖かい室内から、窓越しに野鳥を観察します。野鳥は窓のすぐ近くまでやって来るので、肉眼で観察できます。小鳥がヒマワリのタネをくわえて、中身を上手に取り出す様子を、間近で見ることができます。 屋外に小型マイクを設置してあるため、タネをくちばしでつつく音や鳴き声も聞こえます。
●野鳥ガイド
期間中の日曜日、祝日の10:00~15:00は、福井県自然観察指導員による野鳥ガイドを開催します。鳥の名前や習性 について詳しく聞くことができます。【観察棟の閉館について】
1月~2月は、積雪に伴う危険回避のため、観察棟は閉館となります。そのため、プラネタリウムや週末天体観望会は休止とさせていただきます。ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお3月からは、積雪の状況を見ながら開館する予定です。【冬の星空ガイド】(土・日・祝日のみ)
プラネタリウムに代わり、冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬の夜空は最も一等星が多く昇り、とても豪華な星空が楽しめる季節です。ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバランの7つの一等星や、その付近の星座を中心に星空をガイドします。参加された方には、冬の星座のしおりや誕生日星空シートをプレゼントします。
<物 語> 「オリオン座の話」
<場 所> 本館2階 会議室
<時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~
(所要30分程度) -
2018.12.14
【ウィルタネン彗星の接近】
今週は、県内の低い山も一面雪化粧をし、いよいよ本格的な冬の到来となりました。
さて、やって来たのは雪だけではありません。今月は、久しぶりに観察しやすい彗星がやって来ます。名前を「ウィルタネン彗星」と言い、1948年1月にウィルタネン氏(アメリカ)が発見した公転周期約5.4年の彗星です。12月中旬に地球と太陽に接近するため、その前後のころに最も明るくなり、さらに見かけの動きも速くなって星座の中をどんどん動いていきます。夕方5時頃、東の空から昇る「おうし座」を北上していき、夕方から未明ごろまで見えるようになります。このころが明るさのピークで、4等星台前半から3等星台後半まで明るくなる見込みです。2等星の北極星よりも明るさは落ちますが、街明かりの少ない郊外まで行けば、肉眼でもなんとか見つけられると予想されます。これだけだと暗い彗星…のように感じますが、明るさが4等星程になる彗星は2015年11月以来で約3年ぶりです。16日前後にはプレアデス星団(すばる)と接近するので、月明かりはあるものの、双眼鏡での観望や写真撮影の絶好のチャンスとなるでしょう。
ウィルタネン彗星は12月の後半になると、夕方4時半頃、北東の空から昇る「ぎょしゃ座」から北の方角へと動いていき一晩中見えるようになります。ゆっくりと減光していきますが、年末の時点でも5等星台の明るさになると予想されます。
自然保護センターでは15日(土)の午後7時から9時に「週末天体観望会」を実施します。今月の観望会テーマは「すばる」です。ウィルタネン彗星は午後8時頃、東の空、高度約60°におうし座のプレアデス星団(すばる)に接近します。天候が良ければ、プレアデス星団(すばる)を小望遠鏡で、ウィルタネン彗星を80㎝反射式望遠鏡で観察する予定です。
さらに、先月11月8日には、日本の藤川氏と岩本氏が新彗星を発見したニュースもありました。この新彗星は、マックホルツ・藤川・岩本彗星と名付けられ、現在は夕方の西の空の低空に見えるそうです。ただし、こちらは7~9等星級の上に低空のため、見つけるのはとても難しいようです。
明るい彗星を見ることができるのは今だけです!今週末は、暖かい服装をし、双眼鏡やカメラを持って、六呂師高原まで遊びに来られてはいかがですか。ウィルタネン彗星H30.12.10 プレアデス星団(すばる) ≪お知らせ≫
県内屈指の夜空の暗さを誇る六呂師高原では、冬のダイヤモンドと呼ばれる7つの一等星(ベテルギウス、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン)や天の川をはじめ、美しい星たちが空いっぱいに広がっています。
しかし、この星空は本当に美しい星空と言い切れるのでしょうか。現在の日本は都市化が進み、いたる所で電灯の光(光害)が溢れています。今まできれいな星空を見ることのできた地域でも、その光害が夜空を明るくすることで、その環境が今後失われていく可能性があります。この星空環境を守るために、今我々にできることは何でしょうか。
この講演会では、福井工業大学の中城智之教授が、どうしたらこの美しい星空を残していけるかについて、地域活性化の観点も含めて、参加者の方々と対話をしながら講演します。
日時:12月23日(日)
場所:福井県立図書館(多目的ホール)
参加申込:12月20日までにセンターまでTELかFAXかメール
参加無料、定員120名
【年末年始のセンター休館日について】
平成30年12月28日(金)~平成31年1月4日(金)まで休館とさせていただきます。利用者のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、1月5日(土)からは、通常通り開館いたします。
12月15日(土)
★観察棟
※曇・雨天時は彗星の話やプラネタリウムの上映をします。また、積雪がある場合は、観察棟までの階段がたいへん危険になるため、プラネタリウムと週末天体観望会は中止とさせていただきます。どうかご了承ください。
【週末天体観望会】 ★枕草子に出てくる天体「すばる」をみよう★
プレアデス星団 開催時間 19:00~21:00 (20:45までには観察棟にお入りください。)
※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。
12月15日(土) 16(日)
★観察棟
【プラネタリウム】冬の星座番組
冬の星座解説と星座の物語。
10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)
昼天観望会 15:15~16:00
≪星座の物語≫ 午前 「ふたご座の話」
午後 「天の狩人オリオンの話」
天の狩人オリオン -
2018.12.01
2月28日(木)をもちまして、H30年度の「冬の野鳥レストラン」は閉店させていただきました。
毎年、冬季の間、大好評をいただいている「冬の野鳥レストラン」を、平成31年の1月~2月に開店します。近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内から、エサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察できます。年の初めに、可愛らしい野鳥を見にいらっしゃいませんか。
●どんな野鳥が来るの?
野鳥レストランでは、平成18~29年度までに42種の野鳥が記録されています。その中でも常連さんは、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラなどのキツツキ類、ヒヨドリや カケスです。時には、小鳥を狙うハイタカが現われたり、野鳥ではありませんがリスが常連さんになってくれる時もあります。
ヤマガラ オオアカゲラ ニホンリス ●どうやって観察するの?見どころは?
暖かい室内から、窓越しに野鳥を観察します。野鳥は窓のすぐ近くまでやって来るので、肉眼で観察できます。小鳥がヒマワリのタネをくわえて、中身を上手に取り出す様子を、間近で見ることができます。 屋外に小型マイクを設置してあるため、タネをくちばしでつつく音や鳴き声も聞こえます。
●野鳥ガイド
期間中の日曜日、祝日の10:00~15:00には、福井県自然観察指導員による野鳥ガイドを開催します。鳥の名前や習性 につ いて詳しく聞くことができます。
●団体のお申込み(個人の場合の申し込みは不要)
10人以上の団体の場合は、自然保護センターに前日までに電話等でお申し込みください。
(電話での受付は月曜日と祝日の翌日を除く 9:00~17:00)
電話: (0779)67-1655
FAX: (0779)67-1656
E-mail : sizen-ci@pref.fukui.lg.jp
共催:福井県自然観察指導員の会
協力:日本野鳥の会福井県
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