「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

  • 2018.08.02

    【夏休み特別企画開催!】

     8月4日(土)の夜には土曜の夜はライトトラップだ!を開催します。

     ライトトラップとは白い布に光を当てて、光に寄ってくる昆虫を採集する方法です。自然保護センター横の学習広場で20時よりライトトラップを実施し、集まってきた昆虫たちをガイドの解説付きで観察します。カメラをお持ちになれば、昆虫の写真を撮影することもできます。ガイドから昆虫の名前や生態などを教えてもらえるため、後から図鑑などでも調べやすく、夏休みの自由研究のよい資料にできるでしょう。開催時間の終わりごろには、カブトムシまたはクワガタムシを抽選で持ち帰ることができます。

     また、同時開催の週末天体観望会(19:30~21:30)にもご参加いただけます。先日最接近日を迎えた火星や、環が大きく見える土星がたいへん見ごろです。ライトトラップと併せて、ぜひ観察棟にも足をお運びください。

     19:00 受付開始(随時受付)

     20:00 ライトトラップ開始

     21:30 終了

     ※雨天中止

     

    ライトトラップ
     
    カブトムシ
    ノコギリクワガタ
    ミヤマクワガタ
    スジクワガタ

     

    【お知らせ】

    8月8日(水)より自然保護セミナー「驚きのクモの世界」の参加者を募集します。このセミナーでは、特別講師を招いて、驚きに満ちたクモの生態についてご講演いただきます。講演後には、自然保護センターの自然観察の森で、本物のクモを観察します。

    8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!駆除した外来植物を使って、バンダナを色鮮やかに染色します。お早目にお申込みください。

     

    8月4日(土)

    ★本館、学習広場

    【土曜の夜はライトトラップだ】

    光に寄ってくる昆虫たちを採集し、ガイドの解説付きで観察します。自分で記録をとれば、自由研究にも使えるかも。

    ライトトラップ
     

    開催時間 20:00~21:30 (受付19:00~)

    ★観察棟

    【週末天体観望会】

    8月のテーマ:★環が大きく開いた「土星」をみよう★

    土星

    ★大接近後の「火星」をみよう★

    写真提供 橋本恒夫 氏

    開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

    ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

     

    8月5日(日)

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ22回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    <講 師> 多田 雅充さん

    <テーマ> 自然を体感しよう

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     8月4日(土) 5日(日)

    ★本館

     【カブトムシタッチコーナー】

     特設のカブトムシハウスの中で、カブトムシに触れることができるコーナー。

    カブトムシハウス

    <場所> 本館玄関前

    <時間> 9:00~17:00

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」

  • 2018.07.29

     夏、湿地や池に生息するトンボたちは、開けた水面のある場所を好みます。

     ところが梅雨から盛夏にかけて、植物はどんどん成長し、開けた水面をどんどん覆ってしまいます。そのため、夏から秋のトンボたちがたくさん集まって産卵できるようにするためには、水生植物が繁りすぎないように管理する必要があります。

     そこで自然保護センターでは、毎年この時期に、妻平湿原のヨシやマコモなどの抽水植物を抜いたり刈ったりして、伸びすぎないように管理する作業を行っています。

     去る7月27日、今年の猛暑にも負けず、職員一同、汗だくになりながら、トンボたちの楽園を守るために頑張りました。
     今年も8月から9月にかけて、ギンヤンマ、オオルリボシヤンマ、ショウジョウトンボ、ネキトンボなどのオシャレで色鮮やかなトンボたちの繁殖行動が観察できると思います。

    作業前の妻平湿原before1
    作業前の妻平湿原before2
    作業後after1

     

    作業後after2

     

    ギンヤンマ
    オオルリボシヤンマ
    ショウジョウトンボ
    ネキトンボ
  • 2018.07.27

    【キキョウとオミナエシが咲きました!】

     昨年、職員作業で造成した絶滅危惧植物の花壇では、キキョウとオミナエシの花が咲き始めました。

     キキョウとオミナエシは、かつては普通に見られる種でしたが、自生地がどんどん減少し、福井県レッドデータブックでは県域絶滅危惧種Ⅰ類に選定されています。しかし、現在は、どちらもなかなか野生の個体を見ることはできませんが、六呂師高原では、まだわずかの自生が確認されています。センターでは、こうした希少な種を保全するため、昨年、花壇を作りました。今年も順調に花が咲き、一安心です。

     キキョウは、大きな風船のようなつぼみから、青紫色のたいへん美しい花が咲きます。現在、この花壇には10輪程の花が咲いており、これから開花するつぼみもまだまだ付いています。

     一方、オミナエシは、茎を高く伸ばした先に、3~4mmの小さな黄色い花をたくさん付けます。この小さな花の間を、少しの移動で効率よく蜜を集めることができるため、その花々には昆虫が好んでやってきます。チョウやハチなど多様な生きものを間近で見ることができるでしょう。「冬の野鳥レストラン」のように、このオミナエシの花壇が、これからもっと開花し、「昆虫のレストラン」としてにぎわうことを願っています。

    キキョウ
    オミナエシ
    花壇
    花壇

    【お知らせ】

    ・7月28日(土)に実施予定の「土曜の夜はライトトラップだ」は、台風12号接近にともなう荒天が予想されるため、中止させていただきます。なお8月4日(土)にも、同じ内容のイベントを開催する予定ですので、そちらにお越しください。

    白山で、美化清掃や自然解説などのボランティアをしている白山国立公園パークボランティア。その活動の様子や、風景、動植物を映した「白山国立公園パークボランティア写真展」を本館レクチャーホールで展示しています。期間は8月2日(木)までです。

    7月31日(火)に特別観望会「15年ぶりの大接近!巨大な火星をみよう」を開催します。無料、受付不要です。ぜひご参加ください。

    8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。

     

    7月28日(土)

    ★観察棟

    【週末天体観望会】

    7月のテーマ:★15年ぶりに大接近する「火星」をみよう★

    写真提供 橋本恒夫 氏

    開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

    ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

     

    7月29日(日)

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ20回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    <講 師> 石田 善之さん

    <テーマ> 夏の雑木林を探検しよう

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     7月28日(土) 29日(日)

    ★本館

     【カブトムシタッチコーナー】

     特設のカブトムシハウスの中で、カブトムシに触れることができるコーナー。

    カブトムシハウス

    <場所> 本館玄関前

    <時間> 9:00~17:00

     特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

     県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00(随時受付)

    特別展【白山国立公園パークボランティア写真展】

    白山国立公園パークボランティア写真
    PV写真展チラシ

     白山で、美化清掃や自然解説などのボランティアをしている白山国立公園パークボランティア。その活動の様子や、風景、動植物を映した「白山国立公園パークボランティア写真展」を本館レクチャーホールで展示しています。期間は8月2日(木)までです。詳しくはHPをご覧ください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00

     

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」

  • 2018.07.27

    現在、センター本館レクチャーホールにて、白山のパークボランティア活動&白山の自然を紹介する写真展を展示しています。

     パークボランティアとは、国立公園で美化清掃や自然解説などをボランティアで行うことです。本写真展では、パークボランティアが撮影した白山国立公園を多数展示しています。ボランティアの視点で切り取った白山での活動の様子や、風景、動植物のワンシーンをご紹介します。

     期間は8月2日(木)までとたいへん短いですが、センターにお立ち寄りの際にはぜひご覧ください。

    ▼チラシダウンロード(PDF)

    PV写真展チラシ
    PV写真展チラシ

     

     

    白山国立公園パークボランティア写真
    白山国立公園パークボランティア写真展

     

     

     

  • 2018.07.20

    【この夏は火星を見よう!】

     この夏、南の空に大きく赤く輝く天体は、地球のすぐ外側を公転する惑星の「火星」です。7月31日は、この火星がなんと15年ぶりに地球に最も近づく日となります。火星大接近のこの日は、地球から見た火星の大きさ(見かけの大きさ)が一番大きくなります。視直径は24.3秒となり、その見かけの大きさは、火星が一番遠いところに行ったときに比べ約7倍も大きくみえます。7月31日からは、少しずつ見かけの大きさは小さくなっていきますが、8月末でも、その大きさは視直径が21.0秒と、まだまだ見応えは十分にあります。(視直径とは天球上での天体の見かけの直径のこと。1度=60分、1分=60秒、月の視直径は平均30分)

     もう一つの火星の特徴はその赤い色。その名の通り「火」のように赤く見えるのは、火星表面が赤っぽい土や岩石で覆われているからです。その岩石は酸化鉄(さびた鉄)を多くふくんでいます。さびた鉄を見たことある人はその色を思い出してください。また、火星の極付近には、氷やドライアイスでできた「極冠」と言われる白色の部分があります。火星の気温は夏はマイナス60℃、冬はマイナス120℃で、火星大気の95%である二酸化炭素も冷えて固まってしまうのです。

     本来、望遠鏡で大接近した火星を見れば、赤い地表や白い極冠を見ることができます。しかし、現在、火星では大気が不安定なため、大規模な嵐が続いているそうです。このため、砂嵐により舞い上げられた赤い土の影響で、見た目が赤というよりもオレンジ色に見えるでしょう。その色からも、火星の過酷な環境を垣間見ることができます。

     今こそ、15年ぶりに大接近する火星を観望する絶好のチャンスです。7月31日(火)は、当センターで特別観望会「15年ぶりの大接近!巨大火星をみよう」を実施します。口径80cm巨大反射式望遠鏡や口径20cm屈折式望遠鏡でじっくりと火星を観望できる他、口径10cm屈折式望遠鏡2台、口径20cm反射式望遠鏡2台の計4台でも夏の天体を観望できます。野外の「見上げてゴロン、夜の星を」では、この夏に見られる天体について解説を聞きながら、実際の星空を肉眼や双眼鏡で観望できます。夏の夜空を満喫できる自然保護センターへ、ぜひお越しください。

    砂嵐時の火星(7月8日)

    火星

    写真提供:橋本 恒夫 氏

     

    【お知らせ】

    8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。

    ・8月12日(日)開催の天文教室「ペルセウス座流星群をみよう」は定員に達したため、受付を終了いたしました。

     

    7月21日(土)

    ★池ケ原

    【池ケ原湿原ガイド】

     湿原の多くの動植物についてガイドを実施します。今回が最終回です!きれいな湿原植物が皆さまをお待ちしております。

    <講 師> 山岸 登美子さん

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  

           (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。

    7月22日(日)

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ20回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    <講 師> 多田 雅充さん

    <テーマ> 自然を体験しよう

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     7月21日(土) 22日(日)

    ★本館

     特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

     

     県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00(随時受付)

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」

  • 2018.07.13

    【自然の楽しさてんこもり!夏の自然保護センター情報】

     小中学校は夏休みまであと1週!

    センターでは、夏の六呂師高原を満喫できる特別企画として、「土曜の夜はライトトラップだ!」、「駆除した外来植物で草木染め」、「カブトムシタッチコーナー」、など実施予定です。みなさんのお越しを心よりお待ちしています。

     「土曜の夜はライトトラップだ!」は、7月28日(土)と8月4日(土)の夜に開催します。白い布を広げ、そこに光を当てることにより、昆虫類をおびき寄せます。講師の説明のもと、寄ってきた昆虫類を観察・採集をして、夏休みの自由研究にも活用してみませんか。同時刻には、天体観望会も実施しておりますので、夏の夜を十分に楽しむことができます。

     「駆除した外来植物で草木染め」は、8月11日(土)に開催します。駆除したセイタカアワダチソウ等の外来植物を染料に使い、草木染めを体験できます。講師の説明のもと、鮮やかに染色されたバンダナを、家族や友達と一緒につくりましょう。こちらは午前の部、午後の部でそれぞれ20名ずつの定員がございますので、お早目にお申込みください。

     もちろん、「四季の自然観察シリーズ」、「週末天体観望会」などの週末の体験プログラムもこれまで通り実施します。夏休み期間中、「プラネタリウム」は土曜・日曜・祝日に加え、金曜日も開催します。その他、特別観望会や天文教室、池ヶ原湿原ガイドなどのイベントも多数予定しています。

    夏休みチラシ
    夏休み2

    チラシダウンロード

     

    【お知らせ】

    8月11日(土)の夏休み特別企画「駆除した外来植物で草木染め」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。

    8月12日(日)開催の天文教室「ペルセウス座流星群をみよう」の参加者を募集中です!お早目にお申込みください。

    ※これらのイベントは定員に達し次第締め切ります。

     

    7月14日(土)

    ★池ケ原

    【池ケ原湿原ガイド】

     湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。

    <講 師> 矢村 健一さん

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  

           (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。

    7月15日(日)

    ★観察棟

    【天文教室 望遠鏡を作ってみよう!≪夏休み自由研究対策≫】

     天体望遠鏡の仕組みを学びながら、自分だけの望遠鏡を手作りします。作成後は望遠鏡を使う練習をして、実際に野外で天体観望を行います。作製した望遠鏡で月を観察すれば、クレーターなどの表面の様子がはっきりと観察できます。また、土星の輪も確認できます。これで夏休みの自由研究はバッチリ!

    申し込みは終了しました。

    参加者の方は忘れ物のないよう、気を付けてお越しください。

    開催時間 18:00~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

    ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ18、19回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    15日(日)

    <講 師> 石田 善之さん

    <テーマ> 木漏れ日の中を歩こう

    16日(月祝)

    <講 師> 井部 正興さん

    <テーマ> 高原の生きものたちは

     

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     7月14日(土) 15日(日)、16日(月祝)

    ★本館

     特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

     

     県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00(随時受付)

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「いるか座の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」

  • 2018.07.12

     自然保護センターでは夏休み期間中に、六呂師高原の夏の自然を満喫できる特別企画を実施します。ライトトラップや草木染め、天体観望など盛りだくさんの企画で、ご家族そろってお楽しみいただけます。

    尚、企画で申し込みが必要なものについては、イベント情報ページにてご確認ください。

    ▼詳しくは、下のチラシをご覧ください。

    夏休みチラシ 表
    夏休みチラシ 裏

     

    ▼チラシのダウンロードはこちら

    夏休みイベントチラシ(PDF)

    夏休みイベントチラシ(JPG表)(JPG裏)

     

  • 2018.07.07

    【7月初旬の池ヶ原湿原】

     7月初旬の池ヶ原湿原は、普段はなかなか見ることのない湿原植物の花が次々と咲きます。今一番の見ごろは、白く小さな花を穂状にたくさんつけたミズチドリです。このミズチドリは、県内で六呂師高原のみに分布する希少種で、池ヶ原湿原が最大の生育地です。そのため、福井県レッドデータブックでは、県域絶滅危惧Ⅰ類に選定されています。池ヶ原湿原のヨシの間からたくさん顔を出しており、今が満開です。

     もう一つ、これからが見ごろとなるのは、花の色が柿の色に似ていることから名付けられたカキランです。一つの株に10個ほどの小さな花を、やや垂れ下がったようにつけます。オレンジ色の花弁の中には紫色の唇弁があり、とても可愛らしい色合いです。

     池ヶ原湿原全体では数百株が生育しており、これからは木道沿いで普通に観察することができると思います。

     その他にも、池ヶ原湿原では、トモエソウ、メタカラコウ、ヌマトラノオが咲き始めました。中でもトモエソウの花は、たいへん鮮やかな黄色で、花弁の形がねじれて風車のように見えます。

     今週はあいにくの雨模様でしたが、天気が回復する来週こそは、これらの植物を観察しに、六呂師高原にお越しになりませんか。色とりどりの湿原植物が皆さまをお迎えします。土曜日には池ヶ原湿原ガイド(7月21日まで)も実施しており、湿原の多くの動植物についてご説明しますので、奮ってご参加ください。

    ミズチドリ
    カキラン

    【お知らせ】

    7月15日(日)天文教室「天体望遠鏡を作ってみよう!《夏休み自由研究対策》」の参加者を募集中です!

    8月4日(土)夏休み標本教室「作ってみよう昆虫標本」の参加者を募集中です。お早目にお申込みください。

    ・7月21日(土)の夏休み標本教室「美しい植物標本をつくろう」は定員に達しましたので、受付を終了いたします。

    ・7月22日(日)の天文教室「スマホやケータイで星を撮ろう《夏休み自由研究対策》」は定員に達しましたので、受付を終了いたします。

    ※これらのイベントは定員に達し次第締め切ります。

     

    7月7日(土)

    ★観察棟

    特別観望会 七夕の夜 ー織姫星と彦星をみようー

    七夕の夜、六呂師の満天の星空の下で願いごとをしませんか。おりひめ星(ベガ)とひこ星(アルタイル)、天の川、デネブやアルビレオなどの夏の天体の観望をします。野外の「見上げてゴロン、夜の星をコーナー」では、寝転がりながら六呂師の星空を見上げ、星座の解説や天の川の観望を楽しんでいただけます。

    七夕

    開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

    ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

    ★池ケ原

    【池ケ原湿原ガイド】  ※7日は雨天中止

     湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。

    <講 師> 矢村 健一さん

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  

           (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。

    7月8日(日)

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ17回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    <講 師> 伊藤 勝幸さん

    <テーマ> 森の中で甲虫を探そう

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     7月7日(土) 8日(日)

    ★本館

     特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

     

     県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00(随時受付)

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「天の川と七夕の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」

     

  • 2018.06.30

     平成30年6月24日(日)に、勝山市平泉寺町にある池ヶ原湿原にて、「植物観察会&外来植物駆除活動」が行われました。この活動は、地域の企業や団体・学校・行政・専門家等によって構成される池ヶ原湿原保全・活用協議会が主催しており、当センターも事務局として大きく関わっています。実施当日は、晴天で暑い日でしたが、約40名と多くの方々に参加していただき、気温とともに内容も高まった観察会&活動となりました。

     

     この行事の目的は、参加者の方々に、池ヶ原湿原には長い歴史があり、多様な植物等の生物が残されていることや、生態系を破壊するおそれのある外来植物オオハンゴンソウが侵入していることを知っていただくとともに、その駆除を体験していただくことです。

     まずは、前半の湿原植物観察会において、参加者の方々に、池ヶ原湿原の成り立ちや経緯、湿原植物とヨシやハンノキ等の関係を知っていただき、保全活動がどのように行われてきたかを学んでいただきました。下の写真は、開会式と湿原植物観察会でのお話しの様子です。専門家による分かりやすい解説で、初めて参加された方も、熱心に耳を傾けておられました。

    開会式のようす
    湿原植物観察会前の説明

     観察会では、池ヶ原湿原の木道を歩いているだけでも、とても爽やかで気持ちが良いですが、何といっても湿原植物があちこちに咲いているところが魅力的です。自然観察指導員の先生方の分かりやすい解説のもと、様々な湿原植物を観察することができました。

     人の背丈よりも大きくなったヨシの間からは、ミズチドリの白い花たちが顔をたくさんのぞかせていましたし、メタカラコウやカキランのつぼみ、モウセンゴケ等を見ることもできました。

    木道1
    木道2
     

    ミズチドリの観察
     

    ヨシ原の中に咲くミズチドリ

     また、観察会の途中、センター職員からは、池ヶ原湿原の歴史についての解説を行いました。実は、昨年、池ヶ原湿原では、京都府立大の高原教授らのグループによってボーリング調査が行われ、採取された堆積物の中から、約3万年前に鹿児島湾の姶良カルデラが大噴火した際に降灰した火山灰が発見されています。今、目の前にある池ヶ原湿原の環境は、氷期を超えて成り立った貴重なものであることをお伝えすることができ、良い機会となりました。

     この後も、その他の湿原植物を観察し、保全活動の必要性について十分に学ぶことができ、参加者の皆さんもたいへん興味関心を持っていただけたようです。

    センター職員による池ヶ原湿原の歴史の解説
    歴史の証拠となる火山灰資料を観察しているようす

     そして、いよいよ会の後半は、オオハンゴンソウの駆除活動です。まずは、オオハンゴンソウの繁殖力の強さを駆除の方法と合わせてお伝えしました。そもそもオオハンゴンソウは、外来生物法で特定外来生物に指定されており、栽培や生きたままの運搬等が禁止されています。その繁殖力はとても強く、根まで丁寧に取らないと、またすぐに新たな株が生えてくるほどです。また、根こそぎ除去しても、まき散らされた種が地中に山ほど眠っており、取っても取っても次々と生えてくるため、根気強く駆除活動をしていく必要があります。この池ヶ原湿原でも、約10年に渡りこのオオハンゴンソウの駆除活動を続けてきましたが、未だ根絶には至っておりません。駆除活動をやめてしまうとたちまち湿原内で繁茂し在来の植物に悪影響を与えかねません。

     駆除活動を行う前に、長年池ヶ原湿原でのオオハンゴンソウ駆除を請け負っている、株式会社BO‐GA(ボーガ)の講師から、正しい駆除の方法のレクチャーがありました。

    オオハンゴンソウ
    駆除の方法を熱心に勉強する参加者たち

     さて、駆除方法をご理解いただけたところで、実際に湿原内外の3か所に別れて駆除活動を行いました。

     サンカクホーやスコップ、根堀り等を使いオオハンゴンソウを根こそぎ採ろうとしますが、思っていたよりも根が深く張っており、力が必要でした。しかし、大勢の力が集まったことで、駆除したオオハンゴンソウのつぼみを切り取って集めたり、再び根が張らないように根を切り乾かしたり、一つひとつの作業を丁寧に行うことができたように思います。

     オオハンゴンソウが減ったことが確認でき、参加者の方々の作業後の顔には、すがすがしい爽やかな汗が光っていました!

     

     
    湿原外での駆除のようす
     
    抜き取られたオオハンゴンソウの山

     

     今回は駆除活動にはあまり多くの時間は割けませんでしたが、湿原内にはオオハンゴンソウがほとんど見当たらなくなりました。

     湿原の外にはまだまだオオハンゴンソウが繁茂していますが、この夏もイベント以外での駆除活動を継続して行います。

     

     今回の植物観察会&外来植物駆除活動は初めての試みでしたが、多くの方々に池ヶ原湿原の歴史や湿原植物等の生態系や、生態系を破壊するおそれのある外来植物であるオオハンゴンソウが侵入していることを知っていただくとともに、駆除を体験していただくことができ有意義な活動になったように思います。

     

     湿原のミズチドリに代わって、ご参加いただいたみなさんに感謝申し上げます。

     

     さて、今後の予定として、協議会主催のイベントとしては、10月20日にはヨシ刈り活動も予定されており、7月21日までの毎週土曜には湿原ガイドも実施されますので、是非ご参加ください。

  • 2018.06.30

    【六呂師高原の夏がやってきます】

     今週末で6月も終わります。気温も高くなり、いよいよ夏本番です。現在、自然観察の森から妻平にかけては、さまざまな花が咲いています。オカトラノオ、エゾアジサイ、マタタビ、ムラサキシキブ、ウツボグサ、ノリウツギ、クサレダマ、ミズチドリを見ることができます。池ヶ原湿原では、ミズチドリやミヤコイバラの花が満開を迎えており、メタカラコウが咲き始めています。

     さらに、これからは六呂師の美しい夜空が一段と見ごろとなる季節です。月が出ていない夜空には、美しい天の川が肉眼でもはっきり見ることができます。 

     また、南側の空を見上げると、きれいな惑星たちが並ぶように輝いており、午後9時ごろになれば、西の空に金星が一番明るく輝き、南西の空には木星、南の空には土星、南東の空にはきれいな赤色の光を放つ火星がのぼっています。その惑星たちに、おとめ座のスピカやさそり座のアンタレスを含めると、まるで南の空にかかる明るいアーチのようです。特に7月31日に地球に大接近する火星は見応えがあり、6月30日現在でマイナス2.5等級の赤い光は、これからの1カ月間でさらに輝きを増していきます。

     当センターの観察棟では、これらの天体に関する観望会を定期的に実施していきます。巨大望遠鏡での星空観察や、専門家による星空解説により、夜空の星をよりいっそう楽しむことができます。この夏は、六呂師高原へお越しになり天体観望を楽しみませんか。美しい夏の夜空が皆さまをお迎えします。

    天の川
    巨大望遠鏡

     

    【お知らせ】

    7月15日(日)天文教室「天体望遠鏡を作ってみよう!《夏休み自由研究対策》」の参加者を募集中です!

    7月21日(土)の夏休み標本教室「美しい植物標本をつくろう」の参加者を募集中です!

    夏休み標本教室「作ってみよう昆虫標本」の申し込み受付を7月4日から開始します。お早目にお申込みください。

    ・7月22日(日)の天文教室「スマホやケータイで星を撮ろう《夏休み自由研究対策》」は定員に達しましたので、受付を終了いたします。

    ※これらのイベントは定員に達し次第締め切ります。

     

    6月30日(土)

    ★池ケ原

    【池ケ原湿原ガイド】

     湿原の多くの動植物が見ごろとなる5月下旬から7月下旬にかけ、ガイドを実施します。

    <講 師> 山岸 登美子さん

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15  

           (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、池ヶ原湿原駐車場にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等。

    ★観察棟

    週末天体観望会】※土曜夜のみ開催 

    6月のテーマ:★太陽系最大の惑星「木星」をみよう★

    木星

    開催時間 19:30~21:30 (時間内に観察棟までお越しください。)

    ※夜はかなり冷え込みますので、十分にあたたかい服装で、お越しください。

     

    7月1日(日)

    ★自然観察の森

    四季の自然観察シリーズ

     今週末は、2018年のシリーズ16回目です。自然観察の専門家のガイドと一緒に森を歩きながら、毎回ちがったテーマで六呂師高原の自然や楽しみ方を学びます。※雨天時は、館内の展示を解説します。

    <講 師> 朝日 正之さん

    <テーマ> モリアオガエルの卵・オタマジャクシを見に行こう!

    <時 間> 11:00~12:00  13:15~14:15

     (所要時間約60分)

    <集 合> 開催時間までに、自然保護センター玄関前にお集まりください。

    <持ち物> 飲み物、長そで、長ズボン、ぼうし、タオル等

     6月30日(土) 7月1日(日)

    ★本館

     特別展【ふくいの動物はくせいクイズ】

     

     県内で見られる動物のはく製を使ったクイズです。ただ見ているだけでは、動物の生態を知ることは難しいですが、クイズの答えを考えることで、その生態がだんだん分かってきます。小さなかわいいものから、大きな迫力あるはくせいが待っています。小さなお子さまからお楽しみいただけます。ぜひお越しください。

    <場所> 1階 レクチャーホール

    <時間> 9:00~17:00(随時受付)

    ★観察棟

    【プラネタリウム】夏の星座番組

    夏の星座解説と星座の物語。

    10:00~ 11:00~ 13:30~ 14:30~(所要時間約40分)

    ≪星座の物語≫ 午前 「天の川と七夕の話」 午後 「南斗の仙人北斗の仙人」