◆今週末のイベントと自然情報 2月24日~25日

【六呂師高原で感じる春の兆し

 

 朝晩はまだ冷え込みが厳しいですが、日中はだんだんと暖かくなってきました。晴れ間がある日も増えてきて、少しずつ春が近づいていることを感じます。 

 

 六呂師高原で感じる春の訪れの一つに鳥のさえずりがあります。最近、通勤して車から降りるとセンター周辺の森から「ツツピー、ツツピー」と、とてもきれいな声が聞こえることがよくあります。この声はシジュウカラやヤマガラのさえずりです。

 

 また、先日スノーシューをはいて自然観察の森を見回った時には、分厚い雪に覆われた森の中で雪の上に頭を出す木々の枝先に、春に向けて少しずつふくらんでいく冬芽をみつけました。

 動物も植物も例年以上の積雪に耐えながらも春に向け着実に準備を進めているようです。

 

トチの冬芽 芽には光沢があり、さわると粘着性があります。
マンサクの冬芽 春に咲く樹木の花のトップバッターです。

 

 木々の冬芽が膨らむと、それを食べるのを楽しみにしている野鳥が訪れます。たとえば、センター周辺の森には桜の木が数本ありますが、この時期になると桜の木の周りで「フィ、フィ」と高い鳴き声が聞こえます。これはウソの鳴き声で、膨らみ始めた桜の冬芽を食べに来ているのです。ウソは数羽の群れで訪れることが多く、のどから頬にかけて可愛らしいピンク色をしています。

 

アカウソ(ウソの仲間) ピンク色がとてもかわいいです。
サクラの冬芽を食べるアカウソ
アカウソが食事をした後の桜の枝の下。食べ落とした冬芽がいっぱいです。

 

 これからは春の訪れとともに、冬の間には見られなかった野鳥がセンター周辺や野鳥レストランでも見られるようになります。興味のある方は野鳥レストランにお越しになって野鳥観察を楽しまれてはいかがですか。また、このホームページでも紹介する予定ですので楽しみにお待ちください。

 

 

 ここからは今週、野鳥レストランや六呂師高原で撮影した写真をご紹介します。

 

 今年の野鳥レストランはキツツキの当たり年!毎日のようにオオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラの本州で見ることのできる4種類をすべて見ることができます。しかもほぼ毎日、4種類が何回も来ます。オスとメスの両方を見ることができる日も多いです。キツツキの当たり年ですから、1本の木に2羽が一緒にとまるタイミングも時々あります。

 

今年はキツツキの当たり年。下にはオオアカゲラのオス。上にはアカゲラのオスがとまっています。
右がアオゲラのオス。左がアカゲラのオス。アオゲラの方が一回りは大きいです。

ただ一緒にとまっているのは一瞬なので撮影は難しいですが、ぜひ挑戦していただきたいです。

 

 次は六呂師の集落で撮影したキジです。日当たりの良い日に近くから撮影できたので、メタリックなキジの羽根の迫力をうまく撮影することができました。

 

キジのオス。雪の中だと、鮮やかな色彩が一段と目立ちます。
顔を見ると歌舞伎役者の隈取のよう。とても精悍な印象です。

 

 

お知らせ

※積雪が多いため3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが

 決定しました。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

 

 

2月24日(土) 2月25日(日)

●本館

 大好評!【冬の野鳥レストラン】

冬の野鳥レストラン開店しました

 近くでじっくりと観察することが難しい野鳥ですが、冬の野鳥レストランではあたたかい室内からエサ台に集まるたくさんの野鳥を間近で観察・撮影できます。お子さんは野鳥をモチーフにした壁飾り作りもできます(無料)。

<日 時>1月5日(金)~3月31日(土)の開館日

     9:00~17:00

     土曜・日曜・祝日の10:00~15:00には

     ガイドを実施

<場 所> 本館2階 森の学習室

 

※積雪が多いため、3月一杯まで冬の野鳥レストランの期間を延長することが決定しました!春が近づいてくると、レストランにホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリなどこれまでとは違う野鳥が訪れることもあります。野鳥ファンの皆様、お楽しみにして下さい。(3月からはガイドの実施はありませんのでご注意ください)

 

 特別展【奥越地方の野鳥と獣たち】

 

 奥越地方に生息する野鳥と獣たちを迫力の写真やはく製でご紹介します。

 

オオルリ

 写真展示では夏鳥・冬鳥・留鳥・旅鳥・冬の野鳥レストランの訪問鳥などを取り上げています。また、はく製展示ではイノシシやツキノワグマなどの獣たちや猛禽類を展示しています。中でも2017年に寄贈されたヤマドリを捕えたクマタカのはく製は大迫力で必見です。

  また「写真投稿コーナー」を設置しています。みなさまが撮影された野鳥の写真を掲示させていただきますので、とっておきの一枚をぜひご提供ください。

 

 <場 所> レクチャーホール

 <時 間> 9:00~17:00 

 

【保護中のリスのエサやりを公開します!】

 ※土日だけではなく開館日には公開します。

 現在、保護飼育中のニホンリスのエサやりを公開します。手を器用に使って、松ぼっくりやクルミなどのエサを食べる愛らしい様子をご覧になることができます。

 

工作室の大きなケージでクルミを食べるニホンリス。最近、クルミを自分で割って食べることができるようになりました。ただ、割り方はまだ上手ではなく、クルミに穴をあけて食べている状態です。野生のリスはクルミを真っ二つに割って中身を食べます。

 <場 所> 工作室

 <時 間> ①10:00~ 

       ②14:30~

 

 ◆保護飼育中のニホンリスについて◆

 2017年9月23日に福井市の文殊山の登山口で衰弱して地面にうずくまっているところを発見され、翌日センターまで届けられました。発見時は生後2か月の幼獣(オス)で、乳離れして間もない時期でした。犬用の粉ミルクやナッツなどを与えて元気を取り戻しましたが、まだ自力で自然のエサを得ることができません。ニホンリスは山林に生息していますが、実物を見る機会は少ないです。センターではこの機会に実物のニホンリスをみなさまに見ていただくことを通して、身近な自然にもリスが生息していることを知っていただき、自然や命の大切さを実感していただきたいと考えております。

【冬の星空ガイド】

 

 冬の星空解説や星座の物語を上映します。冬は星空の美しい季節です。星空ガイドを見れば、冬の星座を見分けることができるようになります。

 物語 「エリダヌス座の話」

 参加者には、冬の星座のしおりをプレゼントします。

 <場 所> 本館2階 会議室

 <時 間> ①11:00~ ②14:00~ ③15:00~

        (所要 30分程度)

★観察棟 ※積雪により観察棟が使用できません。

       プラネタリウムや週末天体観望会は休止します。

         3月中旬より再開予定です。